TypeScript 入門の記録（３０）プロを目指す人のためのTypeScript入門（１５）比較演算子とNaN
前回は、比較演算子と等価演算子について学習しました。今日は、論理演算子について学習したいのですが、その前に比較演算子とNaNについて少し確認しておきます。
比較演算とNaN
比較演算子の節の最後にコラム「比較演算とNaN」があったので、飛ばさずに読みます。NaN は数値型なのに数値を表さないのは知っていましたが、
比較演算子や等価演算子を数値に対して用いる場合、そのどちらかのオペランドにNaNが与えられたときは、常にfalseを返す
という注意点があるのをこのコラムで知りました。（知らないと謎のバグを呼ぶのでは？？？）
NaNは何と比較してもfalseが返ってくる？
x にNaNが与えられている状態では、x === NaN の結果は false になるそうなのです。（これは、素直に納得できないですが、そういう仕様だと理解するしかありません。。。）では、xがNaNかどうかをどうやって判定すればよいか？この場合は、Number.isNaN関数を使えばOKとのこと。ちょっと違いますが、SQLで値をNullと比較するときに、isNullを使うのを思い出しました。
これは、覚えておかないと、数値の比較で条件分岐したときに値がNaNの場合に思わぬ挙動をしてハマりそうです。NaNではないときに対象の数値と比較するようにすれば良いかな。
今日はここでタイムアップです。この続きは、次の週末の予定です。さっき気がついたんですけど、TypeScript入門の記録の途中からTypeScriptの綴りを間違っている気がします。（Tweetも？）過去のnoteのチェックをしないと。。。