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つくる満足感

前回、開発者、開発チームのスケジュール思考は顧客の思考に影響される
と考察しましたが、

そもそも、開発者はつくる事、そのものが好きな人が多く
つくる事に集中してしまう傾向にある。(私も、つくりだすと危険!)
これが、受け身に変わり易い事も、注意すべき重要な点です。

顧客に喜んで貰えるモノをつくる思考なら、顧客志向になると思いますよね。
しかし、それがなぜか、「言われたモノをつくれば喜ばれる」となり、受け身になるのです。

その関係は、このような感じです。

要求を聞く➡つくるものがイメージ出来る➡すぐにつくって喜ばせる

つくるのが好きなので、つくりたいのだと思います。
目的も気にせず、とにかくつくってしまう。

本来は、目的まで確認し、ムダをつくらないように、何をつくるかを見極める作業が必要です。
しかし、つくりたくてウズウズしてると、つくりたくなりますよね。
そこをグッと我慢して、ムダをつくらない精神で、確認が必要なのです。

顧客側も分かり易く、機能で伝えてしまうと、つくりたい欲求が高まり、受け身へと…

なので、伝える側は目的を伝えるのは
とても重要なのです。 

もしくは、目的に変換する翻訳者、介在者が必要なのです。

加えて、早くつくるなど
制約条件を伝えると、今度は考える必要が出てくるので、目的に立ち返る事もあります。

つくるのが好きなので、手段を考えるのも好きですから、制約は大好物です。  

結果的に、つくる事に集中しつつ
顧客の価値をつくり出すことに繋がっていきます。

顧客が本当に必要なモノをつくる意識、
ムダを作らない意識になり易くするための策、まだある気がします。
考えてみます。

それと、顧客も本当に必要なことは意外とわからない。この点も考慮し、お互いにムダを作らない意識なるような策を考えたいと思います。



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