【推しぬい】10cmぬい素体作り【無料型紙】
推しぬい本や無料配布してくださっている型紙等で作り続けていましたが、理想体型のまんまる頭のプリっとお尻のぬいが欲しいと思い、製作しました。
型紙の種類が多ければより理想に近づけるよね!という想いから、自ら生み出した型紙を配布し、作り方を公開します。
⭐︎型紙
今回はのっぺらぼうで裸ん坊の素体作りなので、応用用の型紙は使用しません。
素人が作ったもので、正確さや精密さはありません。
ミシンでの製作も可能ですが、重なって厚みが出る部分は家庭用ミシンだとかなり難しいです。
ヒトデ型ボディや貼り合わせ用耳は、より簡単に作りたい人向けです。作り方がわからない等の声があれば、別途まとめます。
A4で印刷してご利用ください。
※自作発言、商用利用等は禁止
※個人利用やアレンジは自由
(報告等不要ですが、出来上がったぬいを拝見させていただけると飛び跳ねて喜びます)
⭐︎道具
①手縫い糸
説明用に分かりやすく赤にしていますが、普段は白を使用しています。
②仮止めクリップ
重ねた布がずれないよう、まち針がわりに使用します。まち針でもOK。
③ハサミ:カットワークハサミ
布や糸の裁断に使用します。裁ち鋏、糸切り鋏でOK。
④チャコペン:極細
型紙を布に写します。
⑤縫い針
⑥糸通し
針穴に糸を通すのに便利。無くてもOK。
⑦肌色のボア布地
⑧手芸綿
⑨蟹スプーン
綿詰めの際にとても便利。無くてもOK。
⑩手芸用かんし
布を表に返す時や綿詰めの際に便利。無くてもOK。
◎作り方
布の毛の流れが下向きになるようにして、型紙を描き写します。
お顔刺繍は型紙を写す前に、事前にしておきましょう。
型紙のきりとり線通りに布を切ります。
できあがり線を切らないよう、めじるし線に切り込みを入れておくと、組み立てる際に分かりやすいです。
縫い方は全て本返し縫いで、仮縫い部分だけ並縫いです。
できあがり線を縫っていきます。
⭐︎あたま
①顔のダーツ(三角になっている所)2ヶ所を縫います。
②耳2枚を中表に重ねて写真のように縫います。縫い終えたら、縫った糸を切らないように縫い代を切り落として、表に返します。
これを両耳分作ります。
③表にした顔に、耳を写真のように重ねます。顔横のめじるし線とダーツに耳を合わせて、ぬいしろ内で仮縫いします。
④あごと顔を中表にして縫い付けます。
あごのできあがり線の角と顔横のめじるし線、それぞれの真ん中のめじるし線が合うように重ねて縫ってください。
⑤2ヶ所のダーツを縫った後頭部2枚を中表に重ねて、写真のように返し口を残して縫います。
⑥左右に開いた後頭部の真ん中と、前頭部(カーブがきつい方)の真ん中のめじるし線を合わせて、中表で縫います。
アホ毛やツンツン髪、うしろ髪が必要な場合はこの間に挟み込んで縫ってください。
⑦前頭部(カーブがゆるい方)と顔を中表で縫い付けます。前頭部のできあがり線の角と顔横のめじるし線、それぞれの真ん中のめじるし線が合うようにします。
前髪はこの間に挟み込んで縫ってください。
あごと後頭部を縫い付けます。写真のように、後頭部のめじるし線までを縫います。
反対側も同じく縫ってください。
綺麗に形を出すため、全ての縫い代は縫い糸を切らないように切り落とすか、複数切り込みを入れてください。
表に返さず、置いておきましょう。
⭐︎からだ
①おなかのダーツを縫います。
②表にしたおなかへ、写真のように腕を左右縫い付けます。
③ダーツを縫った背中2枚を中表に重ね、写真のように返し口を残して縫います。
④左右に開いて表にした背中へ、腕を縫い付けます。
⑤2ヶ所のダーツを縫った足を、背中と中表にして縫います。足は、カーブがゆるく長い方が脇側になります。
反対の足も同じく縫い付けます。
⑥お腹側と背中側を中表に重ね、写真のように縫います。
あたまと同じく、全ての縫い代は縫い糸を切らないように切り落とすか、複数切り込みを入れてください。
表に返して、からだは完成です。
⭐︎あたまとからだの合体
表に返したからだを、裏のままのあたまの中へ入れます。
あごの真ん中のめじるし線と、おなかの真ん中のめじるし線を合わせて、あたまとからだを縫い付けます。
表に返し、返し口から綿を詰めます。
足先→腕→胴体→頭の順で、全体の形を整えながら綿詰めをしていきましょう。
詰め終わったら、返し口をコの字閉じします。
お尻を割らなくていい人は、これで完成です。
⭐︎お尻の割り方
①股から針を入れ、腰あたりで出ます。
②再び股から入り、渡った糸がお尻の真ん中に沿うようにして、腰から針を出します。
③腰から出たすぐ近くから針を入れ、股から出して、好みの丸みのお尻になる程度に糸を引っ張ります。
玉止めをしたら、プリっとお尻の完成です。
◎完成
ぬい素体の完成です。
ガチャガチャの服も着ることができます。
お顔刺繍や髪の毛などをつけて、自らの手で推しをぬいとして生み出しましょう!
れっつ、推しぬいライフ!!