勇者史外典の聖地巡礼記事のあとがき

ーーー前回の記事はこちらから ーーーーーー

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タイトルでは「勇者史外典の聖地巡礼記事のあとがき」と記載していますが、目次2番目の「2.本題(朗読劇ふゆかの感想)」で該当作品の内容について触れておりますので、そちらの作品を未読の方でネタバレ等を気にされる方は本記事を読まないよう、予めご忠告させて頂ければと思います。


1.あとがき

以下、個人の感想しか記載していないので、読んでて疲れたらブラウザバックを推奨させて頂きます。

勇者史外典の聖地巡礼記事について、個人の感想を多く書いてしまうと聖地巡礼記事ではなくただの旅行記になってしまうと思い、見たものを文章として淡々と羅列してましたが、2年程経過してから見返すと、味気のない駄文の連なりだなぁと感じてしまったので吐きそうになりながらこの文章を書いています。

元々聖地巡礼という行為そのものが好きなことと、かねてから自分の好きなコンテンツでなにかひとつネット上に纏めてみたいなと思っていたところ、2019年の年末頃から勇者史外典の連載が始まったので、これだと思い食いついてしまいましたが、ノベライズ作品の聖地巡礼記事はグーグルで検索しても参考となる個人ブログがそこまで充実しておらず、四苦八苦しながら文章を纏めていたことを記憶しています。

やっぱり無難にアニメ本編のスクリーンショットと現地の写真との比較を一覧形式で纏めた方が良かったのではと思ったりしてましたが、とりあえず二年越しでなんとか纏って良かったです。

記事としてはふゆゆの第五話が存在しておりませんが、こちらについては純粋に夜の来島海峡大橋の遊歩道を歩くのが怖い事と、警察の方から職務質問されたくないということで、今後とも纏める予定はないのでご了承ください。


2.本題(朗読劇ふゆかの感想)

ここからが本題で、約2年越しにほぼ放置していたnoteの記事を更新した理由になってしまうのですが、先日、ふゆゆの続編にあたる「勇者史異聞 芙蓉友奈は語り部となる」(以降、ふゆかと省略)の最終話、「朗読劇 勇者史異聞 芙蓉友奈は語り部となる Carpe diem」(以降、朗読劇ふゆかと省略)を鑑賞してきました。

想像の斜め上をゆく素晴らしさと、鑑賞後のロス現象が凄まじく、何か発散できるものはないか思案していたところ、以前にnote記事を纏めていたことを思い出し編集の途中だった第4話の記事をメンテするついでに、あとがきのページを利用して感想を羅列させて頂きたいと思った次第です。

ということで、ネタバレ多めで簡潔に。

アニメ本編と連動したイベントである満開祭りとは違い、本編のスピンオフ作品のイベントということで、当日は参加されてる方は若干少なめの印象を受けましたが、声優さんによる1時間と15分にも及ぶ熱演は照明や音響の演出も相まって鑑賞されている方を魅了し、朗読劇というよりは舞台に近い印象を受けました。

同人誌即売会から誰も予想していなかった伊吹島に舞台を移し物語を進行させるという朱白あおい先生の脚本も大変素晴らしく、人生の本質ともいえるようなメッセージ性の強いラストは、自身の生活を顧みる何か一つの気づきを得たような気がします。

2020年の8月に電撃G'sマガジンから始まった二人の友奈の物語ですが、ゆゆゆい時空で異世代の勇者達と交流をした後に、ふゆか本編で横手すずという仲間を得て、2023年10月の朗読劇ふゆかで堂々と完結する3年以上にも及ぶ一連の流れをリアルタイムで追いかけることができ、鑑賞後は感慨深いものを感じていました。

朗読劇ふゆかの鑑賞後にX(旧twitter)で感想を見ていると、母親と同じ40代(神世紀55年?)の年齢で芙蓉友奈が亡くなる可能性があることと、赤嶺友奈が神世紀59年?生まれという設定であることから、友奈因子をもつ人間は同じ時代に1人しか存在できない説を一部のファンの方が考察されていました。

この考察を拝見して思ったのが、2020年8月の連載前から芙蓉友奈は早齢で亡くなる設定が盛り込まれていたのではないのか。そしてこの子の別の役割は上記の友奈因子の設定を説明する為だけに、将来展開するなにかの媒体で数行の文章で退場宣告ナレ死される可能性があったのではないのか。

ただそういった予定はあったものの、予想以上にキャラクターの人気が出てしまったので作品を応援するファンの心情を考慮して、ふゆかの企画を立ち上げ、彼女の生き方を示してくださったのでしたら、作り手の方々の生み出したキャラクターへの思いやりや感謝の気持ちを感じることができ、個人的には嬉しいのですが、はたしてどうなんでしょう。


3.本題の本題

ここからが更に本題で、このnoteの聖地巡礼記事について、最後に公開した記事から約2年の間に平均して毎週9人位の方がご覧になってくださっていたようです。更新していなかったのにありがたい限りです。(9人って多いんですか?

アクセス状況のスクリーンショット
一番参照されている記事は1話の嶽山回

アニメの聖地巡礼に関するアンケート結果を纏めたネットの記事によると、約7割の方が聖地巡礼に興味がないという結果だったことを踏まえると、読者として勇者史外典を読まれてる方はもう少し多いのかなといった印象をうけましたが... はたして、どうなんでしょう。

そういった新規の勇者であるシリーズのファンの方が、日を重ねるごとに増えている(気がする)ことを実感できたのもnoteに記事をアップしてよかったことの一つだなと感じています。

ここからは新規のファンの方向けの文章になってしまいますが、先述した朗読劇ふゆかは2023年の10月22日までカンフェティさんで配信されておりましたが、10月23日以降は視聴することができず、朗読劇の台本についても紙媒体・電子媒体ともに記事執筆時点では発売もされておりません。

○勇者史外典 上下巻 <発売日 ‏ : ‎ 2021/11/30>
○勇者史異聞 芙蓉友奈は語り部となる<発売日 ‏ : ‎ 2023/09/04>
○朗読劇 勇者史異聞 芙蓉友奈は語り部となる<未発売>

朗読劇の開催団体のREADPIAさんの過去の他コンテンツの実績を確認しても、台本や映像を納めたブルーレイの販売も行っていないので、朗読劇ふゆかの内容を知ることは現状かなり困難です。こればかりは会社の方針だと思うのでどうしようもないのかなと思います。

特に何の影響力もない個人のネット記事の力など皆無に等しいので、現状だと朗読劇ふゆかの映像や台本を販売してほしいというご意見を、直接伝えるしかないのかなと…。

朗読劇ふゆかについては、役者さんの演技やBGM、舞台演出の全てを楽しませて頂いたということで、Blu-rayとして手元に残しておきたいという気持ちしかないので、KADOKAWAさんには是非前向きにご検討して頂ければと思います。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。(終わり)

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