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【発言録】兵庫県知事(斎藤元彦)定例記者会見 2025年2月5日 15:00 ~
2025.02.14 兵庫県発表の議事録を追加
兵庫県が知事定例記者会見の内容を"事実と異なる場合は、適宜、訂正を"行う(= 議事録改竄)と宣言したので、記者会見動画から発言を改竄無く文字に起こす。
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文字起こしについて
AI(Gemini)を用いて記者会見動画から文字起こしをした。
使用Model: Gemini 1.5 Pro
手動訂正は、表記の訂正(例: 100条委員会 -> 百条委員会)と氏名等の削除
せっかくなので、文字起こし後、AIに記者会見での斎藤元彦知事の質疑応答の特徴を分析してもらったので、その結果を最初に掲載する。
使用Modelは"Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental 01-21"。プロンプトは以下のようにした。
斎藤知事の質疑応答に関する特徴を教えて下さい
次項は出力のコピペ。
AIによる"斎藤知事の質疑応答の特徴"の分析
斎藤知事の質疑応答に関する特徴を分析すると、主に以下の点が挙げられます。
1. 慎重で直接的な回答を避ける傾向:
明言を避ける: 特にセンシティブな質問や、自身に不利になる可能性のある質問に対して、明言を避け、一般論や原則論に終始する傾向が見られます。
例: 二馬力選挙に関する質問に対し、「選挙制度は国で議論されるべき」「当事者としてコメントは差し控えたい」と繰り返し、具体的な見解や評価を避けました。
例: 県警本部長が指摘する県の分断に関する認識について、「分断を何をもって分断というのか」と定義を問い返し、直接的な認識を表明することを避けました。
抽象的な表現: 具体的な事象や個別の問題への言及を避け、抽象的な言葉や一般的な概念を用いて回答することが多いです。
例: SNSでの誹謗中傷問題について、「モラルやルールを意識した正しい利用の仕方」「寛容な社会づくり」といった抽象的な表現を多用し、具体的な対策や自身の責任については踏み込みませんでした。
立場を理由にする: 質問に答えることを避ける理由として、「個人の行動にコメントする立場ではない」「県行政として個人間の問題に立ち入ることは難しい」「当事者なのでコメントは差し控えたい」といった立場を頻繁に持ち出します。
2. 繰り返しと論点ずらし:
同じ説明の繰り返し: 質問に対して、同じ内容の説明を繰り返すことで、質問に正面から答えることを回避しようとする傾向が見られます。
例: 二馬力選挙について、質問者が角度を変えて何度も質問を繰り返しましたが、「自分ができる選挙を精一杯やった」「選挙制度は国で議論される」といった趣旨の回答を繰り返し、核心に触れることを避けました。
論点のすり替え: 質問の核心部分から論点をずらし、別の角度から回答することで、直接的な回答を回避しようとする場合があります。
例: フリーランス記者Cからの二馬力選挙に関する質問に対し、「立花さんが二馬力選挙の当事者であったという認識はあるのですか?」という問いに対し、自身の選挙活動に焦点を当てた回答を繰り返し、質問の意図から論点をずらしている印象を与えます。
3. 情報不足・認識不足を強調:
「知らない」「わからない」: 質問内容によっては、「知らない」「わからない」と回答することで、責任や言及を避ける姿勢が見られます。
例: 立花孝志氏のインタビュー動画の内容に関する質問に対し、「すみません、知らないです」と回答しました。
物理的な制約を理由にする: SNSの書き込み内容の把握状況について、「物理的に無理」であることを強調し、情報把握の限界を理由に回答を避ける場面がありました。
4. 形式的な丁寧さ:
丁寧な言葉遣い: 質疑応答においても、頻出する言い回しと同様に、丁寧な言葉遣いを意識しています。しかし、内容が伴わない場合、形式的な印象を与える可能性があります。
「ご理解いただきたい」の多用: 自身の立場や回答について「ご理解いただきたい」という表現を多用しますが、具体的な説明や納得感のある回答が不足しているため、一方的な印象を与えることがあります。
5. 時間制限への固執と不満:
時間制限を厳守しようとする姿勢: 事前に設定された会見時間を厳守しようとする姿勢が強く、時間超過を極端に避けようとする傾向が見られます。
時間切れを理由に打ち切ろうとする: 質問が続いている状況でも、時間切れを理由に会見を打ち切ろうとする場面があり、記者からの不満を招いています。
質問への真摯さの欠如: 時間制限を優先する姿勢や、質問に正面から答えない態度から、記者からの質問に真摯に向き合おうとする姿勢が不足していると受け取られる可能性があります。
全体的な印象:
斎藤知事の質疑応答は、全体的に慎重で、リスクを避けようとする傾向が強く見られます。直接的な回答を避け、抽象的な表現や立場論、繰り返し、論点ずらしなどを多用することで、核心に触れることを回避している印象を与えます。形式的な丁寧さは意識されているものの、質問に真摯に向き合い、誠実に説明しようとする姿勢は十分とは言えず、結果として記者からの不満や不信感を招いている場面も見られました。
記者会見 - 発表項目(スライド)に関する内容
職員
ただいまから、知事定例記者会見を行います。本日の時間ですが、1時間程度ということでよろしくお願いいたします。皆様円滑な進行どうぞよろしくお願いいたします。それでは知事よろしくお願いいたします。
斎藤知事
では、定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
えっと、まず1つ目が大雪の関係です。神戸地方気象台の情報によりますと、昨日2月4日から近畿地方の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、9日頃に掛けて強い冬型の気圧配置が続く見通しであるという風にされています。北部では特に明日、2警戒報級の大雪となる可能性があり、南部でも山地を中心に積雪となっております。7日午後から9日頃に掛けて普段雪の少ない県南部の平野でも積雪となる恐れがございます。本日もご覧の通りかなりの低温となってますので、この状況は明日まで続く見込みでございます。県では2月3日に大雪に伴う積雪対策連絡会議、これトップは防災官という形になりますけども、開催するなど、注意態勢、警戒態勢を取り情報収集に努めております。県民の皆様におかれましては、既に県のXや兵庫防災ネットなどで呼び掛けていますけども、今後ともテレビやラジオ、ネットなど気象情報や地元の市や町からの情報にも注意、十分に注意して頂くようにお願い申し上げます。
積雪による立ち往生、路面凍結によるスリップ、風雪による視通しの悪化など、交通障害に警戒をしていただきたいと思います。車で外出される場合には不要タイヤの装着、タイヤチェーンの携行及び早期の装着や、食料水の携行や燃料の補充などの備えが必要だという風に思ってますのでよろしくお願いいたします。除雪作業を行う場合のは転落などの防止、事故の防止のため1人で行わずご家族やご近所の方に声をおかけ、安全対策を行った上で十分に注意をして実施して頂くようにお願いをいたします。他府県においても大雨警報が発表されている地域もございます。過去の多い雪の際には大規模な車両の立ち往生が発生するなど危険な状況も生じてるということもございましたので、今後の気象予報をご確認いただき、当該地域への不要不急の外出についても十分に注意していただくようにお願いを申し上げます。
えっとそれから、えっと、2つ目がスポーツの関係になります。兵庫スポーツアワード2024の開催についての説明になります。まず1ページ目ですけども、昨年はオリンピックパラリンピックでの兵庫ゆかりのアスリートの活躍に沸きました。またヴィッセル神戸のJ1リーグの連覇、そして天皇杯優勝の2冠の達成ということで、ま、先ほど表彰も贈呈をさせていただきました。ビクトリーナ姫路の皇后杯優勝など初優勝など県内のプロスポーツチームの活躍も目立ったということは、皆様の記憶にも新しいかと思います。県民の皆様もその姿に感動や勇気をいただいたのではないかと思えます。こうした兵庫ゆかりのアスリートの活躍スポーツ関係者の功績を称えるために、兵庫スポーツアワード2024をこのたび開催をいたします。
アワードはここに書いてます通り、2月14日金曜日になります。長田区の県立文化体育館の時話、神戸時話エリアの多目的ホールで開催をいたします。参加者は兵庫県のスポーツ賞、兵庫県スポーツ協会表彰そして兵庫県障害者スポーツ協会表彰の受賞者、各スポーツ団体の関係者、一般見学であるという風になります。なお一般の方については事前申し込みは不要で、当日は会場内の観客席からご観覧いただくことができますので、ぜひ多くの皆様に来ていただきたいという風に思ってます。当日はパリオリンピックセーリングの金メダリストである吉田愛さんやパラリンピックの車椅子ラグビーの金メダリストである倉橋香衣さんといったアスリートの方など、約400人が出席する予定だという風になっております。
まず兵庫スポーツ賞でございます。次のページですね。兵庫県スポーツ賞でございますが、オリンピックやパラリンピックなど国際大会や各種目の全国大会において優秀な成績を収められた方を表彰するものになっております。今回は330名を表彰させていただきます。受賞者はオリンピックやパラリンピックのメダリストなどを対象とする特別賞に、パリオリンピック柔道で金メダルを獲得した阿部一二三さん、先ほど紹介しましたパリオリンピックセーリングで銀メダルを獲得した吉田愛さんなど10名を予定してます。オリンピックやパラリンピックへの出場や国際大会で1位から3位を獲得した方、全国大会で優勝した方などを対象とする優秀賞金メダルには、パリオリンピックに陸上に出場した田中希実さん、天皇杯JFA、全日本サッカー選手権大会優勝のヴィッセル神戸など、個人が96名、そして団体が129名という風になっております。国際大会で入賞した方、全国大会で準優勝した方などを対象とする優秀賞銀メダルには、日本陸上競技選手権大会準優勝の遠藤日向さんですね、そして全国高等学校総合体育大会準優勝の相愛学園高等学校など個人が58名、団体で37名を予定しております。
そして次のページ。はい。兵庫県スポーツ協会表彰になります。これは国際大会への出場や国民スポーツ大会で1位から3位を獲得した方、スポーツの振興に顕著な功績を収められた方を表彰するもので、今回は261名を表彰させていただきます。受賞者は国際大会への出場そして国民スポーツ大会において1位から3位を獲得した方を対象とする優秀選手賞にフィギュアスケートの坂本花織さん、そして同じくフィギュアスケートの三原舞依さんなど120名を予定してます。国内外のマスターズ大会にて1位から3位を獲得した方を対象とするマスターズ賞に陸上の福田弘之さんなど86名が予定されてます。
スポーツの振興に功績のあったスポーツ協会の役員を対象とするスポーツ功労賞にスケートの宮永由雅樹さんなど24名。そして、顕著な成績を上げた指導者を対象とする優秀指導者賞にソフトテニスの岡部勝則さんなど30名。スポーツ振興の普及奨励を行った方を対象とする奨励賞ですね。にソフトボールの春名勝彦さんと、なっております。
そして続いて兵庫県障害者スポーツ協会表彰でございますが、障害者スポーツの振興にご功労があった方、そしてパラリンピックなど各種大会などで優秀な成績を収められた方を表彰するものであります。今回は合計86名を表彰します。受賞者は障害者スポーツ振興などに貢献した方を対象とする障害者スポーツ功労賞にバレーボールの小笠原春香さん、陸上の藤本悦子さんなど5名。パラリンピックにて1位から3位を獲得し、国際大会指定する国際大会で優勝した方を対象とする障害者スポーツ特別選手賞に車椅子テニスの神谷唯衣さんですね。そして車椅子ラグビーの倉橋香衣さんの2名です。そしてスペシャルオリンピックスゲームス入賞、その他国際大会全国大会で優勝した方などを対象とする優秀選手賞に水泳の和田愛さん、そして陸上の門田健司さんなど79名を予定しております。
当日は受賞者の皆様の晴れ舞台として、また参加いただく関係者や来場者の皆様が楽しんでいただけるよう映像や音響や照明など効果的な演出を施しまして、アワードを精一杯盛り上げていきたいという風に思っております。今後とも兵庫スポーツアワードが選手のモチベーションとなり、更に県内スポーツが盛り上がることを期待しております。
それから次ですけども、企画展、長官図師、長官図絵師青山大介物語の開催についてでございます。先日も阪神淡路大震災30年にかかる兵庫県におきまして、天皇皇后両陛下にもお越しいただいた県立兵庫津ミュージアムで、空を舞う所謂鳥の目線で風景を描く鳥瞰図をテーマとした企画展、鳥瞰図絵師青山大介物語を開催をいたします。今回の企画展では鳥瞰図の第一人者である青山大介氏の作品を展示すると共に、同氏が制作した鳥瞰図を通じまして兵庫の魅力を発信していただきます。開催期間は2月4日から3月23日までという風になってます。観覧料は一般が300円などという風になってます。ぜひこの機会にご観覧いただきたいと思います。常設展も合せてご観覧いただきたいという風に思っています。次のページですけども、青山大介さんは神戸の長田出身で、三宮周辺や神戸の港エリア、姫路の市街地などの鳥瞰図をこれまで作成をいただいております。兵庫津ミュージアム始まり館の入り口の、油彩画ですね。神戸港が開港された年である1868年当時の兵庫の津を描いた陰影の港都、港の都ですね。港都、兵庫津鳥瞰図1868を展示しているというものでございます。今回の企画展では青山氏が初めて本格的に制作をした作品や鳥瞰図を制作する時に使用する道具、作品の原画などを展示しまして、現在までの軌跡を、ま、あの、青山さんのこれまでの作品と共に紹介したいという風に考えています。姫路城下を描いた令和の姫路城下鳥瞰絵図2021ですね、や大阪梅田の街並みを描いた大阪梅田鳥瞰図など県内外の鳥瞰図も展示予定です。イベント開催も予定してまして、2月8日には、ま、ウォークイベントということで青山さんと兵庫津ミュージアムから1868年に発生した神戸事件の舞台となった、神戸大丸周辺までを歩いて歴史を体感するウォークイベント。2月23日と3月16日には展示してる作品を青山さんに解説をしていただくギャラリートークも開催予定です。3月2日には青山氏による講演会、そして兵庫津ミュージアムの河西館長とのトークセッションも予定しております。ぜひホームページなどでご案内をしてますので、QRコードからなどからアクセスしていただきたいと思います。県立兵庫津ミュージアムでは今回の企画展、鳥瞰絵図青山大介物語始め兵庫五国の魅力を多彩なコンテンツと様々な手法で発信していきますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。私から以上です。よろしくお願いいたします。
質疑応答
職員
それではご質問を受け付けます。ご質問の際は社名をお願いいたします。最初に幹事社の朝日新聞さんお願いします。
朝日新聞
はい、朝日新聞です。項目内なんですけれども、現状ですね、雪が昨日も降っていたということで、県内での人的被害ですとか建物の被害ですとかスリップ事故等ですね、今どういう風な状況でしょうか?
斎藤知事
はい。えっと、ま、現在の状況ですけども、今回の大雪、ま、あの、について現在のところ、人的被害、家屋被害、大規模停電などの被害の情報は入ってないという風になってます。現在のところ道路の幅な通行規制なども無く現時点で事前規制の予定もしてないということにはなってます。
朝日新聞
ありがとうございます。それからあの雪への備えという意味でですね、情報収集の態勢を取っているということ先ほどありましたけれども、その他にですね、例えば路面の凍結対策ですとか今県としてされている対策現状どうなっているのかというところ教えてください。
斎藤知事
そうですね。ま、あのこれから2月の9日へ向けて強い気圧配置で、大雪が想定されてます。先ほどちょっと繰り返しになりますが、2月3日に既に雪害の対策の連絡会議、これは防災官をトップとするものを開催するなど、ま、既に警戒態勢を取って情報収集に努めてます。あの神戸地方気象台などとの連携もしっかりやっていくということです。あの大きな災害リスクがある場合には、あの災害警戒本部態勢に移行することとか、あの災害が発生する場合にした場合には災害対策本部の設置というものもあのなっていくというものになりますので、ま、引き続きまずは雪害対策連絡会議で警戒を取りながら情報収集に努めていきたいと考えてます。あとは県のXであったり、防災ネットでも引き続き情報を呼び掛けていきたいと思いますが、県民の皆様もぜひテレビやネットラジオなどの情報をしっかりと注意していただきたいと思います。
朝日新聞
ありがとうございます。次、項目外の質問です。えっと冒頭ですね広報の方からアナウンスがございました。今日も1時間程度ということで会見時間の制限についてなんですけれども、以前ですね時間には制限なく開いていたところでですね、あの知事2期目の就任後の初の定例会見、11月27日以降はあの予算編成などの公務っていうことが多忙であるということを理由にですね1時間から1時間15分程度の制限がなされてきたと思うんですけれども、あの予算編成比較的落ち着いてきている状況だとは聞いておるんですけれども、またその時間に制限を付けない形に戻していただけるのかどうか教えてください。
斎藤知事
そうですね、あの予算の当初予算の編成など重要政策の協議がありましたので、定例会見の時間を1時間程度とこれまでさせていただいたというところでございます。で、ま、今後もですね、ま、やはり予算も終わりましたが組織や人事などを始めとする、ま、それ以外にも重要政策の協議は続いてますし、続きまして内外との会議や行事など公務がやはりかなりこう立て込んで来ていると、公務を入れるということが大事になってきてますので、ま、これまで同様ですね、あの、ま、1時間程度ということで私共としては今考えさせていただいております。あのやはり公務と記者会見ももちろん大事なあの記者クラブの皆様との合同会見開催ということで、県政の発信や質疑など受ける機関として機会として大事だという風に考えております。ま、一方やはり公務というものも、内外での行事が重要政策の協議というのもやはり重要な県民の皆様にとっての公務になりますので、ま、こちらについてはあのやはり入れなければならないというところもありますから、ま、そこはご理解いただきたいという風に思ってます。ま、あのまた一つに応じて囲み取材であったりとか、そういったところは柔軟に対応していくということはこれまで通り、しっかりやらせていただきたいと思います。
朝日新聞
あの会見時間の制限は会見の重要な運用変更でもあると思いますので、そのそういった恒久的な運用、クラブとしては一時的なものだという風に受け止めておったのでですね、恒久的な変更になるんであれば一度協議を持っていただく等ご配慮いただければなという風に思います。よろしくお願いいたします。えっとまたちょっと次項目外でまた別の別件です。文書問題ですとか知事選に絡みまして今県の第三者調査3つ進んでおると思うんですけれども、この進捗状況、結果いつ出るのかというところを分かる範囲でお願いします。
斎藤知事
えっとそうですね、あのそれぞれの第三者の方による委員会などについては、ま、現在調査を進めてるというところですので、という状況ではございます。はい。
朝日新聞
ありがとうございます。それから先日、あの市長町長との懇話会でご友誼がされました共同声明についてなんですけれども、取りまとめの進捗状況と、あと発表の時期ですね、いつ頃で調整されていらっしゃいますでしょうか?お願いします。
斎藤知事
そうですね、あのそちらについても今、市町会そして町村会の方と調整をしてるというものですので、調整が整い次第、あの発表をさせていただくということを予定しています。
職員
では共同通信さんお願いします。
共同通信
共同通信です。よろしくお願いいたします。あのすみません項目外なんですが、SNSでの誹謗中傷問題についてお尋ねします。これまで知事は会見の場で記者の質問に答える形で、心無い誹謗中傷やそれに繋がりかねない真偽不明の情報の発信というのは人を傷つけることになるのですべきではないと発信してこられました。このような会見の場以外でですね、同様に誹謗中傷を辞めるように呼びかける発信したことはありますでしょうか。
斎藤知事
えっと、ま、そうですね。会見の場で言わさせていただきましたが、あのそれ以外にも県のXの方でも発信をさせていただいてますし、ま、あの、ま、そういった形で発信をさせていただいています。あの心無い誹謗中傷や真偽不明の情報の配信というのはやっぱりSNSの使い方としては良くないことですから、そこは県民の皆さんにもSNSを使っている全ての方にしっかりそこはあの強く申し上げたいと思います。
共同通信
分かりました。あの県のXでという話があったんですけれども、知事ご自身が運用されているXだったりインスタグラムを拝見すると、先月の18日に元県議の方が亡くなられてからの更新を拝見すると、あの注意喚起するような投稿というのは見られませんでした。あのいずれも知事が個人として運用されているアカウントだという風にこちら理解してるんですけれども、そちらであの改めて、SNSの場でですね、ご自身から発信するようなお考えはありますでしょうか?特にあの不適切な情報が拡散されているXでその舞台の上で知事ご自身が発信するということは一定の意味を持つと思うんですけれども、お考えを聞かせてください。
斎藤知事
ま、あの会見の場でも申し上げてますし、あとは県のXでもしっかりやらせていただいてますので、私としてはあのま、今までも含めてきちんと対応をしてきてますし、ま、これからもそういった形で適切に対応していきたいという風に思っています。
共同通信
個人のアカウントではやられないということでしょうか?
斎藤知事
ま、あの県の公式の場で言わさせて頂いてますので、県知事として発信をさせていただいてますし、あとは県の公式Xでもさせていただいてますから、今の対応としてはそこでちゃんとやってるという風に考えています。
共同通信
やはりあの知事ご自身のアカウントですと、もちろんあの知事をですね、知事選でもご支持されてたような方たちもたくさんフォローされていると思いますし、やはりフォロワーの数を見ても相当影響力大きいものになると思うので、あの改めてそのようなご検討をもうしていただいてもいいのかと思うので、よろしくお願いいたします。
斎藤知事
ま、あの今申し上げた通り、私共としては県としてきちっとやってるという風には考えてます。
職員
その他ございますでしょうか、読売新聞さん。
読売新聞
読売新聞です。お疲れ様です。昨日4日ですね、ちょっと項目外なんですけども、国会の衆議院予算委員会で同県知事選や選挙での誹謗中傷について取り上げられました。岸田首相は選挙の候補者が他の候補者の当確、当選を目的とした所謂二馬力選挙についてどう考えてもおかしいと思っている。各党の合意を得て法改正を始めとして誰もが納得する選挙運動のやり方を確立するのは喫緊の課題と謳われて、新たな法規制などを検討すべきだという考えを示されました。兵庫県知事選についても兵庫県選管が二馬力選挙については問題視しており、先月総務省に適正な選挙を実施するための法整備を要望しておられます。選挙についての、二馬力選挙について改めて知事の見解をお伺いできますでしょうか?
斎藤知事
そうですね、あの前回の知事選挙私はいち候補者として選挙戦に立候補してあの戦わせていただきました。ま、私自身は自分自身が謳えて、ま、これあのこれまで申し上げてることになりますけども、あの自分ができる選挙をですね、あの街頭演説含めて日々懸命にやらせていただいたということですんで、ま、あの私としてはそういった選挙戦を自分ができることを懸命にさせていただいたということになっています。あの報道でそういった首相が発言されたということは承知しております。ま、あの今回の知事選挙については私は選挙戦を戦った当事者でもありますので、首相のコメントについては差し控えたいと思いますが、いずれにしても選挙制度については国会や国において議論される。そして必要があれば改正などの対応がされるべき、されるものだという風に認識しています。
読売新聞
一般的な今回兵庫県知事選ではなく一般的に二馬力選挙について知事として今後ですね、あの適正化に向けて国会で法整備に向けて議論していくということなんで、県としても何かこの知事としてのお考えとしてどういう風にお考えなんでしょうか?
斎藤知事
ま、あの選挙制度っていうものはあのやはり、県であれば県選挙管理委員会が執行業務をしますけども、制度としては国のほうが国会の審議を経て、公職選挙法等の改正をして制度を運用していくということになりますので、ま、そこはあのいろんな選挙を含めた社会経済情勢の変化の中でやはり対応、改正すべきものがあればしっかりそこは改正していくということはこれまでそういう風になってますし、ま、これからも同様に時代の流れの中でこういった制度改正すべきものだというものが生じてくれば、それはしっかり改正していくということは大事なことだと思います。
読売新聞
分かりました。ありがとうございます。
神戸新聞
神戸新聞です。何点かその知事の会見の話なんですけども、あのこれまでですね時間制限設けず最後まで質問に応じるっていうのは知事の就任以来ずっと守られてきたスタンスで、再選前もどんなことがあっても会見っていうのは質問が終わるまで続けてこられたかと思うんですけども、知事のポリシーかなと思ってたんですけど、公務が重要だっていうのはもちろんそうだと、再選前もあまり変わらなかったかなと思ってるんですけども、そのポリシーが変わられた理由っていうのについてもう一度お伺いさせてください。
斎藤知事
んー、ま、やはりあのポリシーが変わったというよりも、もちろんあの記者会見っていうのは大事な政策を伝えたりする場だとは思ってますけども、ま、一方でもちろんその記者会見も大事な場ですけども、それ以外の公務という物ももちろん県民の皆さんにとって大事な政策や行事をやるということも大事ですから、ま、それをやっていく上でやはり日程という物は私自身やっぱ限られた日程の中でいろんな行事や打ち合わせという物を入れていかなければいけないので、ま、それを今回やらせていただいてるというところですので、ま、それは何かポリシーが変わったというよりもあの業務や公務上の必要性に応じてそういった形でやらせていただいてるという風に考えて、そしてご理解いただけるようにお願いしたいという風に考えてます。
神戸新聞
業務の量が再選後に膨大に増えたとかっていうわけではないかと思うんですけど。優先順位が少し変わってきたというような捉え方でしょうか。
斎藤知事
ま、やはりあの公務いろんなイベントや行事というのも大事ですし、ま、あの何ていうか、あのやはり3時間4時間とかですね、そういった形の記者会見になってしまうと、ま、やはりあの公務の他のですね、やっぱりやらなきゃいけない打ち合わせや行事というものもありますから、これは県民の皆さんからも仕事をしてほしいという中で、そこは我々としても一定やはり仕事を入れていかなければならないということもご理解いただきたいとは思います。
神戸新聞
クラブとしては先ほど幹事社も言ってましたけども、できる限り受けていただきたいというので、時間制限というので1時間っていうので区切っていただきたくないなというのが思いなんですけども。あともう一件別件でですね、その先日その読売新聞さんの方であの県警本部長さんのインタビュー記事が載ってたかと思うんですけども、今の県の状態について分断が根深い状態だという感想があると。その思い込みをしている人たちが互いに一切交わらない状態対立の状況にあって、佐久間氏の支援をきっかけに分断が根深くなって見過ごせるわけにはいかないという風におっしゃってるんですけれども、知事としてその県の分断について、県警本部長が言われたこの分断についての認識っていうのを伺わせてください。
斎藤知事
そうですね、あの個別のSNSの書き込みを全て私は見ていることではないし、あのそこは見れないという物理的なこともありますけども、SNSでいろんな意見が出るということはこのSNSの、ま、一つのこう状況として、ま、いろんな問題であるという風には認識しています。ただ、それが結果として人を傷つけたり、誹謗中傷に繋がるようなことは望ましくないという風には考えてます。ま、あの行政としては個人間の問題やりとりの問題に立ち入るっていうことは難しいとは思いますが、やはりモラルやルールを意識した正しい利用の仕方っていうものは大事だという風に思ってますので、ま、あのそこは県警本部長もこの間の委員会等の中で、ま、捜査状況という客観的事実を知事トップとして発言等されたという風に受け止めています。ま、いずれにしても誹謗中傷や心無い誹謗中傷そして真偽不明の情報発信を行うっていうことは良くないので、そういったことはSNS利用されてる方にはしないようにということを強く申し上げていくことが大事だと思います。
神戸新聞
県知事としては、県警本部長の方は竹内さんの死をきっかけに分断が深くなってるという現状認識なんですけども、県知事としてはその分断が深くなってるという認識は無いという。
斎藤知事
ま、あの分断っていうものは何を以って分断っていうのかっていうのは、ま、様々な人によってあると思いますけども、あのSNSにおいていろんな意見がこう対立したり過熱するっていう状況がこれはあらゆる世界あらゆる分野であるという風なことで、ま、それがやはり過熱しすぎたりするということは、で、それが誹謗中傷などに繋がって行くっていうことは決してやっぱり良くはないということですから、そういったことはやはりSNSを利用される方がやはり皆さんがしっかり注意をしていくということが大事だと思います。
神戸新聞
知事の県政に、今の現状認識をお伺いしたいんですけども、その今対立して過熱してる状況にあるという風に感じてらっしゃるのかどうか。個別の1つ1つのアカウントの話をしてるんじゃなくて、現状認識としてはどういう認識をされてるのかというのを伺いたいです。
斎藤知事
ま、私は日々県政推進させていただいてますけども、ま、あのきちっと目の前の仕事はさせていただいてますし、議会でも議論はいろいろ出つつも、最終的に予算を通していただけたりとか、あとは条例も可決していただいたり、先日も県政改革特別委員会から報告書も出ましたけども、ま、意見いろいろいただいた上でしっかり県政を前に進めていくということで、ま、あの議会とのこれから議論もしっかりやっていくということが大事だと思いますので、私自身はあの県政をしっかり進めていかせていただいてるという風には思っています。
神戸新聞
あともう1点だけ。先週の31日にですね、総務省の人口移動調査、人口移動報告書の方で兵庫県が2年連続全国ワースト3位の転出超過が続いておりましてですね、知事が3年前に当選された後も歯止めがかかってないんですけども、この受け止めについてとその原因についてお伺いしたいです。
斎藤知事
そうですね、先日総務省の方が住民基本台帳ですかね、での発表されたと住民基本台帳移動報告、これ令和6年の結果というものを発表されたということです。兵庫県は令和6年の状況で7287人の転出超過ということで、昨年と比べて111人、110人改善はしているもののやはり今ご指摘いただいた通り、転出超過が多いという状況にはなってます。ま、あの年齢別では20代の転出超過が多いということです。ファミリー層は一定程度転入超過になってるという物があります。あの、ま、やはり20代の転出超過が大きな、ま、兵庫県にとって定住人口、それからを増やしていく意味でも大事なポイントだと思いますので、ま、そこは今の現状がなかなか改善していかないという劇的にですね。一つずつは改善してる状況はあるのかもしれないですけども、あのやはり若者Z世代の応援政策含めまして、住みやすい働きやすい兵庫県づくりに向けて地道な政策をしっかりやっていくということが大事だと思ってます。
神戸新聞
Z世代の支援というところで言うと、選挙中あの知事の目玉政策でもあった県立大の無償化事業とかっていうことをよくおっしゃってたかと思うんですけども、一方でその一部しか受益者がいなというような批判もあるかと思うんですけども、その今県が打ち出してる若者支援が県全体に波及していくとか有効な人口減少の手立てになってるという風な現状としてはありますか?
斎藤知事
ま、あの全て100%いう人口減少問題に手立てを打てる政策っていうものがなかなかすぐに、あるかというとこれは全国自治体どこも悩んでる課題だと思います。ま、東京や大阪のいわゆるメガシティっていうものは転入超過になってますけども、それ以外の都市というものは基本的に愛知県とか広島県でさえ転出超過にまああるということですから、ま、そういったところはそれぞれが自治体などがですね、できる政策をしっかりやっていくということが大事だと思いますので、私としては若者Z世代政策ですね、県立大の事業無償化もそうですけども、ま、それ以外の政策を来年度予算でもしっかりとやっていくということが、あのできるだけそういった状況をまあ対応すると共に、大事な物はやはり今兵庫県に住んでらっしゃる方がいろんな勉強やスポーツも含めて十分にあの自分の目標に挑戦できるような環境づくりをしていくということも大事だと思いますので、ま、そういった観点からも、しっかりやっていきたいという風に考えています。
NHK
NHKです。よろしくお願いいたします。えっと冒頭幹事社さんからご質問がありました、先日の市町懇話会での共同声明のお話について再度伺います。まず一点確認をさせてください。先ほどの質問の中で、鋭意市町村会と調整してて、調整が終わり次第発出させていただくという言葉があったと思うんですけども、そもそも共同声明を出すことはもう決めたという理解でよろしいでしょうか?
斎藤知事
そうですね、あの先日の市町懇話会で共同声明を出させていただくようにという話をしてましたので、私としてはあのできるだけ早く出せるように調整を進めたいとは思います。
NHK
それに関連して、その発表する、できるだけ早く調整をしたいというお言葉があったと思うんですけども、その背景としてはこれも確認なんですけども、SNS上での誹謗中傷とかそういったものが拡散されることを受けてという理解でよろしかったでしょうか?
斎藤知事
そうですね、あの先日の会見、県市町懇話会でも、ま、やはりSNSの誹謗中傷については良くないという話が出た中で、ま、県と市そして町共同で出していこうという話になってますから、趣旨としてはそこが大事だと思います。
NHK
その上で、中身については担当部局とか、県内の市町会との調整とかもあると思うんですけども、中身については今知事としてどういった共同声明になることを期待されてますでしょうか。
斎藤知事
そうですね、ま、やはりあのSNSにおける誹謗中傷や真偽不明の情報の拡散っていうものがやはり今も数多く見られる中、やはりあのSNSというもの、の誤った使い方というのが人を傷つけたり大きなやっぱり社会的な問題になってるということになりますから、やはりそれを、ま、改めていくというか、そういった使い方をみんなでSNSというものは一方で良い使い方をすれば大変素晴らしい情報発信ツールにもなりますので、ま、そういった観点からやはり使用のあり方について考えていかなきゃいけないという風に思ってるということをですね思っていますので、ま、あのSNSにおける誹謗中傷などが無いような社会に向けて県民の皆さんにしっかりメッセージを伝えていくという内容にしていければいいなと思ってます。
NHK
もう一点お伺いしたいんですけども、発出の方向で調整されてるということですけども、目処としてはいつ頃目処に今知事ご自身としては考えてらっしゃいますでしょうか。
斎藤知事
ま、できるだけ早くとは思ってますけど、これも文章の内容の調整が大事ですから、そこをしっかりやってるという状況ですね。
NHK
共同声明発表する際はそれこそ市町会の会長の酒井市長だったりとか、それと知事合同で何か同じ場所で発表されたりとか、どういった形で発表されることを今想定されてるんでしょうか。
斎藤知事
ま、そういった場を持つことも、あるとは思いますけど、ま、やはりまずはしっかり調整をして、あの、三会、知事、県町村会、市町会、連名でしっかり発出するということが大事だと思います。
NHK
最後お伺いさせてください。それこそこの共同声明っていうのは初めての取り組みだと思うんですけども、県プラスアルファ県内の全自治体、市町ですね。で、全自治体合同でこういった共同声明を出す意義というのはどういった風にあると思いますか?
斎藤知事
ま、やはりSNSでの誹謗中傷や、ま、社会においていろんな議論や意見を交わすということは、あのいろんな意見や議論を交わすということはひとつの健全な民主主義として大事だとは思いますけども、それを少し何ていうか、何ていうか、逸脱する形で誹謗中傷や事実と異なるような真偽不明のものをやっぱり発信したりとかしていくことはあのやはり良くないということです。ま、それを県内の自治体が連携して発信をしていくということは、あのそういった社会をやはりではなくて、みんなで寛容な社会づくりですね、あの向けた一歩として大きな意義があるという風には考えています。
フリーランス記者A
読売新聞さんがさっき聞いていた二馬力選挙のことなんですけども、これあの知事選の最中に私直接斎藤さんにお伺いした時に、あのご本人は認識していないというようなことを言われた記憶があります。しかしその陣営の関係の複数の方とかですね、応援されてる方からは、当然認識はしていて、しかし、連絡は取ってないんだけれども、悪い影響が陣営に出てないようなので、そのままにしてるんですみたいな話を複数聞いています。で、先ほどぐらい指摘があるように首相だけでなく、総務大臣だったり兵庫県選管も、公選法違反の疑いがあるという認識を示しています。斎藤さんはこれから、これまでずっと自分の選挙に専念していたので、そのことは認識していないし、それを何か言う立場にないということをおっしゃってるんですけども、周りの方々がみんな認識していて、ご自身だけエアポケットのように認識してないっていうのはどう考えても無理がありますし、選挙後になってこれだけ問題視されている中で、何もおっしゃれないっていうのはかなり無責任という風に思うのですが、改めて二馬力選挙というものについての認識をお聞かせ願えないでしょうか?
斎藤知事
あのこれまで申し上げてた通りです。
フリーランス記者A
なぜ?
斎藤知事
あの私としてはあの選挙という物は今回の兵庫県知事選は候補者ですから、候補者として
フリーランス記者A
候補者当事者だからこそ
斎藤知事
当事者として私は、私喋らせていただけますか。
フリーランス記者A
ああ、はい。
斎藤知事
あの私は当事者候補者として戦わせていただきました。私はあの繰り返し言ってますけども、立花さん自身も知らなかったですし、直接会ったこともなかったですし、もちろんあの討論会で場でご挨拶はしたことがありますけど、私自身は自分ができる選挙自分自身がやれることを精一杯やってきたということです。ま、そういったことはないという風に申し上げてきてましたので、ま、同じ考え方ですね。
フリーランス記者A
選挙中はそれで良かったとしても、選挙後です。首相の発言もそうですし、選管の反応も総務大臣も全部選挙後です。で選挙後にこれだけ社会問題になっている、その社会問題の当事者である知事としての立場でですね、何も自分が1候補者だったっていう話は通らないという風に思うのですが。
斎藤知事
ま、それは今ご指摘いただいてるご質問者の考えだと思います。私としては先ほど申し上げてる通り自分としては自分が当事者候補者である選挙戦を精一杯自分として、斎藤元彦としてやらせていただいたということです。
フリーランス記者A
それで社会的な理解っていうのは得られるとお考えですか?
斎藤知事
それは私自身はそのように思ってますから、そのように考えてるっていうのは斎藤元彦としての今の考えです。
職員
他ございませんでしょうか。
報道特集
報道特集です。選挙中及び選挙後もですね、立花孝志さんが竹内元県議を始め百条委員会の委員県議たちに対してですね、誹謗中傷とも言われる情報発信を続けてこられました。こうした立花さんの行動について斎藤知事はどのように考えていらっしゃいますか。
斎藤知事
あの私自身は立花さん自身を直接知る立場でも無いですし、あのそういった個人の行動をですね、コメントする立場ではないです。
報道特集
立花さんが様々な竹内元県議を始めとする方々に対する誹謗中傷とも言われるような情報発信をされていることはご存じだと思うんですけれども、立花さんを個人的に知ってるかどうかではなくて、そういった情報発信誹謗中傷とも言われる情報発信について斎藤知事はどういう風に考えてらっしゃるのかぜひお聞かせいただけないでしょうか?
斎藤知事
うん、あの個別の書き込みや個々の方々の発信がどのようにしてるかっていうことを私は全て把握してるっていう立場や物理的にも無理なことはご理解いただきたいと思います。あのあと行政として個人間のやり取りに対しての問題に立ち入るっていうことは難しいということもご理解いただきたいですし、あのそういった意味で特定の発信や特定内容の投稿内容の、内容をチェックするという権限が無いということもあります。そこはご理解いただきたいと思いますが、一方でSNSについては先ほど申し上げてる通り誹謗中傷や事実ではないことを発信するということは使い方としては良くないということですので、これは先ほど話に出た県市町会との共同声明含めまして、いろんな場面で県民の皆さんやSNSを利用されてる全ての皆様にしっかり伝えていきたいという風に思っています。
報道特集
最後に、立花さんの情報発信の中で、斎藤さんがおっしゃる心無い誹謗中傷であるとか事実に基づかない情報発信に当たるようなものはあったとお考えでしょうか?兵庫県知事として事実関係を把握される立場にあるので、そこは判断できる立場にあると思うので、事実に基づかない情報発信を立花さんが行っていたのかどうか知る立場にあると思いますので、その点はどのように考えてらっしゃいますか?
斎藤知事
えっと繰り返しになりますけども、県行政として個人間の問題やり取りに立ち入ることは難しい。そして当事者ではないということもありますので、個々の投稿の内容について発信者の内容等について県行政として何か立ち入るということは難しいという風になります。
産経新聞
産経新聞です。先ほどの質問の関連でお伺いします。県としてはSNS条例の制定に向けて動かれていると思いますが、ただ一方で行政としては個人間のSNSのやり取りについては介入は難しいというご見解を示されている中で、どういったものを条例として制定してどういう風に効力を持たせていくのかというところをお伺いできますか?
斎藤知事
あのそこは今検討会なども開いてますので、これからしっかり対応を協議して内容を決めていくということです。ポイントはまさに記者さんおっしゃった通り、個人間のやり取りについて行政が介入するということは難しい面があるということとのバランスの中で、ま、人権上の問題についてSNSでどのような課題に対する対応ができるかということ、これは国の方も法改正に基づく対応してますけども、その中で県としてもできることをやっていく準備をしてるという状況です。
産経新聞
ただ、この条例を制定する上でそれなりの実効性っていうのは必要だと思うんですけれども、そうするとやはり当事者間、どういった当事者間を理解するっていうことも大事だと思うんですけれども、そういった点知事としては、その当事者誹謗中傷する側であったり誹謗中傷された側っていう、そういった当事者間の思いっていうのはご理解されようとは思わないのですか。
斎藤知事
当事者間のやり取りを?
産経新聞
ひとつひとつ観るっていうのは難しいかもしれないですけど、どういったものがあってそれを受けた側はどういう風に感じてるかとか、そういったことっていうのは知事としては認識されない。
斎藤知事
ま、それはSNSの内容については自分も使ってますから、どのようなものがあるかっていうのは私自身も個人で判断として適宜適切にSNSを使わせていただいてます。
フリーランスB
えっとフリーの記者ですけども、1月31日にネット上に公開された立花孝志氏のインタビュー動画があるんですが、その中で県知事選で元県民局長の私的情報を使って誹謗中傷したネタの文書があると。斎藤知事悪くないキャンペーンのネタの文書の元はですね維新の岸口県議から入手したと。その経過としては片山前副知事に会う予定だったのに代わりに岸口県議が来たと。要は誹謗中傷私的情報漏洩を県の斎藤知事幹部職員と維新の県議が一緒になってやったということが動画に出てるんですが、これ把握されてますか?
斎藤知事
すみません、知らないです。
フリーランスB
第三者調査委員会から当然報告あって聞かれるべきだと思うんですが。もう一つですねこれもネット上で出てるんですが、立花氏が入手して公開した文書があってですね、そこにはですね元県民局長は過去10年以上に渡って複数の職員と不倫して、その間に強力な人事権を有する職を歴任してた証拠は全て公用パソコンにありと。これ押収した公用パソコンの情報を知りうる県の幹部職員しか知り得ない情報がこういう文書になって立花氏に渡ってると。これはご存じないんでしょうか?当然第三者委員会からこういうのが出てるっていう報告があったと思うんですが、ご存じないでしょうか?
斎藤知事
そうですね、第三者委員会、適切に調査を進めようとしてるところです。
フリーランスB
全然第三者委員会の役割果たしてないじゃないですか。あのやらせ委員会というか、ご用学者委員会メンバーがですね、真相隠蔽してるとしか思えないんで、こういうネット上で入手できる情報すら把握して報告してないっておかしいんじゃないですか?
斎藤知事
ま、あの第三者委員会で
フリーランスB
第三者委員会が機能してないから聞いてるんですよ。メンバー総取り替えしてやり直さないと税金の無駄じゃないですかこれ。斎藤知事のポストを守るためにダラダラと審議してるとしか考えられないじゃないですか。なんでこんな重要な情報が上がってこないんですか?
斎藤知事
第三者委員会で今調査を進めています。
フリーランスB
いや、それが全然機能してないから聞いてるんですけど、改める気はないということですか?
斎藤知事
ま、あのしっかり調査をしていきたいと思ってます。
フリーランスB
あと竹内県議が一番追及して文書問題の核心部分だと言ってたのがパレード問題でですね、その中でも敬愛まちづくり財団がパレードが終わった後にポンと高額献金してると。これも片山前副知事の名前で要請文があるんですが、これ何らかのキックバックがあったとしか考えられないんですが、何か思い当たるとこないでしょうか?
斎藤知事
あの無いですし、あの寄付者の方はあのパレードの趣旨に賛同していただいたという風に理解しています。
フリーランスB
あと知事の支援者の川田さんがですね、メルチェのラインについてメルチェに依頼してたという上原市議のLINEを読売新聞と文春に提供してますが、これは川田さんが記者会見で、知事が、知事の代理人が会見で言ってる内容と違うと、メルチェに頼んだという風に言ったのに話が違うと言ってるんですが、元支援者の方がこういう風に発言してる受け止めをお願いしたいんですが。
斎藤知事
あのその件については代理人弁護士に対応を一任しています。
フリーランスB
元支援者の人が裏切って公開したんですけども、その点についてはどう受け止めてるんでしょうか?
斎藤知事
あのその件については代理人に対応を一任してますので。
フリーランスB
最後に、要は今の斎藤知事というのは暴力団の組長を守るために側近幹部がですね、敵対的告発者の弱みを私的情報を握ってですね口封じをしようとして死に追い込んだ挙げ句ですね、知事選になったらまた同じ情報を使って斎藤知事悪くないキャンペーンをしたと。これ暴力団の組長だって部下が暴走したら共同責任取らされるじゃないですか。そういう責任全く取ろうとしないのが今の斎藤知事だと思うんですが、そういう自覚はないんでしょうか?
斎藤知事
しっかり県政を前に進めていきたいと思ってます。
フリーランスB
部下の暴走に目をつぶって刑事告発もしないというのはおかしいと思わないんですか?兵庫県は無法地帯と言われてもしょうがないんじゃないですか?明らかな地方公務員法、義務違反でですね、さっきから話が出てる二馬力選挙、公職選挙法違反でしかも虚偽情報、虚偽事項公表罪違反の疑いがあるじゃないですか。こういういくつもの犯罪容疑を見過ごして何も動かない刑事告発しないというのはもう明らかに知事失格としか思えないんですが、そういう自覚はないんでしょうか?
斎藤知事
ま、あのいろんなご指摘いただきましたけども、私としてはしっかり県政を前に進めていくために全力で頑張らせていただいております。
職員
他ございませんでしょうか?
時事通信社
時事通信です。先ほど1時間にこの会見を制限するという話でしたけれども、公務がいろいろあるということは理解していますし、もしそういった会見は長さより質だと私も思うので、もし1時間に制限するということであれば、知事も真正面から記者の質問に答えていただきたいなという風に思いますけれども、その点はいかがでしょうか?
斎藤知事
あの制限っていう思いは私は無くて、公務もありますので1時間程度でやらせていただきたいという風に考えています。あの、ま、今日もそうですけども、ご質問いただいたことについては私自身も自分が答えられるところを、ま、あの、答えさせていただいてますので、その姿勢はこれからもま、しっかりやっていきたいと思ってます。もちろんあの十分じゃないという風に感じられることもあるかもしれないですけど、私が答えられることを精一杯答えさせていただいてるという点はご理解いただきたいと。
時事通信社
何を聞いても同じような答えしか返ってこないっていうことで会見が長くなってしまうと思うので、しっかり肩透かしような答えはせずに正面から答えていただきたいと思います。
斎藤知事
ま、あの答えられることも、をですね、しっかりあの答えさせていただくという思いはずっと変わりませんので、しっかり説明をさせていただけるように努力はしていきたいと思います。
職員
他ございませんか?
職員
はい。以上で会見を終了させていただきます。
複数記者
あ、手挙げてますよ。まだ時間あるじゃないですか。1時間経ってないじゃないですか。俺手挙げてるやんけ。1時間経ってないのにやめるのはおかしいじゃないですか。まだ5分以上もありますよ。もっと長くやりましょうよ。
フリーランスC
今日質問するつもりなかったんですが、1時間の約束も守られへんようなので5分間質問させてもらいます。あの先ほど、これまず司会の方に申し上げますけれども、1時間であれば1時間やりましょうよ。先ほど時事通信からの指摘もありましたように、同じ答えしかできひんから皆さんの質問が荒れるんです。空虚な記者会見になる責任を負うところは知事です。我々ではありません。司会の方はそれをまず認識してください。1時間やったら1時間やりましょう。で、先ほど松本さんの質問及び朝日新聞さんの質問、共同通信さんの質問で二馬力選挙の話が出ました。それは当然だと思います。昨日の衆議院の予算委員会で二馬力選挙のことが議論されましたので。その時に記者側からは二馬力選挙ということしか出てないんですが、松本さんの質問に対して知事やをら立花さんの名前を出されたんです。昨日の国会の議論でも立花さんの名前は出てなかったと思います。知事は立花さんが二馬力選挙をしてるっていうことはご存じだったってことですか?
斎藤知事
ちょ、ちょっとよくわからないですね。
フリーランスC
すごく単純な質問じゃないですか。誰も立花さんと言ってないにも関わらず、二馬力選挙という主語であなたに質問しているにも関わらず、あなたの返答には立花さんという名前があったと。ということは二馬力選挙の当事者は立花さんであったということをご存じだったということですかと問うてるんですが。
斎藤知事
私は先ほど申し上げました通り、あの候補者としていろんな候補者おられたという風に思います。もちろん討論会とかもやらせていただいてますし、どういった候補者がいらっしゃるっていうことは分かってます。ま、そんな中で私としては自分ができる選挙戦をしっかりやらせていただいたというだけですので、そういった認識はありません。
フリーランスC
いや、司会者の方ね、僕が言ってるのはこういうことなんですよ。知事に問わずに司会者の目を見て聞きますけれども、僕の問いは共同通信さんも朝日新聞さんも松本さんも二馬力選挙という主語で語っているんです。にも関わらず知事からのご返答が、やたら立花さんだったと。ということは二馬力選挙の片方の当事者は立花さんだと言う認識があるんですかという問いなんです。これ記者会見を短く答えようと思うんであれば、イエスかノーかで答えられる質問なんですよ。知事。もう一度問いますが、立花さんが二馬力選挙の当事者であったというご認識があったということで間違いないですか?
斎藤知事
私は自分ができる選挙を自分が一人でしっかり候補者としてやらせていただいたということが答えです。
フリーランスC
その言い訳は僕の質問が立花さんの二馬力選挙で助けられたと思っていますかという時には成立する言い訳です。昨日国会で議論された二馬力選挙や、松本さんの言葉を借りれば今社会問題になってる二馬力選挙の一番力が立花さんだったという認識があるんですかという風に聞いてるんです。
斎藤知事
私はだからさっきから申し上げ
フリーランスC
主語はあなたではないんです。
斎藤知事
自分ができる選挙戦をさせていただいてるという
フリーランスC
はい、それは存じ上げております。はい、それは存じ上げております。僕が問うているのは、あと2分ほどあります。僕が問うているのは立花さんが二馬力選挙のうちの一馬力だったという認識はあるのですかという問いなんです。
斎藤知事
あの特定のことについて答える義務はありません。私は先ほど申し上げてる通りあの前回の兵庫県知事選という物は自分ができること、自分が候補者としてやることをやってきたということですので、他の方々がどうだったかというのをコメントする立場ではないということです。
フリーランスC
先ほどの時事通信の方の質問覚えてられます?
斎藤知事
はい。あの質問に答えると言う事、お互いに質疑をしっかりやりましょうということ。
フリーランスC
で、その舌の根も乾かない間に、僕の質問に対する回答は先ほどの時事通信さんへの回答と"通用する(*認識不能)"と思います?
斎藤知事
えっと私自身は自分が答えられることをしっかり答えさせていただいてるつもりでございます。
フリーランスC
はい。で、ということは先ほどの特定の質問に答える義務はないとはどういうことなんですか?
斎藤知事
あの私自身は選挙戦で、繰り返しになりますけどいち候補者としてあの他の候補の方がたくさんおられたということは存じ上げてますけども、他の方がどうだったかということを答える立場でも無いですし自分自身は候補者として選挙戦を懸命に戦わせていただいたというだけです。
フリーランスC
はい。じゃあ最後に1問だけ。最後に1問だけ。その兵庫県知事選挙に携わられた当事者としてあなたは国会や兵庫県選管や様々な機関が警鐘を鳴らしてる二馬力選挙について考えたりコメントを述べたりする立場には無いという風に思ってらっしゃるんですか?
斎藤知事
あの選挙戦のあり方というのは制度について国や国会が法改正などでしっかり対応していく必要があれば法改正なども対応していくということだと思います。その議論の推移を見守るところです。
フリーランスC
僕の問いと全く答えがずれてるんですよ。兵庫県知事選挙に立候補した当事者として、国会で議論までされている二馬力選挙という問題についてあなたは考える必要がないという風に考えてらっしゃるんですか?と問うてるんです。
斎藤知事
あの私自身は選挙戦に出た当事者としてコメントは差し控えたいと思います。
フリーランスC
コメントを求めてるんではないんです。考えるべきか考えるべきではないかどちらですかと問うてるんですが。
斎藤知事
あの選挙制度については国において議論されるべきものだと思います。
フリーランスC
なるほど。あなたは考える立場に無いということですね。ありがとうございました。司会の方、1時間、2分超過いたしました。ありがとうございました。
職員
はい。以上で会見を終了させていただきます。
フリーランスB
知事、立花氏の入手文書受け取っていただけますか?まだ読んでないんだったらコピーをお渡ししますが。
ここから下には何もありません。本当に何も無いからな!?
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