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【推しぬい】10cmぬいの前髪後ろ髪【作り方】

前回載せた10cmぬいの貼り合わせ用耳、前髪、後ろ髪のみの作り方説明です。
全体の作り方は前記事をご確認ください。型紙も配布してます。

◎道具

①ダイソー:両面アイロン接着クロス
 布を貼り合わせるために使用します。
②カットワークハサミ曲
 刃先がカーブしているので、細かな曲線(髪パーツ等)を切るのにとても便利です。
③手芸のり
④セロハンテープ(写真載せ忘れ)

ぬい全体を作る道具は前記事に載せているので、ここではあげていません。

◎作り方

まず、作りたい髪型を、型紙を元に作ります。
私はアナログでデザインしているため、画像が分かりづらいところがあります。申し訳ありません。

今回作るキャラクターはとんがり耳なので、貼り合わせ用耳の型紙を少し変えてます。普通の人間の耳の場合は、型紙をそのまま使用してください。

後ろ髪に裏地が欲しいかたは、後ろ髪の型紙を元に、裏地用の型紙も用意します。↓こんな感じ。

⭐︎貼り合わせ用耳

貼り合わせ用耳の型紙を2枚用意し、その2枚が入るほどの肌用布を2枚、切り出します。
肌用布よりほんの少し小さめに、接着クロスを切ります。

接着クロスが大きいと、アイロンやアイロン台に糊がくっついて、布が汚れる原因になるため、注意が必要です。

肌用布の裏面に接着クロスがくるように、2枚の肌用布で接着クロスを挟みます。

アイロン中度をスライドさせずに、押し付けるようにして当てましょう。
表20秒→裏20秒→表10秒→裏10秒というような感じで、当てるようにしています。
冷めるまでは平らなところで放置しておきます。

アイロンが甘いと剥がれやすくなるので、しっかり当てた方が良いです。

あとは、耳の型紙を布にテープで貼り付けて、切り出します。

前写真の際に毛足の向きを間違えていた為、向きが変わっています。
耳の外側に向かって毛足が流れるような向きか、耳の上から下に毛足が流れるような向きにします。

貼り付け用耳は、これで完成です。

⭐︎前髪

前髪は、耳と同じ作り方で、接着クロスで両面張りした髪用布に、型紙をテープで貼って切り出します。

裏面がそのままでも気にならないかたは、この作業は不要です。

前髪を切り出したら、縫い代部分(写真の赤斜線部分)に手芸のりを塗ります。

顔横のめじるし線と前髪の縫い代の角、それぞれの真ん中のめじるし線を合わせて、貼ります。

もしくは、手芸のりを使わず、縫い代内(赤点線あたり)で仮縫いでもOKです。

これで前髪は完成です。

⭐︎後ろ髪

裏面用の後ろ髪部分は下の写真の右上のように切り出します。
その横幅と同じ幅の後ろ髪用の布、裏面用の布の形に合わせた接着クロスも切り出します。

接着クロスで、裏面用の布を後ろ髪用の布の下の方に重ねて、貼り合わせます。

後ろ髪の型紙の縫い代がある部分を布に描き写し、裏面用の型紙を布にテープで貼り付けて、切り出します。

次に、裏側の段差部分になるところのボアの毛(下の写真の赤斜線部分)をできるだけ短く切ります。
ぬいが出来上がった時に、段差ができにくくする為です。

ここまでの作業も、裏面がそのままでも気にならないかたは、不要です。

ダーツ部分3ヶ所を縫い、縫い代部分に手芸のりを塗ります。
後頭部に、それぞれの真ん中、後頭部の角と後ろ髪の縫い代の角を合わせて貼り付けます。

後頭部側から見た写真

前髪同様、手芸のりを使用せず、縫い代内で仮縫いしてもOKです。

これで後ろ髪も完成です。

◎あとがき

あとは、前回あげた記事通りに作っていただければ、ぬいの完成です。

出来上がり後、後ろ髪が長すぎたので3cmくらい短くしました。
前髪もほんの少し変えています。

そんなことはよくあるので、髪は気持ち長めにボリューミーにデザインしておくと、出来上がり後に切って整えることができます。

今回は、表面裏面ともに同じボアを使用しましたが、裏面は同色のナイレックス布地など、薄手のものの方が、縫いやすいです。
後ろ髪がある場合、後頭部の布地も同じくナイレックス等をおすすめします。

ぬいの型紙は自由にアレンジして使用してもらってかまいません。
型紙の自作発言、商用利用はダメです。

使用の報告等は不要ですが、作ったことが私にわかるようにしてもらえると、飛び跳ねて喜びます。(Xのポストで@_tomo_neko_をつける等)

れっつ、推しぬいらいふ!

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