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50万円の価値
NSCもYCAも50万円払えば行けます。
形だけの面接がありますが
本当に「やべぇやつ」を落とすためだけの面接です。
多分。
YCAに入るメリットと50万円の価値
結論から言うと50万円の価値があったなと思います。
というのも、
授業講師が豪華なのはもちろん、
とっても勉強になることが多い
自分の手に届かない考え方を持っている同期に出会えて「自分の強みを探さなきゃ」と思わせてくれたり
人として尊敬できる人に出会って、こう言う時にこう言う考え方、許し方、怒り方…等、人としてを学んだり
ありがたいことにいい人たちに恵まれて
後半戦は特に楽しく過ごせました。
50万円の価値は
講師に払ってる値段というよりも
自分がどう言う風に過ごすかによって価値が変わる気はします。
(なので一概に「価値が絶対あるよ!」とは言えません)
私の場合はふたつ前の記事にも書きましたが、
元々NSC入学なので、面接はNSCで受けてました。
(とんでもなく自信家の集まりという印象)
まあその中でも、
「この人話し方上手いな〜」とか
「この人の声聞きやすいな」とかを
考えながら他の人の話を聞いてたんですけど
今思えばすでにその頃からプロデュース思考はあったかもしれません。
今でも「この人一緒だったな〜」とか覚えてたりします
入学式の日にYCAの担当の方に
変更届を出しました。
(そんなこともできちゃうので悩んでる人はどっちか受かっておけばOKです)
その時はNSCの方に名簿があったし、
その後のNSCの集まり?にも欠席の扱いにされていて
その日だけはNSC生のフリしてました。
というより、
その後も全然NSCのフリして飲み会とか顔出してました
(まじでなんで?)(意図的にだけど)
でもその時のつながりで
組んだコンビがいたり、面白い人に出会えたり
「この人たちに売れてほしい!」
「売れさせれるような力がほしい!」
とかは考えるようになりました。
なれました、が正解かも。
これも一つの価値だと思っています。
(本音を言えばこれはかなり大きい)
仕事をしながらYCAに通っていたので
正直授業は半分も出れていないと思います。
あとから見返せるとはいえ、
その時の空気や、テンポが1番勉強になるに決まってますから
できれば出席するに越したことはないです。
もちろん。
YCAで私のことをしっかり知ってる人の方が少ないと思うような通い方をしてる中で、
度々書いていますが、
同期のNSCとの関わり方を強く意識していた所は私の強みかもしれません。
(ただこれは事務局側が推奨してるわけではありません)
(私が勝手にやってただけ)
(なんなら距離を持てと言われてました)
(なんか問題が起こると困るから)
(オフレコ)
(あと問題ってなんだよ)
良くも悪くもNSC同期に少しだけでも
顔を覚えてもらえているのは、
同期と売れたい私には作戦通り!
なんて書けば良いように見えるかもしれません。
まあでもそんなのも運命というか、
運が良かったとしか言いようがないところもあります。
あと、同期と仲良くなったから
同期と仕事したいから頑張る
なのか、
同期と仕事できたらおもろいから
同期と仲良くなった
なのかは
もう今となっては曖昧ですが。
黙って座っていても仕事は降ってこない。
それがこの世界です。
というか、この世界の入り口はそう言う形だと思います。
きっとね?売れちゃえば
たーーーくさん仕事が降ってるようになります。
お笑いの世界の「作家」は
本当に積み重ねで売れるしかない
と言う講師の方がいます。
才能で売れる作家はいない。
(もちろんセンスとかはあるけど)
その言葉、
ありがてぇ〜!笑
自分でも頑張れそうって思えますよね
結局動けるかどうかなんですもん
毎日の積み重ねですもん
台本の書き方、
企画の考え方、
どう言う人が求められるか
そんなのをたくさん学んで来ました。
勉強になります
なるけど、それを活かせるかとか
噛み砕いて自分の中に落とし込むことができるか
って
結局自分次第
最初の方は
「50万円の元取るぞ〜!!!!!」
の気持ちでやってましたけど
「なんのために」かが分からなくなったり
ぶれたりした瞬間
もう全然ダメ
やる気失せる
だりぃ〜〜
まあ私がそう言うタイプだから
それを見越して動いていたのも
大きいところはあります。
何がしたいかを
楽しいとかそう言う気持ちにかまけて
忘れないことが重要な気はします
もちろん楽しむときは楽しんだ方がいいし
この前なんかも飲みに行って
楽しくなっちゃって
話したいこととか全く話さずにヘラヘラして終わってました
作家という不確定なものをやろうと思った時に
誰と仕事をするイメージなのかは持っていていいかなと思います。
(私は夏ぐらいからしか明確にならなかったけど)
(でも明確になってからは50倍楽しくなったし、やる気も出た)
わかりやすい人間。
YCA東京4期は100名ぐらい同期がいます
年々増えてるらしいです
でもさ、増えた方が
気が合う人が増えて嬉しいよね
「同期はライバルだ!!!」
って思ってた時もあったけど
NSCの同期と話してて気付かされたのが
「結局戦うのはもっと上」ということ
先輩作家さんたちとこれから少ない席をかけて
戦って、学んで、吸収して
っていい関係を築きながらと言う時代がくる
っていうかもう始まってる
きっと同期は
「この人が頑張ってるから頑張るぞ!」
の燃料になっていく
いい人たちと出会えたなと
卒業が近づいてきてなお感じてます
本当運がいい
し、ありがたい
まあ途中で辞めてもお金返ってくるし
学生みたいな気分で楽しめるし
悩むぐらいなら行ってみたらいいと思います
(急に投げやり)
私が通えたんだから余裕すよ
他にも社会人は今年多かったし
みんなうまく楽しく通っていた印象です
悩んでる人もそれぞれあると思うけども
大好きなこの世界に一歩踏み込むことが
50万円でできるならやるに越したことはないと思います。
これなかったら
私は今頃も劇場に通いながら
なんとなく仕事をこなす
ただのアラサーです
いや、
今もそこに
ささやかな作家業が足されただけですけども
でもいつか仕事にするぞ〜
大きい仕事するぞ〜
武道館でライブやっちゃうぞ〜
の気持ちです。
言うだけタダだし?
言えば叶うって言うし???
※事務局に頼まれて書いた記事じゃないです
※なのでめっちゃ本音