【札幌12/28】開発環境の設定・構築の悩みとノウハウを共有しよう!に会場提供しました! #javado
こんにちは。サイボウズ株式会社 開発本部 People Experienceチーム Developer Councource Unit(以降DCU)の貴島(@jnkykn)です。DCUは、エンジニアの成長や情報の流通を軸に活動をしています。今日は、【札幌12/28】開発環境の設定・構築の悩みとノウハウを共有しよう!に会場提供しつつ、参加しました。
開発環境の設定・構築の悩みには、色んなレイヤーや観点がある
開発環境の設定・構築と言っても、例えば「業務用の開発環境は、プロジェクト内で統一される必要がある」ものもあれば、個人開発を含み「新規に構築する」ものあります。JavaDoでは、実務における課題やノウハウの共有あり、初学者を含む経験の浅い人が学習する上で直面している課題あり、熟練者が新しいメンバー向けの教育で抱える課題あり、と、様々な観点の話題が共有されるところが魅力です。今回の勉強会も、現場の温度感が共有されることに期待しながら参加しました。
あるある!だけど笑い話にしてしまってよいのか?
前回の【札幌 11/10】モブプログラミングでノウハウ共有しよう!で、環境構築に躓いているグループがあったことから、まず開発環境構築ができるようにしないといけないのでは?と企画された今回の勉強会。前回「モブプログラミングそのものを体験するのであれば、環境に依存しないテーマが良かったのかもしれないなぁ」とか、実務では、「この手順で構築して、そこで開発して」というのを崩すわけにはいかないケースが多いよねぇ?と思いながら参加しました。
そんな予想を裏切って(?)今日の登壇者の皆さんの発表は、どのテーマも興味深く拝聴しました。興味深いと思う一方で、聞き手の興味を惹くために面白おかしくネタっぽく発表されていたけれど「素直に笑えない話でもあるなぁ」という気持ちにもなりました。(直面している実務と、それに必要な背景知識をどうやって教育すれば良いのか?というのは、現場では理想論だけでは済まない課題)
やったことないけど、試してみたいと思えるかどうか?
今日の発表で、「試してみたい!」と思ったのは「Gradle」と「JBang」です。この、「やったことがないけど、試してみたい」と思えるか?更に、実際に手を動かせるかどうか?に、ハードルがあるというのが今日再認識できました。私自身は「壊れたら、やり直せば良い」という気持ちになれるので、比較的気軽に試すことができています。しかし、「壊れたら元に戻せないのでは?」という不安から、試すことができないという人は少なくなさそうです。Windowsの場合は、少し前までこの不安がありましたが、今は「正常に動作していた環境に戻せばOK」という安心感があります。この手軽さは、現在は数年前と比べて、多くの業務や利用サービスがWebで完結していることも大きい気がします。色んな意味で、環境が整ったのではないかと感じています。
AIの登場と、基本的なスキルの必要性
AIによるコード補完については学生の皆さんがプログラミング課題で直面していることを認識できたので、そういう世代が今後エンジニアとして活躍する時代に突入することが認識できました。そして、「このコードは適切なのか判断できるか?」という基本スキルの重要性を、改めて感じました。(私自身、不安を感じて確認する場面が多々あるので、AIの登場で効率が上がったか?というと怪しい💦)
このほかの発表や当日の様子は、ぜひ、Xのハッシュタグ#javadoをご覧ください。
まとめ
勤務先や学校などの普段属している組織以外のコミュニティに参加することで、新たな視点が得られるのは良いですね。Java言語は、前職でちょこっと使っただけで知識ゼロなのもあって、色々新鮮で楽しい時間でした。懇親会では更に、現場の悩みなど突っ込んだ話題もあり、濃い交流ができて良かったです。また次回参加できたらと思います。
今年も、いろいろなコミュニティやイベントに参加の機会があり、たくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございます。来年は、自分でも良いネタが提供できるよう、精進したいです。(年寄りならではのネタではなく、旬の技術の知見共有ができるようになりたい)
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。