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TypeScript 入門の記録(32)プロを目指す人のためのTypeScript入門(17)演算子の続き

前回から1ヶ月半くらい、TypeScript の自習をしていませんでした。ちょっとでもいいから、進めていきたいので再開。

演算子の続き

まだ、演算子の学習の途中だったので、残っている演算子について確認していきます。

条件演算子

条件演算子は、条件式?真の場合の式:偽の場合の式 という形式の条件分岐を記述するための演算子。つまり、三項演算子のことですね。

入力した文字列が0以上100未満か?を判断する

代入演算子

=のことですね。右オペランドの式の結果を左オペランドの変数に代入するという意味です。これ、プログラミング学習を始めたばかりの頃、計算式と逆(式が左で、結果が右だから)なのでちょっと戸惑った記憶があります。

例を少し修正して計算結果も表示するようにしました

その他の演算子

使う機会はあまりなさそうですが、ビット演算子があります。(通信アプリや圧縮データを扱うシステムの開発ではビット演算使っていたけど、JavaScriptでビット演算する機会って、どれくらいあるのかわかりません)

0bは2進数を表すんですね

この他、void演算子、delete演算子、in演算子、typeof演算子、instanceof演算子が予約語としての演算子です。voidは、戻り値なしの意味でC言語などでお馴染みですが、TypeScriptでは常にundefinedを返すので違和感ありません。voidは型名としても使われます。delete演算子は、オブジェクトのプロパティ削除、in演算子はオブジェクトが指定したプロパティを持つかどうかを判定する演算子です。

これで、演算子の確認が終わりました。次回は基本的な制御構文に入ります。

おまけ

ところで、先日、エンジニアサイトの更新をしようとしたところ、ビルドできなくなって行き詰まってしまいました。node_modules 内の必要なモジュールのバージョンが合わなくなっているらしいというところまでは理解できたのですが、エラーをたどっても解決できず無力でした。該当サイトの開発者の@sakay_yさんが対処してくださって解決したのですが、TypeScriptの学習だけでなく、パッケージ構成の問題が解決できるように知識を身に着けたいと思いました。(当たり前ですが、文法だけじゃダメなのです。。。)

今週のTypeScript入門はここまで。(他にも調べたりすると思いますが)続きは、またの機会に。

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