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【発言録 前半戦】日本維新の会 増山誠・岸口実・白井孝明 情報漏洩釈明記者会見

*ふくまろ: 兵庫県知事選中、斎藤陣営に優遇され配信していたYouTuber
**祖品: 「チームさいとう公式(※現在“公式”の文字は削除)」の中の人
***中島: 中島由美子 日本維新の会の人(2024 衆院選 群馬5区 落選)

誤字が含まれている可能性があるので、実際の発言は下記動画等を参照のこと


司会進行:
時刻になりましたので、これより兵庫維新の会、記者会見を始めます。まず皆様より向かって左から、増山誠。

増山誠:
よろしくお願いします。

岸口実:
はい。岸口でございます。

白井孝明:
白井孝明です。よろしくお願いします。

司会進行:
司会進行は兵庫維新の会広報室長、中村大輔が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。円滑な進行のために皆様にご協力をお願いしたいと思います。まず発言する際には挙手してからお願いいたします。私が指名した方にスタッフがマイクをお渡ししますので、所属とお名前の後に質疑をお願いいたします。時間は無制限となっておりますが、同じ趣旨の質問はできるだけ避けていただき、スムーズな進行となるようご協力お願いいたします。それでは質疑応答を始めさせていただきます。挙手をお願いいたします。はい、どうぞ。

アークタイムズ:

アークタイムズです。お三方に伺いたいんですけれども。まず最初に岸口さん、増山さん、白井さんそれぞれこれまで週末に増山さんは会見があるからという風に言って答えて来なかったですし、岸口さんもこれまで立花氏にどうやって紙を渡したかについて最初は否定をしていてその後同席していたことは認めて、さらに最後渡したと思われても仕方がないとこう説明が二転三転して非常に分かりにくかったわけですけれども、
今回この会見に至ってどういう経緯でどういう理由で何を渡したのか、白井さんも何をどういう情報を提供したのか立花さんに。それぞれそれを聞かせていただけないでしょうか?

岸口実:
まずご質問にお答えする前に、この度本当に県民の皆様方に大変なご迷惑をおかけいたしましたことをこの場をお借りいたしましてお詫びを申し上げたいと思います。今後しっかりと説明の場を今日与えていただいた訳でありますから、説明をしていきたいという風に考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは先ほどのご質問でありますけれども、当初お会いした事実はお伝えをしておりました。お伝えをしておりましたけれども、その文章、紙のやり取りについては少し民間人の方がおられましたので、そこはうまく説明はしきれなかったというところがございます。結論から申しますと、もう何度も記者会見等で申し上げております通り、その場で同席をしております以上は私から提供したものということで結構であります。
どのような内容であったかということでありますけれども、私もその当日その紙を拝見をしました。そこに記載されている内容、大きくは4つほどの内容があったと思います。
1つは、いろんな疑惑とされる県議の氏名が沢山列挙されていました。次に、お亡くなりになられた元県議会議員と特定の新聞社、新聞記者との関係性についての記載がありました。3つ目が、この元県民局長のプライバシー、公用パソコンの中にあったプライベート情報の中についての記載であったと思います。4つ目が、元県議の質問、証人尋問委員会に対する質問の証言を要求する過程の内容が記載をされていたということです。
1つずつ私がその場で感じたものは、まず1つ目の沢山の県会議員の名前が列挙されていました。これについては、この百条委員会がスタート、文章問題がスタートした頃から、いろんな場面でいろんな名前が出ておりました。当然、私の名前も出ておりましたし、噂と言いますか疑惑として出ておりましたけれども、そういったところで出てきた名前が並んでいるという風に印象を持ちました。
2つ目、特定の元県会議員が特定の記者との関係性については、実は私は全くそれは存じ上げませんでした。その内容を見て。それが事実であるのか事実でないのかということは全く分かりませんでした。
3つ目、公用パソコンの中身についての記載でありますけれども、これも何度も申し上げておりますけれども、公用パソコンのプライバシー情報とされる部分について、我々は一切開示を受けておりません。ですので、記載の中身が事実かどうかであるかということは全く判断がつきませんでした。ただ、特定の方との不倫関係と言いますか、不適切な関係があるということは、それも噂レベルでありましたけれども、聞いておりましたけれども、記載の内容が事実かどうかというのは私には判断のつかないものでありました。
4つ目、元県議が証人尋問の証言の要求にする時に、それを、そういった事実があるのかどうかという判断も、私は承知しておりませんでしたので、判断がつかなかったということです。ただ、百条委員会がずっと続いていく中で、これは12月に入ってからでありましたけれども、そういった事実が確認をされたということはありましたけれども、その時点で文章を受け取った時点では、そういうことは承知はしていなかったということです。以上です。

増山誠:
まず、本日は多くの皆様に記者の皆様にお集まりいただきましてまことにありがとうございます。10月25日の議事及び録音データを外部に流出をさせたということは、ルール違反でございますので、この場を借りて謝罪をさせて頂きたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。今も維新の会の皆様ですとか、議会の皆様には大変大きな、私の思いを貫いたことで、ご迷惑がかかってしまっていることについて大変心苦しく申し訳なく思っております。
片山氏のクーデターに関する証言とパレード担当課長が亡くなったことと、知事からのパワハラとは関係がないこと、というのは、文章問題の重要な要素であるという風に考えて、これは公益に資する情報ではないかということで、この情報、県民の皆様が知らないまま選挙に突入してしまうという危機感というのがあって、情報提供を行ったわけでございますけれども、ルール違反であったことは事実でございますので、この点において大変反省をして申し訳なかったという風に考えております。
今ご質問のありました立花氏に、このデータお渡しした経緯ということですが、確か10月の30日か29日ぐらいに、私の方から連絡をして、一度お会いしたいということでお話をさせていただきました。31日、カラオケボックスの方でお会いをして、このデータをLINEでお送りをしたという次第です。持っていった文章については当初、私の備忘録的な形で持っておったんですが、それをいただけませんかということでしたので、その時の流れでお渡ししたという次第です。
内容については、片山氏が百条委員会の中で発言されたことですとか、元パレード担当の課長さんのお話しで、これについては先ほど申し上げました通り、パレード担当課長が自死された内容については、斎藤からのパワハラでは一切ないという重要な証言がございまして、巷ではお二人の方が斎藤知事のパワハラで亡くなったという風説というか、そういうのが広まっている状況でした。めざまし8の立岩さんも知事と副知事が人を殺したというような発言もされていた中で、この情報は非常にこの文章の背景ですとか、選挙において重要な情報であるから県民が知るべきではないかということで記載をさせて頂いたというところでございます。後の内容については今私の手元にはございませんので割愛をさせていただきますけれども、私が様々なところから得た情報、信用おける情報源から得た情報をお渡ししたという形が経緯でございます。以上です。

白井孝明:
本日皆様にお集まりいただきまして大変申し訳ありません。また維新の関係者の皆様、そして県民の皆様に大変ご迷惑をおかけし、多大なるご迷惑をおかけしていることを反省し謝罪いたします。申し訳ございませんでした。
先ほどの方さんからのご質問なんですけど、どういう情報を渡したのか。私は11月1日に立花さんが街宣活動されてるという、その中で私の支援者の方から私の電話番号を渡して頂いた。それで立花さんからご連絡を頂いたという次第でございます。
元々なぜ渡したかというところを言われてたんですけれども、そのご連絡を取りたかった旨というのは、やはり11月1日以前から、まことしやかに噂レベルで騒がれてた問題、この問題というのがクローズアップされずに、一方的に斎藤知事だけが非常に悪者の様な報道をされていってるというこの現状がやはり私も思っておりました。私の方で少し発信等を試みた部分もあるんですけれども、やはり情報拡散力もなく、何もこう広がらないという様な状況もございましたので、やはり今この問題を取り上げて頂いたということに関して、やっぱり立花さんにお話がしたいと思い、コンタクトを取らせて頂いた次第でございます。11月1日時点では本当に5分ほどの話でございます。立花さんの方が情報は詳しかったというところをおっしゃっておられまして、個別具体的な内容には話ししておりません。しかし、街頭演説で話されている内容に関しまして、特に問題点はございませんでしたので、問題点と言いますか、その噂レベルで話されてた様な内容全て含まれておりましたので、私の方から何か否定するということもございませんでした。ですので情報提供と言われても全然仕方がないところでございますし、それを認めたと言われても仕方がないところかなと思っております。
また先日のぶら下がり会見のその前日にお電話をさして頂いた時に、初めてそのA4の紙をYouTubeで出されているのを確認いたしました。その中に書かれてたのは、プライベート情報、その不倫日記のことについてであったり、自死されたパレードの担当課長のことについてであったり、またクーデター、転覆計画、あとは自民県議と県及び渡瀬氏を恫喝した件とか、そういったこと諸々書かれておりました。私の再就職の件とか。その紙についてもやはりその噂レベルではございますが、言われていたことは事実でございますし、県議会議員の中でも広がっていた噂でございますので、それは実際にあったことですよというところをお伝えさして頂いた次第でございます。以上です。

アークタイムズ:
重ねて伺いたいんですけれども、岸口さん今、渡した内容については、それが真実かどうか分からなかったと多くをおっしゃってましたけれども、それを御自身が立花氏に渡して、で結局立花さんはそれを拡散したわけですね。実質的に岸口さんは自分で正しいか分からないことを立花氏に託し、それを立花氏大きな拡声器で、今回の選挙に際して拡大したということがあったわけですけれども、その責任てのはどう感じられますか?それは御自身としてどういう責任の取り方をされるんでしょうか?百条委員の委員をやめるというのは何ら、百条委員は3月半ばにはなくなるわけですから何ら責任を取ることにはならないと思いますけれども、議員辞職を含めてどういった責任を取るんでしょうか?

岸口実:
まず私から、先ほど申し上げました通り、私から立花氏に渡ったということはもうそれは否定できませんので、内容については先ほど申し上げた通りです。ただ、この文章自体が正直なところどなたが作成されたのかというのが非常に私はその場では知り得ませんでした。その方がどういうおつもりでお書きになられたかというのは本当に分かりません。そういった意味で先日もお会いしたことが軽率であったという風に私自身は今思ってるところでございます。
最後にその、じゃあ、その自分の身の処し方をどうするんだという風なお話がありました。まずは百条委員会の審議が混乱したという事は間違いありませんので、そのことについて先日辞職届の申し出をしたところであります。この後は今日も維新の会の全体会議もありますし、明日以降この一定の処分等の検討もあります。そのことも全て含めて自分で判断をしていきたいという風に考えております。

アークタイムズ:
増山さんにお伺いしたいんですけれども、増山さん、これは調査中ということなんですけれども、リハックにお出になってそこで特に朝、高橋に連絡をして出たいという風に言って新幹線に乗ってすぐ出たということで、その件について吉村代表はそれも含めて調べているということ言ってますが、そこのそれは党が知っていて出たのかそうでなくて党に言わずにああいう形で発表したのか、そこをまずちょっと確認させて頂けないでしょうか?

増山誠:
直前に私の方でリハックに連絡、高橋さんに連絡をして、一度番組に出演したいんですというお話をさせていただきました。党の方にはあの内容は伝えずに、リハックに出てお話をさせていただくというところだけはお話をさせていただいたと記憶しております。はい。

アークタイムズ:
分かりました。それで今回立花氏に情報を流した理由ですけれども、リハックでもおっしゃってましたけれども、そのクーデターというところの部分が県民に伝わってないからそこを知らせる必要があったと思ったというその動機と、渡し方が他党の、それもいろいろな意味で今執行猶予中でもある立花氏、他党の党首で立花氏、そしてデマを流していることが分かってる人物に隠れて渡すという行為は、おっしゃってる県民に知らせたいという思いと全然私は乖離してると思うんですが、そこは説明するんでしょうか?もし県民にどうしても伝えたいんであれば御自身のTwitterなり維新で会見するなり記者の前に出て行くやり方はいくらでもあったと思うんですが、今まで全くそれを隠したまま立花氏にカラオケボックスで横流しをするという極めて卑怯と言ってもいいと思うんですね、私やり方として。そのおっしゃったことが県民に伝えたいという正義感おっしゃってましたけれども、それ取った行動があまりにも乖離があって私はそこおかしいと思うんですが、その乖離についてはどう説明されますか?

増山誠:
そうですね、私としては立花氏が多くのデマを言っているという意見には御賛同しかねます。当時私非常に発信力がございませんでしたので、県民になかなかお知らせする手段、自分のXという形では及ず、発信力のあるメディアに提供をするということも考えましたけれども、リハックでも言いましたが前日にマスコミの皆さんが片山元副知事の会見内での発言を、全員で制止して、全員かどうか分かりませんけれども、制止をするということがありましたので、これはマスコミに同じ様な情報を提供をしたとしても発表がされないという危惧がございました。そんな中、立花氏の発信力という点において非常に発信力のある方ですので、この方にお伝えをすることによって県民の皆様が知る事ができるのではないかという風に考えたところから、立花氏へ提供をさせて頂いたという事でございます。

アークタイムズ:
その時なぜ自分が提供したと明かさなかったんですか?それ今おっしゃったのは手段として立花氏を使ったということですが、その時に身を隠す必要は無かったと思いますけれども、なぜ身を隠して立花さんに伝えたんでしょうか?

増山誠:
そこはやはり私、百条委員会の委員でもございましたので、そこで文章問題の真相を解明していきたいという思いがありましたので、そことそういう思いがあったのでという形になります。

アークタイムズ:
ちょっと分からないんですが。百条委員会で解明したい思いがあったので、なぜその場で立花氏に対して情報提供したことを明かさなかったんでしょうか?そこは矛盾しないと思うんですが。

増山誠:
百条委員会の委員として提供をすることになればそこを何らかの責任が生じてくるという風に思いますので、そういう意味で百条委員会でこれからも真実を追求していくというのも1つの私の使命でありますし、もう1つの使命としては議員として県民の皆様が知るべき情報をしっかりとお伝えしていくという両方の使命があると思ってましたので、そこをどちらが軽重あるという事ではなくて、議員としてのお仕事をそれぞれ果たしていきたいという形でそういう形になりました。

アークタイムズ:
先ほど立花氏の方が発信力があると仰ってましたけれども、それは兵庫県の第2会派である維新よりも兵庫県に足場のないNHK党の立花氏の方が発信力があって発信する場にふさわしいと思ったということなんですね?

増山誠:
そうですね、その時の判断としてはそういう風に考えて、そういう決断をしました。

アークタイムズ:
12月25日の会見の際に、横田はじめさんから立花氏に情報を流したのは増山さんじゃないかという質問があった時に答えませんでした。増山さんは。それはなぜでしょうか。あの時答えるタイミングだったと思いますけれどもその時も隠したわけですが、質問に答えないという風にして、なぜでしょうか?

増山誠:
そもそも私、横田はじめさんの質問には答えないということを決めておったんですが、その後に私そう思って頂いて結構ですという形で、横田さんの発言に対して回答をしたという風に認識しておりますが。

アークタイムズ:
最後1点だけ。増山さんが渡した情報、不倫云々のところと日記云々とか写真が云々とかそういうのがあります。そして増山さんの維新が渡した情報、不倫何人とが不同意何々罪とか、それが立花氏に拡散される結果になったんですが、増山さんはそれはそういう事実があるという風に考えてるんでしょうか。その根拠は何かあるんでしょうか。

増山誠:
もう1回どこの部分でしょうか。

アークタイムズ:
不同意のところで、あと不倫10年とかそういうところです。

増山誠:
不倫についてはかなり確度で確信はしております。不同意性交等についてはあり得る可能性があるという風には思っております。

アークタイムズ:
それは何か根拠があるんですね?

増山誠:
そうですね。私なりに信用のおける情報から得ておりますので。はい。

アークタイムズ:
最後1つだけ。ご自身の責任の取り方で、今委員を辞任する、理事を辞任する、百条委員の、それだけですけれども、今回こうやって身を隠してずっと情報提供してきて、それも他党の党首であったという事で、その立花氏が拡散したデマによっていろんな形で混乱が生じ、その後デマの中で竹内県議が亡くなるということも起こってます。それを含めてその起点になったのは増山さんや岸口さん、白井さんの情報提供だと思いますけれども、それを踏まえた上で御自身の責任の取り方というのはどう考えてらっしゃるんでしょうか?

増山誠:
私は今でも立花さんがデマを言っていたという風には認識しておりません。そして立花氏の情報によって竹内が亡くなったという様な因果関係も私としては確信は持っておりません。責任の取り方という意味では、まずは百条委員会の委員を辞任をさせていただきました。本日日本維新の会に対しては離党届を提出しておりまして、まだ受理はされてないかもしれないんですけども、離党の意向でございます。議員辞職等に関しては有権者の皆様のお怒りを聞きながらこれから判断して参りたいという風に考えております。

アークタイムズ:
今おっしゃったところで1点だけ。その立花さんがデマ言ってないとおっしゃいましたが、1月に竹内県議が亡くなって、その後捜査逮捕される予定だったということに翌日県警本部長が否定しました。全くの虚偽であると。全くの事実無根であって全くの虚偽が流布してると。それについても問題ないという風に増山さん考えてるんでしょうか?

増山誠:
それについてはご本人が訂正されておりますので、そういうことだと思いますが、ここに訂正されてない部分に関してはデマであるという認識はございません。

アークタイムズ:
訂正すれば、訂正だけをすればいいと思ってるんでしょうか、立花氏が。前段の話で竹内県議が亡くなった後の話で、訂正さえすればいいという風に思ってらっしゃるんでしょうか?そこに立花氏に問題を感じないんでしょうか?

増山誠:
訂正すれば全てが良いというわけではないですけれども、1つの間違った情報をだしてしまってことについて訂正をされているという事であれば、それはそれとして私としては受け止めておりますし、1つが間違えた発言があって訂正したからといって他の発言が全てデマだという風に私としては認識することはございません。

アークタイムズ:
10年10人というところも間違いじゃないというんでしょうか。

増山誠:
あれは私も確信を持っておりませんので、立花さんについてもどういったソースでああいうことをおっしゃっているのかというのは私の方では知る術がございませんので、デマかどうかというのは私確信はございません。

アークタイムズ:
デマではないと思ってるってことなんですね。竹内さんが逮捕される予定だったということだけがデマだったと、虚偽だったと事実じゃなかったとおっしゃいましたけど、それ以外について、10年10人、不同意性交、それはデマではないと今でも思ってることなんですね?

増山誠:
可能性があるという風に考えております。

アークタイムズ:
それはかなり重要な言及ですけれども、それはきちんと御自身として、死者の名誉にかかわる名誉毀損の230条2項にかかわるところですので、きちんとそれはご自身として提供できる証拠があって県議として、維新の県議としておっしゃってるってことですね。その2点について。

増山誠:
私の方で証拠と言える何か文章みたいなものは持っておりませんけれども、あくまで立花氏の発言について私がどう思うかということでございますので、立花氏がどういったソースに基づいておっしゃってるのか分かりませんけれども、私の方で複数名の女性との関係という情報までは得ておりますので、それが10名なのか7名なのか3名なのか2名なのかというのは、立花氏の発言を否定する様な私は情報を持っていないという事でございます。

アークタイムズ:
で、どういうふうに?

増山誠:
不同意性交については、私の方でも一定の情報を得ておりまして、その可能性は否定する様な情報までは得ておりませんので、その上で立花氏がどういったソースに基づいておっしゃっているのかというのは私の方で否定はできないという事で、可能性があるという風に申し上げております。

アークタイムズ:
可能性があると言うのでしたら、御自身できちんとその証拠を示す必要が私はあると思いますけれども、県議、一般の方じゃなくて県議であり、そして百条委員にもいらしたわけですけれども、それについてはどう思わないんですか?非常に重要なところだと思うんですが。亡くなられた方の名誉にかかわるところ、事で現職の県議が、維新の県議が今離党届を出されたということですが、まだそこには可能性があるというのは私は非常に重いことだと思いますけれども、それをきちんと証拠を示して説明するお考えはないでしょうか?

増山誠:
不同意について?

アークタイムズ:
立花氏が言ったことだけれども、自分は分からないから可能性はあると思ってるという2つともそういう10年10人、不同意についてそうおっしゃいましたので。でも、県議として可能性があるとまで言うのは私は非常に重いことだと思うので、県民の負託も受けてるわけですから、きちんとそれについて説明する必要性、責務が私はあると思うんですが。

増山誠:
そうですね、非常にこれを説明しろと言われるとプライベート情報に触れざるを得なくなってきてしまうんですが、それはよろしいんでしょうか?

アークタイムズ:
この場でそのプライバシーを晒して説明するということじゃなくて、例えば記者に対してまずはオフレコの方の形で見せるとか、そういうことはあり得ると思います。これは例えば百条委員の秘密会でもそういった対応はなさいますよね。そういったこともあると思いますから、それがそのままプライバシーを晒してそれが事実でなかった場合には非常に大きい問題になりますから、そうではない形でまず示して頂いて、見せるということがあり得ると思いますが。

増山誠:
そういう、記者の方?ということですね?

アークタイムズ:
いや、だからこの記者会見の場でその可能性があるとおっしゃってるわけですから、それはきちんとした根拠を示す責任が私はあると思います。「思う」だけでは、もうこれだけで死者の名誉が毀損されてるわけですから、それに対してそこまで仰るんであればきちんと示してほしいと。説明責任を果たしてほしいと私は思います。

増山誠:
「そこまでおっしゃる」というニュアンスが私は否定できないので可能性があるという風に申し上げておるんですが、逆に尾形さんは否定されている立場だと思うんですが、何か証拠があって否定をされているんでしょうか?

アークタイムズ:
私が私たちはそれが真実だということが提示されてないですし、取材する過程で、それこそ百条委のこの12月25日の会見でも岸口さんもそれが日記なのか小説なのか分からないという言い方をされてました。それが百条委としての判断だったと思います。それと異なることを増山さんおっしゃってるので、であればきちんと説明いただきたいと。重大な権利の侵害が今でも行われてると思うので、それを私は言ってるということです。

増山誠:
そうですね。私の方で否定できる様な資料を持ち合わせていないので、ただ可能性があるという情報は得ているということですね。それ今ご提示するかどうか非常に迷いますけれども、非常にプライベートに触れる情報ですし、そうですね。であれば、そのオフレコでの、オフレコなんですかね、その記者会見の後の片山元副知事の発言を記者の方々で制止されたという事が私としてはどういう形でご提供したら皆様にお伝えできるのかというのが多少疑問というか難しいなという感覚を持っております。

アークタイムズ:
その提供する用意は、説明する用意はあるということですね?私その今おっしゃった会見にはいなかったのですが。

増山誠:
そうですね、何かこう文章を持ってという形ではないですが、お話しすることは可能かと考えております。

アークタイムズ:
分かりました。

司会進行:
はい。では。

ABCテレビ:

ABCです。増山さんにお伺いしたいんですけど11月1日の時点で立花さんに新しい情報があります、入手しましたということでお電話されてますね。これについて新しい情報を立花さんと電話でお伝えされた時にその情報っていうのは何をお伝えされたんですか?

増山誠:
それは全く記憶にないんですが、その内容について。はい。

ABCテレビ:
電話はされたけども内容については記憶がないということですか?

増山誠:
電話したことについても記憶はないですね。記憶はないというか、たぶん立花さんがおっしゃってるのであればしたんだろうと思いますけれども、もうだいぶ前の話ですので記憶がないんですね。

ABCテレビ:
電話したかどうかの記憶がないということですか?

増山誠:
記憶はないですがしたんだろうというその立花さんが仰ってるのであればしたとは思います。内容については全く記憶がないですね。

ABCテレビ:
先ほど不同意性交においてはあり得るという風におっしゃられましたけれども、立花さんはこれ選挙期間中のポスターにも書くぐらいこれを発信されてましたよね。この立花さんのこの情報ソースになったというご自覚というのはありますか?

増山誠:
そうですね、私の方としては、不同意性交等罪に当たる可能性がある情報というのは得たものですから、これは人事のトップという方が意図的に不適切な関係を職員と結ぶということが、人事評価ですとか昇進に影響を及ぼす可能性があるというのは非常にその県の職員として恐ろしい状況を感じたので、公益通報としてこれは告発すべき事案ではないかと思うんですがどうお考えですかという様なご相談をした記憶がありますね。

ABCテレビ:
立花さんと。

増山誠:
はい。

ABCテレビ:
それはいつぐらいのお話ですか?

増山誠:
11月はじめ、でちょっと日にちまでは記憶にないですが、そんな記憶ですね。

ABCテレビ:
この11月1日の電話の中でしたという記憶はないんですか?

増山誠:
その記憶はないですね。

ABCテレビ:
11月の前半に立花さんにそういうお話をしたと。

増山誠:
そうですね。公益通報案件じゃないかと私の方で思ったので、お伝えした記憶がありますね。

ABCテレビ:
不同意性交という点に関して立花さんがおっしゃっている事の情報源になったという自覚、もしかしたらそう思わせてもしまった、立花さんにそう思わせてしまったのかもしれないというご自覚はありますか?

増山誠:
私の方でその不同意性交云々というお話はした記憶はないんですが、記憶の上では立花さんがそうおっしゃってるの聞いたのと、私が得た情報を元にこれは公益通報として明らかに通報をしてしっかりと調べる必要があるんではないかなと。これまでの県政で行われてきた不正といいますか、これを明らかにしていく必要があるんではないかということでご相談したと認識しておりますので、ソースとして使われたかどうかは立花さんに聞いて頂いた方がいいかと思います。

ABCテレビ:
分かりました。もう1点。これ立花さんに情報提供されたということなんですけど、維新、無所属で出られました清水さんであったり斎藤さんも出馬されてますけれども、そのお二人にお伝えしよう、そのお二人から発信してもらおうと思わなかったのはなぜですか?

増山誠:
私の方で立花さんの方がネットメディアとしての認識があったので、そこにお伝えするのがベストかなと思った次第ですね。

ABCテレビ:
より情報を広げるためであれば1人より2人、3人と情報を発信する人が増えた方がいんではないのかなと単純に思ったんですけども、なぜそのお二人には言わなかったんですか?

増山誠:
立花さんにお伝えすれば県民の皆様に知っていただけるのかなという風にその時は単純に思ったので、ということですね。

ABCテレビ:
ありがとうございます。

司会進行:
どうぞ。

NHK:

NHKです。よろしくお願いします。増山さんに質問させていただきます。先ほどのやり取りの中で、その公益通報として告発すべきではないかという可能性がある情報を得たと仰られましたが、増山さん自身がその告発はされたんでしょうか?

増山誠:
私がですか?

NHK:
そうです、そうです。

増山誠:
私は県の職員ではないので告発、公益通報者として告発することができないという認識を持っておりました。告発するならばその情報を知っている県職員がするという形ではないと公益通報としては取り扱われないという認識がありましたので、もし立花さんが告発するというのであれば、そう言った方を捜すとかいう形を取ったのかなと思います。

NHK:
増山さんは少なくとも11月の時点では知っていたので、立花さんとやり取りをしようと思ったわけですが、増山さんは現職の県議ですので例えば、百条委員会でうまく発信しても発信されないと思うのであれば12月でプライバシーに配慮した上で一般質問なり議会で発言することによって挙げてもらうとかそういった手段もあったかと思うんですけども、それよりもまず立花さんに情報を伝えることを優先したんでしょうか。なぜ現職の議員なのに議会でその思ったことを議会で問題にしなかったっていうのはなぜなんでしょうか?

増山誠:
そう思ったというのは具体的に

NHK:
その不同意性交の疑いが考えられる情報があって、それは県庁の要は大きな問題だと認識されてたわけですよね。それは県議会とかで議論しようとか、そっちに提示しようとは思わなかったんですか?

増山誠:
非常にプライバシーに関わることなので、どういう形で発信するのかというのは問題意識は持っておりましたけれども、そういう場で何か質問をしたりしようという思いには至りませんでした。

NHK:
プライバシーに関わる情報なのに立花さんには相談するんですか?

増山誠:
公益通報という意味で通報すべきなのかどうかということを相談したということですね。

NHK:
あくまでこういう情報があるけれどこれは公益通報として相談すべきかどうかという形で立花氏に話をしたと。

増山誠:
そういう記憶がありますね。

NHK:
その時に立花氏にはこれはプライバシーの情報もあるので、これはあなたへの相談だ。発信しないでほしいとか、プライバシーも関わるのでそういったことは伝えたんでしょうか、立花さんに。

増山誠:
私の記憶では既に立花さんがそういった情報を発信されていたので、何かそれから止めるという意識はなかったですね。

NHK:
なるほど。既にそれが現職の議員さんからの情報なので、増山さんもこういう話があってと、要は立花さんに伝えることで立花さんがより今以上にその情報を発信することになるだろうという思惑あるいは意図はあったんでしょうか。

増山誠:
それは特にないですね。

NHK:
純粋に相談だけだったという認識ですか、増山さんの中では。

増山誠:
私の中では相談をしたという記憶ですね。

NHK:
情報提供ではなくあくまで相談だという認識ですね。

増山誠:
そういう認識でいますね。

NHK:
承知いたしました。

司会進行:
はい。じゃあ次の方。

*ふくまろ(フリー):

フリーのふくまろです。白井県議に、あと岸口県議と増山県議にお伺いしたいことがありまして。TBS報道特集などおよそ中立とは思えないメディアが増えてきました。今回の問題に至った全ての原因はオールドメディアによる偏った報道によるものと思われます。斎藤知事への誹謗中傷をまるで謝罪せずに誹謗中傷を問題視しています。メディアが行うこういった一方通行の誹謗中傷をどのように思いますか?白井県議からお願いできればと思います。

白井孝明:
ありがとうございます。本当に今回の件というところが正しく報道されていないと思っての発信をしたのが事実でございます。オールドメディアという言い方が正しいのかどうかというのはございますが、テレビや新聞といったところの情報が全ての情報源となっていた現状はございます。しかしそこにSNSという形で新たな情報源が入ってきた。どちらの情報が正しいかというのは精査する必要はございますが、今までのこの流れにおいては、いわゆるオールドメディアと言われてたところの情報が全てというところで会った。そこの情報が正しいとされてた部分がありましたが、私が今回の兵庫県政の闇の中で感じた部分はやはり間違ってる部分が報道されている、これは事実ではないかなと思っております。以上です。

岸口実:
このマスコミ報道とひとくくりにしても1つはテレビの報道もありますし、週刊誌の報道もあります。また新聞の報道もあってSNSのいろんな発信があるということです。私はこの4者がどれが正しくてどれが正しくないか正直思っておりません。今回いろんな場面で我々から見ても正しく報道されてるなという部分もあったり、私自身についても週刊誌では全く違う報道もやっぱりありましたから、そういったところはそれぞれで検証して頂く。その事をお願いするようなことはこの場では申し上げることはございません。

増山誠:
オールドメディアとネットメディアという形で私も発信をしたこともあります。今SNSの規制という様なこともありますけれども、新聞ですとかテレビも間違った情報、偏向報道をしてる部分もあると思うんですが、SNSに関してはそれをファクトに基づいて否定してくれてる自浄作用という働いてる部分もあります。ただそれが放置されて誹謗中傷し続けられるというのもありますので、そういった部分に関してはしっかり規制していく必要もあると思うんですが、できるだけそれぞれがファクトに基づいて正しい情報にしていくというのはそのままで置いておくべきかな、規制しすぎるのも良くないという風に考えております。偏向報道ということで、当時私がなかなか何を言っても信じてもらえないぐらい反斎藤という様な動きがメディアの中で大きくうねりがあって、背景にあるクーデターですとか文章作成の意図をファクトとして県民の皆様に知ってもらう、提供していくという強い思いがありました。そういう意味で、マスコミの偏向報道というのは非常に私も被害を受けたところでございますけれども、こういったところにも公平公正な報道を今後期待していきたいなという風には思っております。

ふくまろ(フリー):
続けて増山県議にお伺いしたいんですけど、MBSなどは斎藤知事へのパワハラ認定、これ誤報だと言われているんですけど、MBS自身はこれを否定されたんですが、この記事を、あの、最近こっそり削除いたしまして、こういったメディアの姿勢はどういったように思われますか?

増山誠:
MBSさんいらっしゃいますか?これ、削除されたのはどういった理由からでしょうか?

MBS:

こっそり削除したのではなくて、ある一定の期間が過ぎればHP上に載っている情報は消えます。なのでそれによって消えただけですね。意図的に削除したものではないです。

増山誠:
ということはその姿勢は今も堅持されている?

MBS:
会社として今の時点で訂正はしておりません。

増山誠:
ちなみにあれは私としては、例えば過半数の議員から聞いてそれで判断したというのであれば分かるかなと思ったんですが、私の情報を得たところによると2名の議員から聞いてああいう形の報道になったと聞いているんですが。これは正しいですか?

MBS:
違います。

増山誠:
あ、別に何らかの理由があってと言うことですか?

MBS:少なくとも2名ではないです。

増山誠:
私としては、ただですね、何名、過半数で、一定その記事になるのはありえるかなと思うんですが、ただ議論の途中でありましたし、例えば、その、今のところパワハラ認定する予定だと思われてる方も議論の過程で、あ、やっぱり違うなということになる。
その議論が先にある中で、委員長も否定されておりましたけれども、それを「認定の方向へ」というのは、少し、行き過ぎた内容だったのかなとは思います。ただMBSさん、私がリハックに出た、その時の放送においても、私が主張していたことに一定報道して頂けたりですね、少し以前とはこう違った、公平性というのが、あ、私のほうとしては見られたので、そういうこともあるのかなという認識ですね。

ふくまろ(フリー):

増山県議に続けてお伺いしたいんですけど、先日の報道特集さんなんですけれども、増山県議が階段を降りている時に記者の方が付きまとい行為を受けていたとSNSを見て問題になっておるんですけれども、階段を降りる増山県議の体にひっつく程の距離でその記者さんが降りていたんですけれども、こういったのは大変危険な行為だと思うんですけれども、増山議員はどう思われますでしょうか?

増山誠:
あの時、私も用事があって急いでいたんですが、確かにかなり近い距離で取材を受けました。歩いてるとカメラの方も私にぶつかってくる様な勢いで来たので、特に階段を降りてる時は危ないなという感覚は持ちました。そうですね。結構その立花さんの例で挙げると、奥谷さんのとこ行って街宣活動したとか、どこか行くぞという様な話をされてたと思うんですけど、結構それに近いことされてんのかな。片山元副知事のところに村瀬さんでしたっけ。夜中に行ってピンポンしてた様な映像もありましたけど、結構私も報道特集が家に来たりして、私別に気にしてないんですけど、そういうこと、危ないなっていう感覚はありました。

アークタイムズ:

増山さんがリハックだけに出たのがおかしいんじゃないんでしょうか。増山さんリハックだけ出て他の質問に答えないからそういう取材があったという風に思いますけれども、この点は問題ないんでしょうか?

司会進行:
次の方。

神戸新聞:

神戸新聞です。まず増山県議と岸口県議にお伺いします。今百条委員会の関係で報告書案というものが議論されてもう大詰めな段階だと思います。その段階で今回の立花さんに文章を提供したお話しであったり、秘密会の音声データを提供した話がこうやって公になって岸口県議と増山県議が百条委員の委員を辞任するという流れになりました。この状況で維新の会派としてこれまでパワハラの認定に関しては高度な法的判断が必要だなどの主張をされてきたのを、取り下げざるを得なくなったという風に思っておりますが、結果的に今回の立花さんへ情報提供がこうやって百条委員会の認定に影響を与えたことについてそれぞれどう受け止めてらっしゃるのかお聞かせください。

岸口実:
まず私からと思います。本当にこの百条委員会が大詰めを迎えております。3月の上旬を目指して調査報告をまとめようという本当に緊迫した時期でありましたから、この時期に辞任してしまうということは本当に議会、議会と言いますか百条委員会の運営に御迷惑をおかけしたということは重々理解というか承知をしております。この議論をまとめるさなかでありましたけれども、我々の会派の主張は会派の主張としてしっかり提出をさして頂いております。その後その各会派の意見を踏まえてどういう形で仕上げるのかというのはそれぞれの会派間の調整がありますので、我々の主張が全く乗らなかった場面もあるかもしれませんし、また我々の主張が一部取り入れられる部分も出てくると思いますので、これはまだ進行中の話でありますから、この場で断定的にはなかなか言えませんし、その内容についてもここで申し上げられません。すみません。

増山誠:
そうですね。私としては百条委員会の運営に非常に支障をきたしてしまったということについては本当に反省をしております。ただその我々が辞めたことによって何か最終的な見解が変わってしまうかどうかというのは、私の方ではそんなことはないんではないかなという風に思っておりまして、皆さん議員が責任を持って議論しておられますので、そこは一定、我々が委員を辞める前もそういう結論に達していたんではないかと想定をしております。

神戸新聞:
ありがとうございます。次に増山県議にお伺いしたいんですけれども、10月25日の秘密会の音声データが立花さんに渡ったと、それは御自身がされたとリハックで説明されてたかと思います。そもそもこの10月25日の秘密会の決定に際しては百条委員会で申し合わせがされて決定されてますが、この時に増山県議も秘密会に賛成のお立場でいらっしゃったと思うんですが、にも関わらず結果的には音声データを外部に提供されたと。ここら辺は最初の賛成、秘密会賛成、けれどもデータは立花さんに提供。ここら辺やっぱりおっしゃってるところと行動が不一致なところがあると思うんですがこれはなぜそういうことになったんでしょうか。

増山誠:
はい。私が非公開に賛成したのが、それまでの偏向報道というのが私にはあまりにも酷いなという風に感じておりました。これ以上偏向報道が過熱するということを懸念をして非公開に賛成をしたんですね。例えば知事のパワハラで2名が亡くなったですとか、知事と副知事は人を殺した、パワハラ4割という様な話がありましたけれども、しかしながら新たな重大な事実が証言されたことに接しまして、やはりこれは県民の皆様が知るべき公益に資する情報であるなという風に感じたので、情報提供したということです。ただその後やはり県民の皆様には全ての情報を公開していくべきだったなということは感じております。

神戸新聞:
その全ての情報を公開すべきだったとおっしゃるのは秘密会にすべきはなかったと思っていらっしゃるという事でしょうか。

増山誠:
そうですね、はい。

神戸新聞:
増山さん、続けてなんですけれども、リハックで然るべきタイミングで秘密会、秘密会での内容を立花さんに渡したけれども然るべき内容ご自身で公表するつもりだったという趣旨のご発言があったかと思います。どこで公表したいと思っていらっしゃったんですか?

増山誠:
一応百条委員会の報告書及び第三者委員会の報告書が出た段階で、こういった内容を私が立花氏に音声データを渡したこと、及びこれまでの私の調べた内容については公表する予定でした。

神戸新聞:
それはだから百条委員会の結果、調査報告がまとまれば言ってもいいだろうというご判断?

増山誠:
そうですね、はい。

神戸新聞:
分かりました。重なっちゃうかもしれないんですけど、立花さんが情報発信されてる中で元県民局長のプライバシー情報っていうところがクローズアップされてたと思うんですけども。増山県議先生としてはそこが一番伝えたかったところなんでしょうか。

増山誠:
一番かどうか別としてもこういった証言内容がありましたということで、事実がこういう事実がありましたという情報提供をしたつもりですので、どこが一番ということはないですね。

神戸新聞:
分かりました。最後にすみません。増山先生、今日付けで維新、兵庫維新の会ですかね、に離党届を出されたということなんですけれども、これって日本維新の会の離党届っていうことでよろしいんでしょうか。

増山誠:
そうですね。日本維新の会の離党届をお渡ししたという事です。

神戸新聞:
その理由としては?

増山誠:
今回の件で党の方に多大なご迷惑をおかけしているということでございます。

神戸新聞:
まだ受理前ではあるんですけれども、受理された場合今後県議会の中でどのような形で活動するお考えでしょうか?例えばどこかの会派に移るとか無所属で活動するとか新会派を考えてらっしゃるとかそんなお考えでしょうか?

増山誠:
今のところまだそういった考えは持っておりません。具体的な、どうするという事は。

神戸新聞:
ありがとうございます。

朝日新聞:

朝日新聞です。増山さんにいくつかお伺いしたいと思います。昨年の10月25日の秘密会だったんですがこれは最初から録音されていたんでしょうか。

増山誠:
そうですね、その、そうだったと思います。それご自身のスマホか何か録音機器なのかどういう状況でどこにそれを置いたんですか?

増山誠:
私の机の上で録音したと記憶しております。

朝日新聞:
あれは秘密会であって会議規則の中では、もらしてはいけない、外部に出してはいけないというのは皆様方に把握されていたと思うんですけども、その時点でその規則違反だという認識はおありでしたでしょうか?

増山誠:
そうですね、はい。規則違反であるという認識は持っておりました。具体的に言うと今回の秘密会の内容を外部に漏らしたというのは、そうですね、はい。

朝日新聞:
認識があったうえでなさっということですね。

増山誠:
そうですね。

朝日新聞:
25日に録音して29か30日に立花さんに渡したと冒頭でおっしゃってたと思うんですけど、つまり1週間経たないうちにもらしてる。ということはこれを録音した時点で立花さんにお渡しするっていうことが想定内だったのか、その後急遽そういう事態になったのか、そこは?

増山誠:
録音した時点で想定はしておりませんでした。

朝日新聞:
それご自身の中で備忘録じゃないですけどそれを記録として持っておく、ただこれ議事録としていずれ公開されるのは決まっていたと思うんですけど、それにも関わらず録音をあえてしたということですね。

増山誠:
そうですね、はい。

朝日新聞:
それ以前も秘密会なり一部非公開っていう百条委員会があったと思うんですけど、それ以外で録音したことはありますか。

増山誠:
それ以外で録音したことはないですね。

朝日新聞:
この10月25日の事もお伺いしたいんですけど、この前自民の会派の方とか維新の会派の方の皆さんがパレードですとか誰それだとかいろんなお話されてる中で、増山さんが亡くなった県民局長の公用パソコンの中のお話もされました。それに続いて片山さんが発言したのが立花さんによって広く知らされたという流れなんですけれども、これはこのやり取りって12月25日の時の百条委の内容と似てるなっていうのは個人的に思ってるんですけども、片山副知事と事前に何か打ち合わせというか、すり合わせとかそういうのあったりしたんですか?

増山誠:
特にないですね。

朝日新聞:
この後片山さんからご自分のお話が秘密会で話が外に出てくることに対して片山さんから何か問い合わせというかリアクションはあったりしましたか?驚かれたとは思うんですけど。

増山誠:
特に話ないですね。

朝日新聞:
特にその後もないですか。はい。分かりました。どなたかの質問にも重なるんですけど、立花さんに広く知られたことによって因果関係はもちろん分かりませんけども、百条委員会の他のメンバーの方たちへの誹謗中傷だったりとか、そういうのが今なおやんでないと思うんですけども、この辺影響っていうのはどうお考えでしょうか?

増山誠:
誹謗中傷をしてはいけないと思いますので、そういった根拠のないお話というのはするべきではないと思います。その誹謗中傷されてる方に関してその原因となったという事をおっしゃってます。

朝日新聞:
そうですね。もちろんはっきりとは分からないですけども、その可能性あるんじゃないですかっていうことです。

増山誠:
どういった誹謗中傷がなされているというのはちょっと聞かせてもらっていいですか。

朝日新聞:
誹謗中傷で、皆さんいろんな事務所なり、ご自宅なりにいろんな問い合わせだったり嫌がらせだったりというのも含めてですね。

増山誠:
その誹謗中傷がどういったものかちょっと私把握してないのでなかなかお答えしかねるという事ではありますね。

朝日新聞:
あと岸口さんが渡したとされる文章は増山さんはどなたが作ったかご存知ですか。

増山誠:
全く知りません。

朝日新聞:
ご自身が渡したのはご自身で作ったという事でよろしいですか。

増山誠:
私が聞いた内容を記載して備忘録として私が持ってたと。はい。

TBS報道特集:

TBS報道特集の村瀬です。お三方にお伺いしたいんですけれども、公益通報をされた元県民局長のプライバシー情報と言われるものについて、これは有権者が知るべき情報だとお考えでしょうか。それぞれお伺いしたい。もしそうだとおっしゃる場合にはなぜそういう風に思われたかお教え頂けますか?

白井孝明:
当初噂されてた部分の内容もありますので、そこの部分が実際に確かなものかどうかというところの検証は必要であったから、必要であったんではないかなと思っております。それに関連する部分で斎藤知事を非難されてる部分が非常に多かったので、例えば一方の情報だけで斎藤さんが非難されている。でも一方の情報は隠されているという様な状況がございましたので、つまびらかにしていく必要があったんではないかなと思っております。

岸口実:
このプライバシー情報、パソコンの中にあったプライバシー情報でありますけれども、当初この百条委員会が立ち上げた時はその中身が如何なるものなのかというのは全く承知をしておりませんでした。当時、議会も含めて県庁の中で噂話の域でありますけれども、不適切な関係の部分があるという風な噂もあったのは事実です。我々維新の会で7月の、ちょっと日にちは曖昧でございます、委員会の中で、そのプライバシー情報のと言いますかパソコンの中にあるデータ全てを開示をして欲しいということを求めました。ただその時はプライバシー情報はそういう個人的な関係のものだから除くという事が言われましたので、そこは我々維新としても理解をしたところです。
ですからその他の部分について開示を求めて参りました。それからずっとその真実といいますか、聞き取りが進んでいく中で、9月だったかな、9月の片山元副知事の証言の中で、プライバシー情報というのはそういう不適切な関係のみならず、クーデター、不正の目的、不正の目的があるという風な証言が得られました。そこで私も初めてプライバシー情報の中身が不正の目的のものと個人的な先ほど申し上げた不適切な関係のものが2種類あるという事が分かりました。
続いて我々維新の会としてこの不正の目的、この不正の目的は公益通報に当たるのか当たらないのかを大きく判断する入り口の部分でありますから、その不正の目的についての資料要求をしました。ただその資料要求をしたんですけれども結果として委員会としてはそれは認められなかったという経緯があります。その後知事選挙が行われ、斎藤さんが再任をされ当選をされ、その後の委員会でもう一度不正の目的に関する部分についての資料要求をしたところです。これも一部やり取りがあって簡単には出てこなかったんですけれども、結果としてその不正の目的に関する部分については全て開示をされました。
何が言いたいかと申しますと、片山…ごめんなさい、プライバシー情報の中の個人的な部分、これは確かに県民の皆さんに開示する必要はないという風に我々も理解をしたところでありますけれども、もう一方のクーデターに関する記述はいくつかやっぱり気になる部分はあります。ですからそういった部分は今回の調査報告なんかに採用されるべきであろうという趣旨のものはあろうかと思いますけれども、それが今後どういう運びになるのかというのは関心を持ってまた県民の皆さんにもどのような事があったのかは全部が全部全て元データを開示をするというのではなくて、それは一定の情報提供という言い方が正しいかどうか分かりませんが、そういった部分は必要かなという部分はあると思います。

TBS報道特集:
ご丁寧にありがとうございます。そのクーデターとかの部分じゃない本当に個人的なプライベート情報と言われるものについては岸口さんが渡された文章の中にも一部ありましたね。
それを提供することで岸口さんとしてプライベート情報について発信してほしいっていう思いは当時おありだったんでしょうか?

岸口実:
そこまで思慮が至っていなかったというのが事実でありますけれども、プライバシーの情報も全て見ないと判断がつかない部分っていうのはどうしてもあると思うんですね。本当に個人的な不適切な関係のものなのか、それ以外のものなのかは本当に見ないと分からないですから、それはそう簡単にはならないと判断、見ないと判断ができないという風に思います。

TBS報道特集:
それを有権者に広く知らしめた方がいいという思いが当時、立花さんに文章を渡される時に、プライベートな情報の一部もありましたね。それを渡された時の思いとして、そのプライベートな情報についても有権者に対して発信してほしいという様な思いはお持ちだったんでしょうか?

岸口実:
それは先ほど申し上げました通り、その場でそこまで深くその項目について判断をしたという事はありませんので、本当にこれは今からの指摘は受けざるを得ませんし、そういった意味で軽率であったという風な事を申し上げているところです。

TBS報道特集:
当時の認識を聞きたいのですが、今はどういう風にお考えですか?

岸口実:
個人的な不適切な関係、これについては開示すべきではないと思います。先ほど増山議員もこの場で申し上げることは控えたということですから、その部分についての思いは一緒だと思いますけれども、あくまでも個人の名誉を貶めるということが目的ではありませんので、そこはしっかり認識して頂きたいとは思います。

増山誠:
プライバシーについても具体的な名前ですとかそういったことを知らせる必要はないとは思うんですが、不適切な行動については片山副知事が証言した部分までのところについては公開する必要があるんではないかという風に思っております。なぜかと言うと、自死された原因がパワハラだという様な報道がございました。それを否定する可能性があるならば公益に資する情報ではないかという風に考えておりまして、私も立花氏に相談した様にこれは公益通報にあたる可能性があるんではないかなという、県庁内の非常に不正、人事のトップによる不適切な関係というのは本当に危機的な状況ではないかという風に考えましたので、こういった事がずっと例えば蔓延している様であれば、やはり県庁の中を正していく必要というのもあると思います。その情報の端緒としても必要ではないかなという風に考えております。

TBS報道特集:
その斎藤知事のパワハラが元県民局長の死の原因ではないということを示す意味でもこのプライベート情報を開示することは重要だというお考えだと思うんですけれども。
私は元県民局長が亡くなられた理由というのは分からないという立場ですけれども、もしそういうお考えであれば、元県民局長がご存命中も増山さんはプライベート情報も含めて開示すべきだと百条委員会の場で強く主張されていましたが、そのことが元県民局長を追い込んだという可能性についてはどういう風に考えてらっしゃいますか?

増山誠:
そこの因果関係については私ちょっと申し上げられません。

TBS報道特集:
元県民局長はそのプライベート情報を開示してほしくないということは容易に想像できたと思いますし、それを百条委員会で開示するということが非常に大きなプレッシャーになるということは誰でも想像ができると思うんですけれども。
その様に強く増山さんが百条委員会の場で要求し続けたことは、元県民局長にとってプレッシャーになったんじゃないかっていう思いはないですか?

増山誠:
職員の皆さんにとって負担になるという思いはありまして、我々そういう意味でも百条委員会の設置に反対をして非公開の場で調査をするべきではないかという風に思っておりましたが、一旦百条委員会が開かれた以上県民の皆様が多くの情報に触れるということは必要ですし、ただそこの情報を我々百条委員会に公開して頂くことも一定、その時はまず何がプライベートの中にあるのかというのは私の方で把握してなかったものですから、それが何て言うんでしょう、それを公開してくれということがプレッシャーに直結結びつくかどうか。ご本人はもしかしたらそう感じられるかもしれませんが、私としてはその内容が分からないので、開示一旦求める。そこで議論の中でやはりそれは難しいという話になったので、じゃあマスキングした上でどういう事なのか分かるぐらいというところまで私の方は引いておりますので、そういう意味では、内容がもし分かっていれば何か対応できたかもしれないんですが、あの段階では分からなかった状態のままでの議論という事でご承知いただければと思いますけれども。

TBS報道特集:
続けてすみませんけれども、10月25日の秘密会の録音で、奥谷委員長が制止される場面がありましたね。その後あれが流出して、その奥谷委員長が情報を隠しているという事で音声が使われていったわけですけれども。増山さんも奥谷委員長があの場面で証言を制止されたことが、情報隠蔽だという風に評価されてるんでしょうか。

増山誠:
情報隠蔽。そうですね。発言させるべきだったとは思っております。隠蔽かどうかというのはちょっと認識はないですね。

TBS報道特集:
あの片山さんの制止される場面があれがプライベートな情報に当たるとは考えてらっしゃらないという事でしょうか。

増山誠:
片山さんが発言されたところまではプライベートな情報に含まれる部分あると思いますが、それが百条委員会の議論に必要かどうかというのは、必要ない可能性が高いと思うんですが、ただ世間に一般に広まっている斎藤知事が県民局長パワハラで自死させたと、いう様な話についての公益性、それを否定する公益性はあると思っております。

TBS報道特集:
ただ百条委員会には必要のないプライベートな情報であれば、委員長がそれを制止するのは極めて正当な行為の様に思うんですけれども、違いますかね。

増山誠:
そこは発言後どういう内容が続くのか私も知りませんで、そこから何か最終最後まで聞いた上でこれは必要ないですねという形で議事録から削除するという形であれば分かるんですが、私もこれから何を話すか分からない中で奥谷委員長も止められて一体これから何が続くんだという状態の中での制止というのは…

TBS報道特集:
でも増山さん先ほど仰ったようにあの部分までで既にプライベートな情報が含まれてますよね。

増山誠:
そうですね。はい。

TBS報道特集:
それは止めるのが当然の様に思うんですが。むしろ止めない方がおかしいんじゃないかとも思うんですけど。

増山誠:
プライベートな内容が含まれているからすぐさま止めるという事ではなく後から削除すればいいのかなという風に私感じておりましたけれども。

TBS報道特集:
皆さんのコンセンサスとして百条委員会では元県民局長のプライベートな情報は扱わないというコンセンサスがあったという風に理解してるんですけれども違いますか?

増山誠:
プライベートな情報の後に何か重要な情報が発言されている可能性もありますので、もしそこで触れられているのであればそこの部分を削除する、議事録から削除するという事で対応すれば良かったんではないかなという風に考えておりますけれども。

TBS報道特集:
先ほど増山さん、不同意性交の事について立花さんと、どこまで話をされたのかちょっと明らかではなかったんですけれども、お話を伺うと立花さんが不同意性交について発信を始めたのはやはり増山さんとの会話にあるようにも理解したんですけども、そういう事でよろしいんでしょうか?

増山誠:
私にはその認識はないですけれども。

TBS報道特集:
そういう情報提供した認識はないという。

増山誠:
認識はないですね。はい。

TBS報道特集:
ただ今も増山さんは不同意性交の可能性はあると思っていらっしゃると。

増山誠:
そうですね、あると思ってます。可能性はあると、それを完全否定する様な情報は私持ち合わせておりませんので。例えば全部パソコンの中を見て、同意だったという様な証拠を見てませんのでなかなか。
その蓋然性と言うんですかね、60歳間近の県人事課長、局長、教育次長を勤められていった方が短期間のうちに複数の女性と意図的に不適切な関係を結んでいるという事の情報を得るに当たって、それが同意だったのかどうかというのは一般常識から照らし合わせるとなかなか難しいんではないかという事から可能性は否定できないという風に感じておりますが、はい。

TBS報道特集:
その可能性が否定できないと仰ってる根拠は何でしょうか?そのほか、具体的な情報源があって真実と信ずるに足りる相当の理由が増山さんの中にあるんでしょうか?

増山誠:
不同意性交だという断定はしておりませんので、その可能性を示唆する様な真実相当性のある情報を聞いておりますので、ただその可能性が十分にあるのか、少しあるのかということに関しては、それぞれの判断なので私としても。

TBS報道特集:
その情報を聞いてらっしゃるというのは、10年間で複数というところから類推してということではまさかないですよね、それは。それとは別に情報源があるということで。

増山誠:
はい。そうですね。

TBS報道特集:
不同意性交という風に仰るからにはこれはかなり名誉を傷つける発信だと思うんですけれども、それなりに信頼のできる、かなり信頼のできるものだという風に理解してよろしいでしょうか。

増山誠:
私、不同意性交だということは言っておりませんで、可能性を否定することはできないということを言っておりますので。はい。

TBS報道特集:
不同意性交である可能性はあるということを仰ってるわけですよね。

増山誠:
可能性は否定できないですね。

TBS報道特集:
そういう事を発信されるからには相当の根拠がないと、法的な責任が出てくると思いますが。

増山誠:
私から不同意性交だという発信をしたことはないんですが、今お聞きされてるので、私の認識を述べたまでであって、私が不同意性交だと断定しているわけでもなければ可能性が高いと言ってるわけでもないです。

TBS報道特集:
ありがとうございます。

**祖品(フリー):

フリーの配信者です。祖品と申します。よろしくお願いします。お三方にまずお聞きしたいんですけれども、メモが立花さんに渡るという事は一番影響がある、このメモに書かれていた、あえてここでは名前は申し上げませんが県議の方々であったりとか、亡くなられた元県民局長、亡くなられた元県議竹内さんが一番影響があったかと思うんですけれども、その方々から、お三方個人に対してもしくは日本維新の会に対してクレームや苦情はあったんでしょうか?白井県議からお願いします。

白井孝明:
ありがとうございます。私の知りえてるところではクレーム等の情報は私には直接は入っておりません。

岸口実:
私も同様にクレームという面ではありません。

増山誠:
私もクレーム等は受け取っていません。

祖品(フリー):
日本維新の会に対してもない。

増山誠:
今聞いてないので、ないです。

祖品(フリー):
で、先ほども増山県議から離党届を出されてまだ受理はされてないという事なんですけれども、もし何かの処分があるのならば信用失墜行為に関する事での処分だと思うんですけれども、一番影響を受けたメモを受け取った方々、もしくは外部の方からクレームがないということは、その信用失墜行為に関しても勘案されるべきだと思うんですけれども、白井県議にお伺いします。

白井孝明:
今のところご連絡を頂いてないというところでもありますし、そこの部分は状況を見ながらちょっとご判断させていただいたらなというところでございます。

岸口実:
それは私が申し上げるべきことではないと思います。

増山誠:
私に関しては情報を、秘密会で情報を外部に提供したという処分の可能性もあると思いますので、そういった総合的なご判断が下るという風に思っております。

祖品(フリー):
ありがとうございます。もう1点だけ。増山県議にお伺いしたいんですけれども、今回百条委員会の委員としてルール違反をしたという認識はあって辞任をされたと思うんですけれども、ただ今までの行動の経緯を鑑みるに、他の理事や委員の方々もマスコミに対して秘密会情報であったり、他に出ていない情報をリークされている様に感じます。その事について白井県議と増山県議にお聞きしたいんですけれども、何か情報はございますでしょうか?ここにいる記者の方々もそういった秘密会情報をえて記事を書いてる節があると思いますが、それに関しても思うところはありますでしょうか?

岸口実:
ご指摘はご指摘の通りだと思う部分もありますが、あえてここでは私から申し上げることはございません。

増山誠:
そうですね。私が今回行った秘密会の内容を外部に漏らしたという行為は、文章問題調査特別委員会運営要綱の7の2というところに、委員は秘密会で知り得た情報を他に漏らしてはならないという規定を違反したという風に考えております。
実は情報提供をした時はここまで問題が大きくなるという風には考えておりませんでした。ここは私の認識不足だという風に反省しておりますけれども。なぜここまで大きな問題にならないのかな?と思ったかというと、8月23日の記者会見において百条委員会の奥谷委員長も秘密会の証言を漏洩しているという事がございました。具体的には知事がエレベーターに乗る時失席をしたんではないかという疑惑、その場にいたと思われる方に話を聞きましたが覚えてない、と明確に否定することはありませんでしたという様な、秘密会の内容を引用する様な発言がありました。
また出席者の1人は、これは証人の方ですね、告発文章を作成した元局長を公益通報の保護の対象としなかった対応をめぐって公益通報の調査結果が出るまで処分をしない方がいいと進言したもののその後問題がないとして処分が決まったという形で、秘密会の内容を漏らしております。委員長が秘密会の内容を会見の場において漏洩しているところをまのあたりにしておりましたので、ルール違反であってもここまで大問題になるというのではなくて、それぞれ注意で終わっておりましたので、そんな印象を持っていたと。
また、こういった状況になるにおいて非常に私の行った行為というのは問題があったという風に今認識しておりますけれども、ただ奥谷委員長の行った、他にも上野委員が多くの方がいる会合の場で秘密会の内容を言うですとか、永瀬議員も確かYouTubeかなんかで秘密会の内容を話されてたという事が、これはそれぞれ注意はあったんですけれども、ここまでその記者の方が来られてお話し、記事を書いているという事については非常に深刻に受け止めてまして、その時の認識が間違っていたなという風に思っておりますが。
奥谷委員長の情報漏洩と私が行った情報漏洩、どの部分がこう異なってるのか私ちょっと認識がないというか、のでちょっとその辺、これから聞いてみたいなという風に思っております。

祖品(フリー):
増山県議の立花さんについてはメディアの一種だと認識されてたと僕は思うんですけれども。要は仰る通り、奥谷理事を含め他の理事の方委員の方もマスコミに対してリークをしている。メディアだという。増山さんもそういった事でメディアの一種として立花孝志さんにリークをしたという点において違いはないと思うんですけど。

増山誠:
ああ、なるほど。私は立花さんについてはメディアとして認識しておりまして、今回その県民の皆様から私に対してルール違反したということをお叱りを受けるのは当然だと思ってはおるんですが、ただマスコミの皆さんがここまで関心を持っておられることに非常に諸事驚いております。普段議員ですとか職員の方からルール違反の上で情報提供されているという事が散見されております。
例えば10月25日の朝日新聞の記事には、片山氏は百条委員会で目安を示してほしいと言われ1人につき100万円云々という情報漏洩に基づいた記事を書いておられます。
あとは神戸新聞さんも10月25日の百条委員会の翌日かな、側近の職員の秘密会での証言で風向きを変えたいという様な事を言われ懲戒処分について協議を始めたと証言したことが関係者への取材で分かったという風に仰っております。神戸新聞さんいらっしゃいますかね、ここにね。はい、はい。これは関係者っていうのは誰になるんでしょうか。

アークタイムズ:

これそんなこと話す場じゃないんじゃないでしょうか。記者とのやり取りだったら別のところでやってください。

増山誠:
じゃ、別のところでまたお話をさせて頂きたいと思うので。こういった形で、色々と情報漏洩があったという事もありますので、その辺これからちょっとお話をさせて頂きたいと思いますけれども。そう言う事すね、はい。

祖品(フリー):

ありがとうございました。

司会進行:
はい。じゃ、次の方どうぞ。

***中島(フリー):

フリーの中島と申します。よろしくお願いします。3人の政治家の皆様が進退をかけて非公開の内容をお話しになったということでございますが、そもそも公用PCの中にプライバシーがあるというのは全国見ても兵庫県の百条委員会だけのお話の様に感じるんですね。最高裁の判例でも職務専念義務違反の時のプライバシーのものは対象となっていないはずなんですが、そこら辺について、それぞれ先生方どなたでも結構ですが、公用パソコンの中のプライバシー情報、本件にとって本当にプライバシーの情報なのかどうかという事のお考えをお聞かせください。

岸口実:
まず私からご説明をしたいと思います。今回のですね百条委員会がスタートした時に時系列で説明を受けて参りました。百条委員会が設置される前に県当局、これは人事課が中心になってでございますけれども、その文章の真実性であるとか内容の事実確認をしていったという事です。その中で、公用PCを回収をして人事課の方に持ち帰ったというところからパソコンの話が出てくるんですね。
我々百条委員会を設置するのかしないのかという議論が各会派でなされ、我々の維新の会の中でも議論は進んで参りましたけれども、その時も実は元の例の文章、文章すら示されていない状態にありました。ですからまずは百条委員会の議論をする前に、その文章自体をしっかり提示をされるべきだという事が私達維新の一番最初のスタートだったんですね。
次に求めましたのが人事課においてそのパソコンの中、回収をして中身の調査をしたわけでありますから、その人事課が行った調査内容の開示を求めたんです。ですから我々は維新の会としてはプライバシー情報のみを出せと言ったわけではなくて、人事課が調査をしたその全てを出せと。それが百条委員会の調査に資するものだと私は思っておりましたので、これから百条委員会で調査をするのに人事課がどんな調査をしたかも知らない中で調査をするというのはやっぱりそれはおかしいと思いましたので、それで求めたわけですね。そこからプライベート情報という言葉がどんどんどんどん表に出てきて大きくなってきたということです。
これはご指摘の通り純粋に個人のプライバシーの情報は今回の百条委員会の調査対象ではありませんので、それは含めないという事は我々も認識をしておりましたので、その事を理解した上で調査を進めていったわけであります。途中からプライベート情報、先ほど申し上げたプライバシー情報にはもう1つ不正の目的があるんだという指摘を受けたので、それは百条委員会としての調査対象になるので、こちらの開示を求めたと。これが今の流れです。

中島(フリー):
ありがとうございます。質問の趣旨というのはあくまでもこの3人の立派な政治家がそこまで意を決してこういった公表したという事について聞いておりますので、他はありませんので失礼があったらご了承ください。
実は岸口県議はその百条委員会の反対討論もなさってて、その前に第三者委員会を立ち上げるべきではないかと、こういうその百条委員会を立ち上げる前に第三者委員会をしないケースというのは兵庫県議会だけが大変まれの様に思うんですが、そういった意味について何か特別な思いがあったら教えてください。

岸口実:
特別な意味と言いますか、私は6月の百条委員会の設置に対して反対の討論を行いました。その趣旨は1つは、この県議会で審議すべき内容かどうか少し疑問がありました。議員がその文書の事実関係をするっていうことで限界を感じておりましたので、それは法律的な専門家でありますとかパワハラの知見のある方々での判断を仰ぐのが正しいという思いから反対をしました。
ただ残念ながら反対は我々維新と公明党さんだけでしたので可決で委員会が設置をされました。その設置以降はやっぱり我々が主張すること全てがなかなか通らなかったという事は事実あります。先ほどの資料要求もそうでありました、後にある議員が構成のメンバーから最初から決まってたんだみたいな話もありましたから。そういう事考えますと、我々が思う様な公平性を持った審議にはちょっと現実とは乖離があるなという事は思いながら百条委員会をやってたというのが正直な思いです。

中島(フリー):
続きまして、百条委員会の皆様が3月12日の文章を知らない段階で知ってる方々がいると、10名の方々にその文章が郵送で、1つ例を挙げれば兵庫県警の刑事部長、藤森さんのところには3月15日郵送で届いていたと公表されていますが、その他様々な国会議員の末松議員さん、そして議員さんで言うと、お亡くなりになられた竹内県議さん、そして黒川県議さん、そして原県議さん、そして山口県議さんと。
そしてその他、産経新聞さん、神戸新聞さん、NHKさん、そして最後は朝日新聞さんでしょうか。10人の、10社の中に届いているわけですが、そういったものはどのような判断をされて、その兵庫県庁、兵庫県政にどのように反映されたんでしょうか?それは全く問題視されずに皆さんだけが勝手に3月12日の文章も見ずに議論してたということなんでしょうか?

岸口実:
詳細は受け取られたおよそ10箇所の10名、10社10名ですかね、方々がご判断される事ですので我々からどうこう言う事ではないと思います。
ただ今回の議論が公になったのはやっぱり3月の27日の知事の定例会見での発言だったと思います。その時点でも私はその内容については正直全く承知をしておりませんでした。それから数日後、ある方から、知事の発言というのはこういう文章だというのをある方が見せてくれました。ただ見せてはくれましたが、それはあくまでSNS上で出回ってる文章でありますから、それが本当に元局長がお書きになられたとか発信されたものの物なのかという判断も当然つかないわけでありますけれども、当時これを公益通報だといった意見は議会では全く聞かなかったというのが正直なところです。
いずれにしましてもあの文章云々よりも知事の発言に対して我々はインパクトの方が大きかったわけですから、そちらの方に少しこの関心があるんではないかなという気がします。というのが実際のところです。

中島(フリー):
ありがとうございます。知事が扱ったものがいつからか一号通報だということで百条委員会の中でもご議論されてますけど、本来藤森刑事部長が仰った様にあれは怪文書として受理を扱う、受理する段階ではないという状態にあると、県警がそうおっしゃってる中で、三号通報にあたる、その他の4社についての会社として報道のマスメディアとして何の表明もなくって、そういったものを百条委員会の中で きっちり精査する必要はなかったんですか?増山県議にお伺いします。

増山誠:
報道各社がどのように扱ったかというのはなかなか百条委員会で取り扱うの難しかった部分はありますが、それは今後この問題が関連事案として報道各社の皆さんにはどういう対応をされたのかというのは聞いていくべきなのかなと思いますが。以上です。
中島(フリー):
ありがとうございます。そして百条委員会で扱うものかどうかという、他の4社がどうかという事がありましたけど、それでは百条委員会が認定しようとしてる知事のパワハラ、パワハラというのは本来百条委員会で法的な問題はないのに、脅迫罪、暴行罪があれば別でしょうけれど、扱うというところは、何ら百条委員会の中で疑義は出てないんですか?
もちろんそれとは別に県民局長の処分を撤回するという事、12月25日に奥谷委員長は審査外とはっきり仰ってるんですけど、人事は知事の専権事項でもあるわけですから、県議会が何に基づいてその人事まで口を出すのかという事を兵庫県民の皆様はおっしゃってるわけですけど、そこについて、どなたでも結構です。2点お伺いします。

岸口実:
今回の問題の大きな争点が公益通報か否かというところに収斂されていると思います。この公益通報であるという立場を取れば、3月の25日だったと思いますが県が行った探索行為、この行為で得られた色々な、押収したパソコンであるとか、そういった事実関係については証拠採用しないという風な事になるんでしょうし、また一方で、知事は真実相当性がなかったという風に仰ってずっと一貫しておっしゃっておられます。
この立場からしますと、人事、県民局長の人事処分はあくまで職員としての非違行為、4つの非違行為があるから人事処分をされたということでありますから、そこは正当性があるという事ですね。今回百条委員会において、その公益通報か否かの結論を以ってその人事処分を取り消せというまでは少し行き過ぎた感もあるのかなとは思いますけれども、まだ結論が出ているわけではありませんので、最終報告書を待って皆さんからご判断をいただければという風に思います。

中島(フリー):
百条委員会というのは県民の血税を使ってやってるわけですね。そしてその途中で予算が足りなくなったということで10回分しかとってないのに14回分とって、14回分使ってしまってから2月18日に同義が挙がってきて異議なしで何かが異議なしで決まっちゃうというのは、本来先遣いは違法行為だと思うんですけど兵庫県議会では許されることなんでしょうか。そういった事も秘密をお話しされるきっかけになってるんじゃなかろうかと思うんですけど、県民は血税をもっとちゃんと使ってくれと仰ってます。どなたかお願いします。

岸口実:
県民の皆さんから百条委員会当初500万円の予算でありましたけれども400万円を追加して900万円になる説明が足りないんじゃないのかというご指摘ももっともでありますし、結論がしっかり出せないのなら最初からやるべきではなかったんじゃないかなという厳しいご意見も実は頂いております。その指摘は指摘として我々真摯に受け止めないといけないですけれども、実際当初、6月に設置した時点で10回程度を考えておりました。それに参考人とされる方々の招致も1名ないし2名程度という風に考えていたわけでありますけれども、現実は不信任案の可決とかがありまして回数も増えました。まずは県民局長さんの自死もあったりして回数が多くなってしまった。日程が延びてしまった。いろんなことがありました。その事で開催回数が多くなってしまったというのが現実です。
もう一方でアンケート調査でありますけれども、当初アンケート調査を県庁内部、職員でやろうとしていました。それであれば特段自主的な経費というのはかかってきますけれども、それがやはり県内部でやるには少し異議があるという声がありましたので、完全に外部に委託することになりました。そういったことから外部委託の経費でありますとか開催回数が増えることに対する経費の増、参考人の招致に要した経費の増、そういったことを含めて900万円、結果として900万円ということになりました。説明が足りないのじゃないかというご指摘はしっかり受け止めないといけないと思いますけれども、実際アンケート調査を経費かかるからじゃあ内輪でやれという事はできませんので、そこはご理解を頂きたいと思います。

中島(フリー):
副委員長、最後のご回答として頂いたのでございますけど、本来は12月の定例会で同意を出して、11月にもあったかもしれませんが、本来はとってやるべきだったということを浜田議長にもお伝えください。それと最後です。百条委員会で結果が出ないうちに不信任決議をしてしまったと。そしてまたやってる、こんな前代未聞の愚策と言いましょうか、愚行はないと思うんですが、それについてのご見解を1つ。後世に残してしまったというのが1つ。もう1つ、最後にこの百条委員会の結果が出てその結果というのは何ら法的拘束力を持たないと思うんですが、それは私どもの見解なのか。それともお二人の元委員さんから、元委員さんということぁらお聞かせいただければありがたいと思います。これで終わります。増山さんお願いします。

増山誠:
百条委員会の前に不信任だということについては、県民ですとか国民の皆様の声というのは物凄いものがありまして斎藤知事辞めろ辞めろということで、我々としてもその声を完全に無視することはできなかったというのが実情でございます。ただ今となっては、私個人ですけれども反省するところはあります。百条委員会の結果がどう、法的な拘束力があるのかないのかということに関しては、法的な拘束力はないと思いますが議会が一定の結論を出して示したものについては、それなりの意味はあると思っておりますけれども、直近すぐ第三者委員会の結果というのも提示される予定です。やはり今回の文書問題については、法的な判断を求められる部分というのが多々ございまして、それを私も岸口委員長もそうです、副委員長も当時そうですけれども、そこまでの判断できる法的知識というのは持ち合わせていない議員が多いんですね。そんな中で文書について判断をされた結論というのが今後どうなるかちょっと分かりませんけれども、法的な判断については第三者委員会の結果を見て、知事の方も両方の結果を見てご判断いただくというのが筋としてはいいんではないかなという風に私は思っております。はい。

中島(フリー):
どうもありがとうございます。

横田記者(フリー):

フリーの横田ですけれども、増山県議にお伺いしたいんですが、不同意性交に内容が過激になった、単なる不倫から不同意性交に立花氏の街頭演説内容が過激になった理由なんですが、11月初旬に立花氏に電話をなさって相談をしたと。具体的には11月2日リハックの公開討論会が終わった後に立花氏に電話をして50代の職員が複数の職員を不倫した事は人事権を使った不同意性交、犯罪的行為じゃないかという趣旨の話しを述べたと、これは間違いないでしょうか。

増山誠:
私はその話を述べた記憶はございませんが。

横田記者(フリー):
そうですか。あと備忘録を立花氏に渡されたということですが、公用PCに保存されていたファイルについてと切り出して不倫相手の猥褻画像があると、こういう文章なんですがこれは備忘録、立花氏に渡した文章という事で間違いないでしょうか。

増山誠:
私が渡したものだと思います。

横田記者(フリー):
で、その根拠はあるんでしょうか。その不倫相手の猥褻画像があると、実際にその内容見られたんですか?何を、何の根拠にこういう記述されたんでしょうか。

増山誠:
信頼できる情報源からのお話でしたので、そのように備忘録として自分の中で書いたということですね。

横田記者(フリー):
で、それを立花氏に渡した意図は何なんでしょうか。

増山誠:
渡すつもりはありませんでしたので特に意図を持って書いたわけではないです。

横田記者(フリー):
結果的に立花氏は、その備忘録文章を使って街頭演説をして2枚目のポスターには10年間で複数の女性と不倫して不同意性交の可能性があると仰ってますが、これは岸口県議が渡されたこの文章とも合致して、元県民局長はこの10年以上に渡って複数の職員と不倫と。そしてその間強力な人事権を行使する職を歴任していたと。証拠は全て公用パソコンにありと。この岸口県議が渡した文章と増山県議が渡した備忘録とが合致して立花氏の街頭演説内容、誹謗中傷に繋がってるように見えるんですが、そういう意識はないんでしょうか。

増山誠:
立花氏がどのようなソースに基づいて発信されていたか私全て把握しているわけではございませんので断定はできませんけれども、先ほど横田さんが仰った複数年に渡る複数の女性との、何でしたっけ。

横田記者(フリー):
不倫をしてその間強力な人事権を行使する職を歴任していたと。まさに増山県議が仰ってるところと重なり合うんじゃないですか?

増山誠:
私、立花さんがどういった街頭演説をされていたかほとんど知らないので具体的に言及難しいですけれども、私が提供した文章についてはかなりの信憑性があると私認識しておりますので、その内容が何か反映されたとすれば、そういう可能性もあるんではないでしょうか。ただ断言はできませんけれども。

横田記者(フリー):
あと立花氏に渡したのは発信力があるからと、県民に知ってほしい情報なんでとおっしゃいましたけれども、これ元々秘密会にして外部に漏らしちゃいけない情報だと。そしてそれの理由として県知事選の最中だから、近づいてるからと。県知事選の影響を排除して非公開にしたというのにあえてその音声データを立花氏に渡したということは、立花氏の発信力というよりも、加えて選挙中に自由に発言できる候補者、しかも立花氏は本人の当選じゃなくて斎藤氏の支援をすると、まさに二馬力選挙を実践している片方の相手にこの情報を流せば、斎藤知事に再選に有利になると言うのが容易に想像できると。そういう計算、コントロールのもとに渡したんじゃないですか、音声データは。

増山誠:
誰に有利になるならないというよりも、こういった事実がありますというファクトを提示さしていただいたということですね。

横田記者(フリー):
それが結果的に斎藤知事悪く無いキャンペーンに繋がったと。岸口県議が渡した文章には百条委員会印象操作の黒幕首犯格は竹内だと書いてあって、これは百条委員会の追求をする県議が悪者で、それに反論する立花氏は真実を伝えていると。こういうストーリーを伝えようとした片棒を担いだとという風にしか見えないんですが、そういう二馬力選挙の片棒を担いだ意識、公選法違反の選挙戦をした自覚、反省はないんでしょうか。

増山誠:
公選法違反になるのであれば立花さんの方は何か訴追されると思うので、私の方としてはそういった認識はないですね。

横田記者(フリー):
立花氏の街頭演説、ポスターの情報源になったわけじゃないですか。それの自覚も反省もないんですか。認識もないんですか。

増山誠:
私の情報をもとにそうされたのかどうかちょっと私分からないので立花氏に聞いていただければと思いますけれども。

横田記者(フリー):
いや、実際にそうなってると思われないんですか。10年間で複数の女性職員と不倫したと、しかも不同意性交の可能性が高いと言い始めたのはまさにその音声データと岸口県議が提示した文章が合致して、党上効果で維新の県議2人で立花氏に情報提供して二馬力選挙をして斎藤知事悪く無いキャンペーンが展開されたと。これ、こういう明確な事実も認めようとしないんですか?責任逃れするんですか?

増山誠:
いや、責任逃れはしておりませんけれども、立花氏が何を元にそう書かれたのかというのは私、立花氏じゃないので分からないので。

横田記者(フリー):
動画で立花氏が話してる内容を確認すれば今僕が言ったことすぐ分かるんじゃないですか。確認できるんじゃないですか。維新の両県議がネタ元になって立花氏が誹謗中傷、元県民局長が10年で複数不倫して不同意性交の可能性があると。それを口実にして自死したんだと、斎藤知事は悪くないんだというキャンペーンを立花氏がやったわけじゃないですか。それのネタ元がこの文章と音声データにあるのは明確なんじゃないですか。それも認めないんですか。

増山誠:
私は明確だとは思っておりませんけれども。

横田記者(フリー):
否定されるわけですか。

増山誠:
否定はしません。可能性はあるかもしれませんが。

横田記者(フリー):
二馬力選挙の片棒を担いだと。立花氏に情報提供して斎藤知事再選にプラスになるように働きかけた。実際11月1日のリハックの公開討論会では立花氏と斎藤氏がまさに参加して他の候補者よりも2倍の時間が確保できたと。そして立花氏が他の候補者より約1.5倍自由討論で話してましたから、効果抜群だったわけじゃないですか。音声データを元に質問をしてるわけですから立花氏は。うまくやったなという認識しかないんじゃないですか。斎藤知事再選に大きく貢献したと。立花氏は岸口県議はなんで自慢しないのかという事も仰ってましたがお二人はその自覚ないんですか。斎藤知事再選に貢献したんだと。役立ったと。音声データと文章を渡したことでプラスになったという風にお考えになってないんでしょうか。

岸口実:
この結果として立花さんがこの選挙戦に大きな1つの動きがあったという事は結果としてはよく理解します。ただこの選挙が始まる前、始まる前の世論調査等を見ておりましたら、稲村候補、稲村元尼崎市長ですね、ずいぶん優位に選挙戦を展開されておられました。選挙が始まった当初もやっぱり稲村氏の優位は変わらず、斎藤氏は少し下で、実は私は清水候補を応援しておりました。清水候補はずいぶんそこから差をつけられていたところでありますけれども。
この中で1つはやっぱり知事選挙という大きな選挙ですから、こんなSNSとかこういう結果を当初予想し得たかと私は正直予想できませんでした。私が斎藤氏の再選を目指してこういった面会をしたのかと言われればそれは違います。そんなに、本当に軽率だったと言わざるを得ない。そんなに深い、誰々の候補を応援しようとか明確に意識を持ってやったわけではないので、そういうことではないと申し上げたいと思います。

横田記者(フリー):
予想はそうでも実際は11月初旬中旬にかけて急速に斎藤知事は追い上げて逆転したわけじゃないですか。そこに立花氏の発信が大きく影響を与えたというのは通常見てても明らかで、それのネタ元になったのがこの両県議、増山岸口県議だと。音声データ、この文章も渡したというのは明らかだと思うんですが、岸口さんにお伺いしたいんですが、片山元副知事が現れる予定だった、会いたいと言って立花氏が向かったホテルに本人は現れずに岸口さんが代わりに現れてその場で文章が渡ったと。これ片山さんが文章作成して岸口さんに託したという風に考えるのが普通だと思うんですが、そうじゃないんですか?

岸口実:
それは事実ではありません。私は片山さんが来られるという認識はありませんでしたので、それは全く違います。

横田記者(フリー):
報道特集にもあるように、同席したAさんが片山副知事が会いたいということで、ごぼうの党の奥野さん通じて繋いでもらって面談が実現したと。前日に片山元副知事が風邪をひいて行かれなくなったけれども別の者が文章を持っていくという事で岸口単独席の場で文章が渡されたと。いう事からすれば片山さん以外考えられないんじゃないですか。どういう他の可能性があるんですか?

岸口実:
私は、その民間人の方からお誘いを受けて同席をする。そこからは報道の通りだと思いますけれども、その前の段階は詳細に私が把握してるわけではありません。その文章自体が片山さんが作ったんではないかと言われても、それは証明のしようも否定のしようもないというのが現実です。

横田記者(フリー):
読んで、この文章をお読みになったという事ですが、証拠は全て公用パソコンにありとか、これ押収した元県民局長の私的情報に接触できる斎藤知事の側近クラブと言われてる側近幹部しか見られない情報を元に作成してる可能性が高いんで、片山元副知事としか考えられないし、じゃ今の岸口県議の説明だと片山さんは勝手に名前を使われたという事ですか?だったら片山さん怒りの抗議の会見開いてないとおかしのに、報道特集の取材にも応じていないと。これ片山さん非常に怪しいんじゃないですか?そういう風に考えられないですか?

岸口実:
ですので先ほど申し上げた通り、その前の話は私本当に関与しておりませんので分かりません。

横田記者(フリー):
民間人のA氏、同士なんです、A氏なんですが、これ同じ明石の選挙区、岸口さんの選挙区で解体業建設業を経営する会社の社長ではないんでしょうか。そういう噂をよく聞くんですけれども違いますか?

岸口実:
その方であるのかどうかも含めてこの場では申し上げられないです。

横田記者(フリー):
立花氏は選挙でお世話になってる人だと。全国比例に出ることを意欲を持たれてるということなんで、選挙でお世話になってる方なんで、片山さんの代わりに言ってくれと頼まれて同席したと。これが経緯なんではないんですか?

岸口実:
それは憶測ですね。

横田記者(フリー):
あと週刊文春年末に出た号には岸口県議がまさにこのプライベートな情報を使って元県民局長を口封じしようとしたと。その工作が失敗に終わったという内容のLINEが支援者から斎藤知事に届いて既読になっていたと報道されたんですが、これ1回目の岩谷幹事長の調査では否定なさってますが、嘘八百平気で言う岸口県議ですからその時嘘を言って、事実だったんじゃないんですか。

岸口実:
少し申し上げたいと思いますが、嘘八百を仰る県議というのはそれは取り消された方が私はいいと思います。

横田記者(フリー):
文章は渡してないと言いながら実質的には渡しているとか、立花氏に嘘をついてくれと電話かけたのは事実ですか?事実無根ですか?

岸口実:
嘘をついてくれと言った事実は、電話はしておりません。

横田記者(フリー):
何と仰ったんですか?立花氏が会見でそういう趣旨の発言をしてますが。口裏合わせをしてほしいという趣旨の電話を岸口県議からもらったけれども政治家は嘘つくべきじゃないと立花氏はお怒りになってますが、そういう電話はかけなかったんですか?

岸口実:
民間人の方が関与しておられますのでご迷惑のかからないようにしてほしいという事は申し上げました。

横田記者(フリー):
民間人ってそれ斎藤知事を応援した明石の民間企業、建設会社社長なんじゃないですか?それも民間人で済ませてるのはちょっとおかしいんじゃないですか?

岸口実:
申し上げたようにその方であるのかどうかについても申し上げられないという風に申し上げております。それから年末の週刊文春のその記事、私も見ました。全くその関係が分からないと言いますかね、事実ではありません。

横田記者(フリー):
週刊文春の記事にはLINEの画像までついていたんですが、これ斎藤知事に確認すれば分かる話じゃないですか。そのLINEが嘘八百だったら週刊文春に対して抗議するとか何らかのアクションを取ってないと思うんですが、全然やらない理由はなんなんでしょう。

岸口実:
週刊文春にいくつかこれまで私に関する疑惑として報道されたものが6月、4月以降いくつかありますけれども、それに対しても私一切対応しておりません。なのでこの12月の年末の文春の記事だけを以ってどうこうと言う、そこも全く考えておりませんでしたので、そういった事はしていないという事です。

横田記者(フリー):
最後に兵庫県知事選を振り返ると、斎藤知事が劣勢の中で立花氏が誹謗中傷含む街頭演説、ポスターを貼って、それで逆転勝利に結びついたと。そのネタ元になったのが岸口増山県議だったという風に捉える人が多いと思うんですが、これはまさに二馬力選挙で公職選挙法違反、離党どころか議員辞職、除名処分に値するという風に、お二人は自覚、反省なさってないんでしょうか。

岸口実:
ずいぶん私的なご意見を今ご披露されたところでありますけれども、この選挙の結果がどういう有権者の皆さんのご判断によって投票をされたのか、結果として斎藤さんが再選をされたのか、そんな単純に明確にできるものはないと思います。最後はやっぱり有権者の皆さんお一人お一人がご判断をなさった上で投票をされて知事が再選をされたというのはこれが事実ですから、それ以上でも以下でもないと思います。

横田記者(フリー):
増山県議のお考えを。

増山誠:
有権者の皆様が様々な情報を取得して、マスコミの皆さんもたくさんの情報を選挙前には発信をされておりました。その県民の皆様の意思そして決断を尊重したいと思います。

横田記者(フリー):
最後お願いですから、さっき質問した祖品氏は斎藤陣営のネット選挙担当をして、まさに当事者であるわけで、そういう人を報道関係者として入室させて質問させる。この妥当性、後で維新の会見担当者に文書で回答していただきたいと思います。

司会進行:
一番左の眼鏡の方。

松本記者(フリー):

フリーランスの松本と言います。今先ほどお二人の情報提供、立花さんへの情報提供が選挙結果に影響したかどうかは分からないという認識で良かったですね。ただそのネットメディアの専門家等の分析によると立花さんの情報発信はかなり斎藤さんの再選に大きく寄与したという分析がなされています。その情報の中身というのは先ほど出てるような増山さんや岸口さんが提供した、ご自身お二方とも真偽が分からない、真偽不明だとおっしゃってる情報です。
そういう、しかもそれが不適切なルール違反の方法で漏洩された情報であると。そういう方法と内容の情報により選挙結果が大きく影響したと、あるいは二馬力選挙とかSNSの誹謗中傷とかっていうのは国会レベルでも問題になっています。その状況を鑑みても、自分たちがやったことは関係ないよと、分かりませんよというご認識でおられるんですかお二方は。

岸口実:
全く関係がないという風に申し上げてるわけではありません。一定の役割をやっぱり立花氏がこの選挙結果を踏まえると一定の役割を果たしたという事はよく分かります。ただ最後は県民の皆さんがどの情報を信用しどの情報を選んでいくか、それはお一人お一人のご判断だという風に思っております。

増山誠:
真偽不明の情報の拡散というのはどういった内容の事を指し示しておられるんでしょうか。

松本記者(フリー):
先ほど出ている不同意性交で10年で10人とか、それを岸口さんと増山さんの情報から類推するような形で立花氏はそういう情報を作り上げ、選挙ポスターにも書き街頭でも大きく宣伝したという事です。

増山誠:
不同意性交については私が提供したという認識はないんですが、先ほどから出てる不倫という事に関しては私はかなりの真実相当性があると思っておりますので、そういったより多くの事実を県民の皆様が知ってこういった結果になったのであれば、それはそれで県民の皆様の判断を尊重すべきかなという風に思っております。

松本記者(フリー):
選挙結果に影響を与えたという事については責任は感じておられないという事ですね?県民の選択であったという事で。
ご自身たちの行為が、ご自身たちが立花さんに情報を伝えたことが選挙結果を不公正なものにしたんではないかという風にはお考えにはならないという事ですね?

増山誠:
私自身が提供した情報がもし広まって県民の方が知らない状態で投票行動をする場合と、どこまで広がったか分かりませんが情報提供がご認識いただいた中での投票行動どちらが正しかったのかということに関してはより多くの情報を県民の方が知って判断した選挙の方が私は正しい選挙であったかなと思っております。
それは立花氏がどういった、不確かな情報というか、おっしゃるデマというのが具体的に示していただけるならば、それは良くなかったとか良かったとか言いますけど、より多くの情報を県民の皆様が持った状態でやる選挙が私はより良い選挙だと思っておりますので、そういった認識でおります。

松本記者(フリー):
分かりました。その情報お二人が元になった立花さんの情報拡散、それによるSNS等のネット上、あるいはリアルも含めた反応が選挙結果だけではなくて元県民局長であったり竹内元県議の死の原因になったという認識はないでしょうか。あるいは弔意であったりお詫びをこの場で示すつもりはないんですか。

岸口実:
竹内元県議がお亡くなりになられました事につきましては心からの哀悼の意を表したいと思います。と言いますのも私竹内議員とは同じ会派で8年間一緒に仕事をしてきた仲間であります。ただ今回のですね件につきましてね、私からこれがあれがどうだと言うつもりはありません。お亡くなりになっておりますので心から哀悼の意を表したいと思います。

増山誠:
私も竹内県議と、私早稲田大学で同窓の先輩という尊敬もしておりました。ただ私が提供した情報によって竹内県議がお亡くなりになった原因かどうかというのはなかなか難しいところでございますので、言及は控えさせていただきたいと思います。

松本記者(フリー):
自身の取材で、ネットメディアの記事にした事なんですけれども、竹内元県議がお亡くなりになった最終的なきっかけとして昨年12月25日の百条委員会での増山さんが片山元副知事に対して行った質疑が大きな負担になったという風に、その可能性が高いという風に聞いています。その中身ですけれども、竹内元県議に関する事実無根の情報が疑惑という風に称してたくさん語られています。
片山さんは火のないところに、竹内さんに関しては火のないところに煙は立たないという様な言い方までしてるんですけれども、そのご認識、増山さんが誘い水のように片山元副知事に行った質疑が竹内さんを追い詰めたという風なご認識っていうのはございませんか。

増山誠:
百条委員会での質問ですのでそういう認識はありません。

松本記者(フリー):
その中身を見てみますと、クーデターについて伺いたいという話から元県民局長のパソコンの中身をルールを無視して増山さんが読み上げて、個人名を出したりして奥谷委員長に制止されたりしながらするんですけど、先ほどの会見で出てるような、片山元副知事が言いたかったであろう、あるいは増山さんが言いたかったであろうマスメディアへの不信とか不満とか、先ほど申し上げてるような竹内元県議が元県民局長のご家族奥様のメールを代筆したんじゃないか、あるいは本人の陳述書を書いたんじゃないかとか、それはあくまで疑惑ですと言いながら、かなり不確かな情報を公の場で発言をされています。
私自身の私見ですけれども、お二人は示し合わせてやっているように見受けられました。片山さんと事前に連絡をしたりとか、あるいは終わってからこういう質疑について何か意見交換をしたりということは無かったですか?

増山誠:
ございません。

松本記者(フリー):
本当にないということですね。先ほど別の質問でも全くないという事で。岸口さんに関しては先ほども出ましたけれども、元々片山副知事が行く予定であった会合に代役として急遽行かれたということですよね。文章を渡すところ、ご自身が渡したかどうか別としてそこに。元々片山さんの在職中から岸口さんはよく連絡を、取り合う維新の、一番ベテラン議員として連絡を取り合っていたという風に聞いておりますが、その会合の後、片山さんと、具体的にこういう会話が出たんだけどもとか、こういう話で立花さんにあったんだけどもというような連絡はしてないですか?

岸口実:
在職中維新の会の窓口にもなってましたから、ずいぶん頻繁にやり取りはありました。退職後はそんなに頻繁にやり取りをするということはなくなりました。さっきおっしゃるように会合の代わりに私が行ったとかいう認識はありません。

松本記者(フリー):
なので連絡も全く取ってはおられないということですね。先ほど文章見て真偽不明だと思ったけれども渡されることになっておられましたけれども、そういうものが渡されたんですけれどもという連絡も全く一切。

岸口実:
それはしてません。

松本記者(フリー):
その文章、先ほどの質問も出ましたが、片山さんが作成した、あるいは片山さんの情報に基づいて作られたという蓋然性非常に高いと思うんですが、それについてはどうお考えでしょうか。

岸口実:
蓋然性が高いかどうか、私ではお答えできないです。

司会進行:
じゃあ2列目の一番右の若い方。

読売テレビ:

読売テレビです。増山さんにお伺いしたいんですけれども、事実関係の確認なんですけどまず立花氏とは一番最初いつから接点があったんでしょうか?

増山誠:
10月の29か30だったと思います。

読売テレビ:
文書問題起こる前には接点はなかったという事ですね?

増山誠:
そうですね。接点はないですね。僕がなんかXフォローしたぐらいの感じで。

読売テレビ:
今回やり取りを、音声データを提供するとか、その意思決定は全て増山さんがお一人でされてたという事で。

増山誠:
私が1人で行っておりました。

読売テレビ:
カラオケボックスで会った際に例の紙を渡されたという風に仰ってますけれども、その紙というのは立花さんがX上に投稿されていたこの10月31日に渡された文章と同じものだという認識で間違いないでしょうか。

増山誠:
同一のものかどうかちょっと分からないんですが、私が書いた内容をだと思います。はい。

読売テレビ:
その紙には一番上に元県民局長の不倫という内容が書かれているんですけども、それが一番上にある文章なんですがおそらくそれであるという認識で間違ってないですか?

増山誠:
そうですね、はい。と思います。

読売テレビ:
文章の一番上にプライバシーな情報を記載されたというのはこれは何か意図があって、例えば知事の支持を得るためとかそういった意図はあったんでしょうか?

増山誠:
文章に特に意図はなくて自分の備忘録として持っておった。その時にたまたま思いついたことがそれだったという事だけで順番等も一切意図なく書かれているものです。

読売テレビ:
プライバシー情報を立花さんに伝えることに目的なんですけれども、それ捉え方によっては告発された方の信用を落とす目的があったんじゃないかという風に考えるんですが、そういう目的だったという事でいいでしょうか?

増山誠:
いや、そういう事では全然無くてですね。巷に広まっていた知事がパワハラで、局長が知事のパワハラでお亡くなりになられたという様な間違った情報と思われるものを否定する様なファクトであるという風に私達は認識しましたので、そういう意味で公益に資する情報であるという事でお伝えをさしていただいたという事でございます。

読売テレビ:
当時、選挙の争点は知事の資質といった話もありました。肝心な話は知事がパワハラをしてたかとか、初動対応が間違っていなかったかとか、そう言った部分が重要だったかと思うんですけど、告発者が信頼できるかどうかと言った点も大事な情報とお考えでしょうか?

増山誠:
告発者がその情報に基づいて信頼できる方だったかどうかという、県民の皆様の感じ方についてはそれぞれだと思いますので、私が意図したものではないですが、マスコミの皆さんが提示していた情報が私としては間違っていると思っていましたので、それを訂正する情報として、公益に資するというか有用な情報であると思ったので提供したということですね。

読売テレビ:
立花さんに提供された音声なんですけれども、確認なんですが、これは尋問の内容全てが記録された音声データを渡されたんですか?

増山誠:
いや、そういうわけではなく一部ですね。

読売テレビ:
一部というのは、分かる範囲でなんですが、どこからどこまででしょうか?

増山誠:
クーデターがどのような形で画策されたかの内容を喋られてる部分と奥谷委員長が制止されるところまでだと記憶しております。

読売テレビ:
増山さんがその部分を切った、他の部分を切ったというのは、残された提供した部分が最も重要な部分だと思ったのでご自身で切られたという事でいいでしょうか?

増山誠:
そうですね。他にも元パレード局長が、パレード課長の、自死の原因は、斎藤知事のパワハラとは全く関係なく、そもそもこんな情報は文章に載せる必要はなかったという事で大変憤慨されていた情報があります。これについても斎藤知事のパワハラでパレード局長がうつ病気を発症されて亡くなられたことの否定する重要な公益情報だと認識しておりましたので、それは確か文章の中に書かせていただいております。そこもできれば良かったんですがそういった時間もなかったので、そこまで、ここだ!という事ではなくて重要な情報がいくつかある中での1つとして提示したという事ですね。自分で切りました。

読売テレビ:
立花さんにはその意図を説明した上でこの聞き取りをされたという事でしょうか?

増山誠:
意図についてはそんなに、どういう話をしたかは記憶にないですね。

読売テレビ:
音声の提供とあと文章を渡したという事については、知事の擁護に回る様な行動にはなっているんですけれども、影響力があったかどうかは置いておいて、少なくとも選挙の情勢に何かしら、少し、変わったらいいなという思いはあったんでしょうか?

増山誠:
変わったらいいなというよりもやはり県民の皆様が広く事実を知って正しい判断をしていただくという思いですね。

読売テレビ:
それは情勢に影響を与えたいという事ではない?

増山誠:
情勢に影響を与えるかどうかは県民の皆様がその情報が重要な情報か判断することですので、私の方でそういうことではなくて、より広く情報を得て投票行動に移っていただくというのが趣旨でございます。

読売テレビ:
なぜ今このタイミングで公表したか。報告書が出てからという考えもあったと思うんですけれども。このタイミングというのは増山さんにとっては、岸口さんが立花さんに名指しをされて、その後のタイミングになるんですけれども、悪い見方をするとご自身が名指しされる前に先に出しておこうというような見方もできるんですが、なぜ今だったんでしょうか?

増山誠:
岸口議員が話をされて、ネットの方で音声データを流したのは岸口さんじゃないかという様な話が出ていたのと、それに伴って党の方にも苦情の電話やご批判の電話が沢山来てましたので、これは公開して、この話を公開するべきだなという時期だと思いました。

読売テレビ:
すみません。岸口さんにお伺いしたいんですけれども、まず週刊誌の記事で、斎藤知事側の支援者の方がLINEを送られたという記事だったんですけれども、その中で元県民局長の出頭要求を取り下げてほしいと、そうしなければ私的情報を出すぞというような裏取引を持ちかけてる内容があったんですが、事実でしょうか?

岸口実:
それは12月の末の週刊誌の報道という事ですね。全く事実ではありません。

読売テレビ:
ありがとうございます。報道特集さんとかで詳細に語られてたんですけれども改めてなぜ文章を渡すに至ったのか、どういう連絡を受けてどういう経緯であそこに行って、あそこにはどういう方がいて誰が例えば退室されたのか、覚えてらっしゃる範囲で教えて頂けないでしょうか。

岸口実:
あの場には立花氏側は2名、私共は民間の方と私で2名です。その他お一人いらっしゃいましたけど、その方は実質的に関与はありませんでしたので、実質4名でありました。
冒頭というか話のスタートは4人で挨拶をしたりというところもありましたけども、その後は、その方はもう別室へ移られました。文章のやり取りでは、会合についてはその民間の方からお声がけがあったので、正直なところそんなに深い意図を持たずに会いましたということです。文章のやり取りについては当日その文章を拝見し、そのことは冒頭に申し上げた通り一番最初のご質問でございました通り、その時に読んでそういう感想を持ったということです。

読売テレビ:
ご自身が手を下されたということは否定できないという事でしたけれども、状況から見るとご自身民間の方が外に出られて相手2人と岸口さんしかおられないという状況で、手渡されたということでいいんですよね?

岸口実:
物理的にどっち渡したという事を言っても結論が出ないですので、同席をして、文書が渡っているということですから、私からと言われても申し開きができないということです。しません。

読売テレビ:
皆さんにお伺いしたいんですけど、9月2日に掘井健智衆議院議員が民間人にプライバシー情報を漏らしてネット上でも問題になっていましたけど、この情報源は皆さんではないということでいいでしょうか?

白井孝明:
そうですね。はい、そうですね。そこは堀さんにまたお伺いして頂ければ。

岸口実:
私ではありません。

増山誠:
私でもありません。

司会進行:
よろしいでしょうか。はい、次の方。

ラジオ関西:

ラジオ関西です。岸口さんと増山さんにお伺いします。改めて当時のご認識の問題です。そもそも、百条委員会は非常に特殊でした。先ほどもお二方非常に冷静に振り返っておられた。百条委員会の評価とかそういったものに関しては来月終結のときにまた改めて伺う事になると思います。より厳格さですとか保秘とか守秘義務とかそういうことが求められると思います。非常にイレギュラーだったのが、百条委員会開催中に不信任決議があり、なおかつ選挙がありということで、そして扱う情報が非常にプライベートな情報が多かったので、不倫どうこうは別としてですよ。ですから外に漏れてはいけないこともかなりあるのでそこの秘密会と公開との使い分けっていうのはされていたはずと私達は認識をしているんですが、なぜその時に立花さんと10月25日の秘密会が終わった後に接触を図ったのか、増山さんが音声データの情報提供をされたのか。それは確かあの時奥谷委員長もこの情報は漏らさないようにという趣旨の事をおっしゃってたはずなんです。お二人の認識としまして、あれは申し合わせ程度のものだったのか、やはりここは厳格に守らなければいけないものではなかったのか、それでも接触なり情報提供をしなければいけないという思いがあったのか、そこを伺いたいんですが。岸口さんからお願いします。

岸口実:
まず情報提供についてでありますけれども、それは情報提供はいけないというのは当然ルールでありますからそういう意識はありました。その上でじゃあなぜ会ったのかという事でありますけれども、そこは何度も申し上げております通り、本当に軽率だったと。しかも私は言いようがないと言いますか、申し開きようがないというのが正直なところです。

ラジオ関西:
正しい情報を県民に伝えたいお気持ちすごく分かりますし、もし偏った情報が真実であれば広く知らせなければというお気持ちも分かるんです。増山さんもずっとその事おっしゃってるんですが、増山さんは実際はどういう認識だったんでしょう?

増山誠:
保秘というルールについては認識をしておりましたが、今あの時の事を思い返せば、そこまで秘密会だから出してはならないという思いには至らずに少し認識が甘かったと思います。と言うのも先ほど申し上げましたように会見の中で秘密会情報を結構皆さん言ってるという状況があって、あれ?これはいいのかと思いながら見ていた。上野委員も多くの会場にいる観客の前で秘密会のお話をされている状況だったり、それ、当時ちょっと時間的にはずれてますけれども前後の関係はありますけれども、そういった状況で、特に罰の様なものがなかったので、認識が少し甘くなってしまったというところがありますが、現状思えば非常に問題行為であったという認識でございます。

ラジオ関西:
確かに百条委員会の始まった頃から色々情報に関しては漏れがあって、あれ9月でしたかね、奥谷さんが終わってからお二方もいらっしゃいました。会見でもう少し厳しくしなければという話はされました。それでも情報の漏れっていうのは結構ありましたし、このお二方に始まった話ではない。ただ相手が選挙期間中の候補者の立花さん、まして先だって吉村党首が仰ったように他党の党首であると。その辺と政党に所属されているお二方としての行動を改めていかがだったのか、岸口さんからお願いいたします。

岸口実:
本当に繰り返しになりますけれども本当に軽率だったとしか申し上げようがないというのが本音です。

増山誠:
政党に所属している以上他党の党首に情報を提供してしまったという事については反省しておりますし、そういう意味でも現状党の皆様に大きなご迷惑をかけてしまっているという事でございますので、その責任の取り方としてやはり離党をするという事で本日提出させて頂きました。なので議会としての中の責任という部分に関しては今、まず始めに百条委員会の委員を辞職をさせていただきました。その他の処分についてはこれまで秘密会の情報を会見等でお話しされた方ですとか、外でお話しされた方との、どういった私の行為においてこのルール上の違いがあるのかというところについて少し自分でも調べてみていきたいという風に考えております。

ラジオ関西:
岸口さんは現状況の身の処し方、お考えがおありでしたらお聞かせください。

岸口実:
これも先ほど申し上げた通りでありますけれども、まずは党本部の聞き取りも終わりました。その報告書が今兵庫維新の会に来ていると思います。その後県連での党紀委員会での説明の場もありますから、そういったことを通じて結論を待ってそれから判断したいと思います。

ラジオ関西:
はい。ありがとうございます。

司会進行:
最前列の真ん中の方。

毎日放送:

毎日放送です。よろしくお願いします。まず岸口県議にお伺いしたいんですけれども、立花氏に文章を渡したかどうかの当時の状況についてなんですが、先ほど結構詳細に語られてたと思うんですが当初は記憶がないなどともおっしゃってました。これ本当に覚えてらっしゃらずにだんだん思い出されたのか、それとも民間人の方を考えて言ってらっしゃらなかったのかどちらになるんでしょうか?

岸口実:
それ両方、の意味があります。元々は本当に思い出すことができませんでしたし、民間の方の事もありましたのでという事です。

毎日放送:
党本部の方から、党の方からも聞き取り調査があったと思うんですけれども、その時は民間人の方の事であるとかもきちんと話されてるんですか?

岸口実:
あくまで民間人の情報についてはお知らせはしてないです。

毎日放送:
あくまで先ほど語られた程度の内容を党にもお伝えしている。その文章を渡す時に関してなんですけれども、この文章を誰が作成したかとか、どういった状況で作られたかとかそういったことは確認、聞かれたりとか確認はされなかったですか?

岸口実:
しなかったです。

毎日放送:
なぜせずにそういう場所にいられたんですか。

岸口実:
文章をどなたがお作りになったかというのはやっぱり聞くべきではないという風には感じました。

毎日放送:
ご本人としては聞こうとは思っていたけれどもあえて聞かなかったということでしょうか。

岸口実:
そういう事です。

毎日放送:
あとお三方にお伺いしたいんですけれども、立花氏が元県民局長の公用パソコンの中に入っているとされる情報をSNSなどで拡散しているんですけれども、このデータなどはお三方が提供したものではないですか?

白井孝明:
はい。違います。

岸口実:
違います。

増山誠:
違います。

毎日放送:
では他のどなたかから提供受けたものであるだろうという事でしょうか。
どなたが提供しているかというのはご存知じゃないですか?

岸口実:
それは全く分かりませんが、今県の方で第三者委員会を設置して調査をされているというのは承知しております。

毎日放送:
併せてお伺いしたいんですけれども、この一連の情報提供されたり音声データをお渡しされたりっていうことに関しては維新として何か組織的にお考えがあったとか、そういう連携を取られてたとかそういうことはないんですか?

岸口実:
それは全くありません。

毎日放送:
音声データについてはどうですか。

増山誠:
全くそういう事はなく一人で考えて行動しております。

毎日放送:
一人で皆さん行動されて特に、今前に座られてるお三方同士で連携されたりも特にされなかったですか?

増山誠:
そうですね、それぞれがそれぞれの考えで行動していったという事です。

毎日放送:
結果として同じタイミングでこういう風に、それぞれがやったことに関して説明するタイミングが来たという事で。

岸口実:
はい。そうだと思います。

毎日放送:
ありがとうございます。

司会進行:
女性の型。

時事通信:

時事通信です。確認として白井さんは進退について何かお話しされますか?

白井孝明:
党の方針に従うというところでありますので、そこの方針にしっかりと従って参りたいと思います。

時事通信:
一昨日白井さんが記者の確認に対応したところにも私もいたんですけれども、なかなか立花さんと電話した時の内容について立花さんの方が詳しいという話はしたと仰いましたけれども、何について詳しいのかっていうことがなかなか歯切れが悪くてお話しいただけなかったんですけれども。ここ数日の立花さんの動画を見てみたんですけれども白井さんとのやり取りで岸口さんと増山さんの話で十分なのでいいですねっていう様なことを白井さんに話したと仰ってたんですけれども、白井さんは岸口さんと増山さんが情報を立花さんに提供したってことご存知でしたよね?

白井孝明:
その時点では知りませんでしたし、立花さんの放送を見て増山さんが渡された文章、岸口さんが渡された文章というのを知りました。元々出回っていた情報と言いますか、噂レベルで出回っていた情報でありますので私も見聞きしていた情報ではあります。

時事通信:
立花さんと電話した時に岸口さんと増山さんが言っていた情報は自分も持ってますよとかそういった話をしたわけではないですか?

白井孝明:
はい、ないですね。個別のお二人の名前は出てなかったですし、ただその情報としては出回っていた情報であったのは確かです。

時事通信:
その内容を確認するのに何についてって言わないで確認できたんですか?

白井孝明:
元々立花さん自身が街頭演説でお話しされてた内容っていうことだなと思いましたので、その内容について改めてお聞きすることはなかったです。

時事通信:
先ほどの方の質問でもありましたけれども、3人は連携して立花さんに情報提供したって事はないんですか?

白井孝明:
全く2人と連絡取ったこともなかったです。はい。

時事通信:
同じタイミングで同じ様な情報について同じ人にしかも他党の人に情報を提供するっていうのは、全然話もしてなかったというのはちょっと無理があるんじゃないですか。

白井孝明:
いや、本当にその情報提供をしていたというのは、ないです。連携を取っていたということはないです。

時事通信:
お二人もその認識で。

岸口実:
その認識です。

増山誠:
私もその認識で全く連絡も取っておりません。たぶん内容を見てみると結構被ってたり、白井さんの情報が我々の情報と重複してたりという様な話があるようなんですけど、我々の連携をもし取ってるんであれば白井さん連絡しなくてもいいのかなみたいな今のそのお話しいただいた内容で聞くと。なので当然そこからも連携してないことが見えて取れるんではないかなと思いますけど。

時事通信:
立花さんはTwitter上で岸口さんと増山さんに聞いた情報を白井さんに電話で確認したというような事を仰ってたと思うんですけど、つまり3人が一緒になって自分に情報提供したという認識だったんじゃないのかなっていう推測ができるんですけど。

増山誠:
立花側からから見たら3人から届いてきたんで、こっちの情報正しいのか白井さんに聞くっていうのは普通の行為かなとは思うんですけど、何でしょう、どこがおかしいのか、どこがおかしいのかなと思います。

時事通信:
党の方でもそういう説明しましたか?

増山誠:
我々、はい。一切連携しておりませんという事で言ってると思いますので。そこは我々、立花さんよりも我々信じて頂いた方がいいかと思いますけど、立花さんが違う事言ってるんで。

時事通信:
立花さんが増山さんと岸口さんから聞いた情報を十分だっていう事、白井さんに聞いたっていうのは立花さんが虚偽を言ってる可能性があるっていう事ですか?

白井孝明:
虚偽かどうかちょっと分からないですけれども、白井さんには聞く事はないんです。私の持ってる情報で十分ですということを仰って頂いてたのは事実であります。我々が連携していたという部分に関しましても連携は一切しておりませんし、先ほど増山議員が言われたところもありますが、だったら私が後で電話をかけるという様なところもなかったかというのもそれが結果になってるのかなと思います。

時事通信:
お三方提示されたという事で。けれどももし3人が連携してぐるになってやっていたとしたら、増山さんだけの辞任でありえない、離党という事になるのかという話になってくると思うんですね。

増山誠:
全く連携してる事実がないので、もししたらという議論自体が成り立たないと思いますけれども。

時事通信:
分かりました。ありがとうございます。

司会進行:
真ん中の列の方。最後。

デイリースポーツ:

デイリースポーツです。よろしくお願いします。増山さんにお伺いしたい事があります。質問させていただきます。増山さん、この前リハックに出られた時に音声データをなぜ立花さんに提供されたのかみたいな理由の中で、マスコミ、メディアに言っても握りつぶされると思ったみたいな事をたぶん発言されていたと思うんですけども、この発言の真意というのは、私東京から神戸にやってきてまだ日が浅いもので、その時の空気感っていうのが分かってないんですけども。例えば増山さんが音声データを懇意にしてるメディアの方に提供したとしても、それが全く扱われないみたいなそういう空気感というのは当時あったんですか?

増山誠:
そうですね。25日の委員会の後で片山元副知事が囲みを受けてる中で、そういった発言をしようとした時にほぼ全ての記者から、ほぼ全ての記者というか発言を制止されるということがありまして、私の認識としては記者の皆さんが生放送でもないところで発言者の発言を遮るという事が聞いたこともないし、前代未聞だなという事で感じました。それを考えるにこの情報をもし提供したとしても握りつぶされるなと思いました。
立花氏の今発信の中で読み売り新聞だか朝日新聞だかの方に音声データと文章をLINEをしたけれどもやはりこれは報道には乗らなかったというような、握りつぶされましたという様な話が出ているように、私も同じ事をしても同じ様な形になった可能性が高いのかなという雰囲気はあります。あとはデイリースポーツさんに今思えば提供すれば良かったのかなという風に思うところはありますね。はい。

デイリースポーツ:
例えば秘密会の内容が新聞記事なりネットニュースになったりすることは誰かが多分漏らしてるっていうのは間違い無いとは思うんですけれども、報道の仕方たぶんそうだと思うんですが、例えば増山議員が懇意にしている記者さんが誰かいるとは分からないんですけども、そういう方に言っても同じ様なことになったという事を思われたという事ですか?
いるかどうかはそこを問題にしてるわけではないです。はい。

増山誠:
そうですね。確かに関係者から取材したところによるとという事で秘密会情報がどんどん毎日の様に流れている状況がありました。それと同様に私も提供すれば良かったのかもしれないんですが、当時の私の認識としては難しかったなというのがありますね。

デイリースポーツ:
あともう1点。増山議員だったと思うんですが、斎藤知事が再選して初登庁される時にたぶん増山さんいらっしゃったと思うんですけど県庁のところに。それで斎藤知事が初登庁でがーってこう来る時にどっかのメディアさんがカメラを斎藤さんのところに塞いで、県庁の前で待ってる記者がすごい怒声を上げた時に、増山さんがこいつら何やねんみたいな事を独り言ちしてたのをすごい覚えてるんですけども、それも含めて増山さんっていうのは先ほどの発言とかもお伺いして、何かメディアに対する不信感みたいなのは今持っていらっしゃるという認識でよろしいですか?

増山誠:
そうですね。私選挙戦においてもオールドメディアとネットメディアの戦いという様な発信もさせて頂きましたけれども、選挙以前の報道、特に東京のメディアがこっちに乗り込んできて、片山元副知事も仰ってましたけど、現地で取材されている地元の記者さん達は結構その内容を把握されていて、真実に近い事を言ってるんだけれども、それが上層部のところまで記事が持っていかれると何やこれと、反斎藤でいかんかいみたいな話になってるという片山さんの意見もありましたけれども、そういった意味で変更報道が続いてきたところからのマスコミの皆さんというと、私も片山副知事と同じような意見ですけれども、そういった事が続いていた部分があるので、そういった思いを持っていることは確かですね。

デイリースポーツ:
分かりました。ありがとうございます。

司会進行:
休憩に入ります。

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