
オストメイトになりました
手術は想像していた以上に大変だったようで、というか、手術前はあまり深刻に考えないようにしていたので、12時間に及ぶ手術で膀胱摘出、回腸導管などをしてもらいました。
ほんの10年前だったら保険適用にもなっていないロボット支援下手術のおかげで、出血量も少なく回復も早いということで感謝しかありません。
で、手術が終わったらストーマついているよと事前に言われていたとおり、尿ストーマがついていて日頃のケアを早速、覚えていかなければいけません。
事前に聞いた説明やマニュアルなどを読んで知識を得ていたつもりではいたんですが、専門看護師からのレクチャーを受けていくちにいろいろなノウハウを知ることができました。そして、日常生活の上で気をつけなければならないのは「におい」であるとのこと。これは盲点でした。
いろいろな蓄尿袋に切り替えたら便利かもと軽く考えていたのですが、あまり管理対象を増やすと、それぞれの「におい」の管理が大変になると。
ずっと座ってパソコン画面をにらんでいることの多い仕事なので、職場にも大容量の蓄尿袋を置いておいたら便利かもと思ったのですが、複数人が出入りするオフィスがおしっこ臭くなるのは確かに困る。そして当の本人はあまり気づかないとなるとなおさらです。
定期的に時間を測って、蓄尿袋の中身を捨てにいく習慣をつけないといけないかもしれません。
自宅での管理も、うまくしないと。
退院を目の前にして、さて、うまくできるものかとあれこで悩んでいたりします。