ネガティブな考えこそ自分に活かせ
いきなりですが、僕はネガティブです。
多くのことに対し消極的で、否定的。
自ら行動を起こす前にまず周りの反応を伺います。
自分がネガティブ思考を持っていると感じている方なら、この考え方に共感してくれるような気がします。
逆に共感できない方、あなたはポジティブです。
今すぐ起業家にでもなってこの国の経済を回しまくってくださいどうかお願いします。
この記事の続きも読まなくていいよ。その時間をFXにでも使ってください。
話を戻すのですが、
あなたは「自分がいつからネガティブな思考を持ったか」ということを思い出すことは出来ますか?
何となくのレベルで思い出す、ではなく、
しっかり自分がそれについて言語化できるレベルに、です。
個人的な見解なんですが、
それが出来ることで、なぜネガティブになったかということも頭のなかで整理できて割と精神的に良い影響を与えると考えています。
…わりと当たり前のこと言ってるだけのように思えるかもしれないんですが意外とほとんどの人が出来てなかったりするのではないでしょうか?
自分の場合
僕がネガティブな思考を強く持ち出したのは、中学三年生の夏の日でした。
その日はちょうど自分が入っていたサッカー部の引退試合がありました。
僕はそのサッカー部でキャプテンをやっていたのですが、
真面目さだけでキャプテンを任せられていた僕が、僕よりテクニックのある他の部員に指示を出しても、ちゃんと従ってくれないことが多かったです。
ただその頃の自分は、
真面目にやっていればどんなことも出来る!
誰もやらないようなら自分が率先してやる!
という考えを持って動いていたので、
部活動の中でどんな痛いこと、理不尽なこと、泣きそうなことがあっても、真面目にキャプテンの仕事をこなそうと努力し続けました。
まあ何にも変わりませんでしたが。
そんな状況で迎えた引退試合、結果は当然良いものではなかったです。
しかし、練習を自分なりに全力でこなし、部の環境改善に色々手を尽くした僕にとって、正直、後悔のようなものはほとんどなかったです。
ただ、
最後のミーティングの時間でそんな考えは吹っ飛びました。
お世話になった顧問の先生の言葉を聞いている最中、
ふと、今までちゃんと指示に従わず、僕が手を焼いていた部員を見ると、
泣いていました。
驚愕しました。
意味が分からなかった。
今まで自分がやってきたことは本当に何だったのか。
俺の努力は何だったのか。
そして自分がやってきたことがまるで無かったかのように、
自分以外の部員たちは普段の生活を送り始めました。
この頃から僕は、色んな事に否定的になったと思います。
具体的に言うと、
何が好きか より 何が嫌いか を考えることが圧倒的に増えました。
ネガティブは幸せに繋がる可能性でもある
そんなことを思い返しても悲しくなるだけじゃん、良い影響なんか無い、と思うかもしれませんが、
僕はこういう出来事を思い出すことで「人がどういう時にネガティブになるか」という疑問に、自分だけの答えを導き出すことが出来ました。
僕の場合は、
「自分の行動に対し結果が結びつかず、誰にも承認されなかったとき」
です。
こういった自分だけの答えが判明することは、この上無く素晴らしいこと。
なぜなら、
その答えを回避するように努力すれば、
この先ネガティブな感情になることを最小限に抑えることが出来るから。
実際、僕は自分の行動を承認して欲しいという考えがあるからこそ、 Twitterでいいねがもらえるように、見る人が笑えるツイートをするように 心掛けてます。
フォロワー50人位しかいねぇし、いつもいいね2,3個位しか貰えんけど。
それでも、気持ちは良いものです。
最後に
一般的にネガティブな人間はあまり好かれないと言います。
周りの空気を悪くするから、話してても楽しくないから、
理由は人によって様々です。
そう思う気持ちはすごく分かるんです。
ただ一つだけ言っておきたいのは、
ネガティブな思考が生まれる人ということは、同時に自分と真剣に向き合い続けている人であるとも言えます。
もし自分の近くネガティブな人がいるのなら、一度でいいのでその人の悩みを真剣に聞いてあげてはいかがでしょうか。
悩みっていうのはみんなで考えりゃ解決するもんなんだよ!(適当)
どうか性格が静かだ暗いだなんかでその人を判断しないであげてください。
by 誰かに悩みを相談してもスルーしかされない男
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