机上の実論 #003_Mobile Monitor
すでに紹介した2つのモバイルモニター。最初に購入したのは右側の15.6インチのタイプ(零号機モニターと名付けよう!)。おもにWindowsマシンにつないでいます。つぎに購入したのが左側の13.3インチのタイプ(だったら初号機モニターか?)で、こちらはMacにつないでいます。
モバイルモニターを2台も所有しているのは、決してモバイルモニターを偏愛しているわけではなく、理由があります。 まず零号機モニターを購入したのは、確か2020年の年明け早々、コロナ騒動が本格化する前でした。勤めている会社が完全フリーアドレスの導入を決定し、ノマドと化することが確定的になったのです。それまで固定の自席では、ノートPCにモニターを接続して仕事をするスタイルが確立していたので、ノートPCのディスプレイだけだとちょっと厳しく、零号機モニターを購入した次第です。購入したときは、
「さぁ!これでまちなかの至るところがワークプレイスだな!」
「カフェとかでオシャレに仕事できるもんね。」
と、うそぶいていたが、一連の禍で余儀なく在宅勤務しています。...この在宅勤務が長期化して一年が経過したある日、零号機モニターに不具合が生じました。はじめは微かな画面のチラつきでしたが、チラつきが大きくなりボーダー状に画面が乱れてしまいました。
「う〜む。一年ちょっとで壊れたか?酷使しすぎたかな?」
「修理に出すにしても、このご時世、どこに持ち込もうかな?」
「そもそも、液晶モニターの不具合は、基盤ごと取替えって聞くしなぁ。」
「修理代、結構高つくんだろうなぁ。修理期間も掛かるんだろうなぁ。」
「修理に出している間、サブモニターがないのは、作業上都合悪いなぁ。」
と、世迷い言を並べているうちに、ポチッと初号機モニターを注文していました。
勘の良い人ならば、もうお気づきだとは思いますが、不具合の原因はモニターではなく、モニターとPCをつないでいるケーブルにありました。購入してから一年ちょっとの間、引っ張られたり、ねじれたりしたケーブルは断線していたのでした。このことに気づかず、そそくさと新たに注文したこと、これがモバイルモニターを2台所有している理由です。 これだけ在宅勤務率が高いのであれば、モバイルモニターではなく、大型のワイドディスプレイを格好良くレイアウトすればよいのでは?というアイデアも浮かびましたが、ご覧の通りの狭小デスクのため断念しました。
今は作業開始するときにモニターとPCをスタンドにセットしてケーブルでつなぎ、作業を終えると片付けることがルーティンになっています。結構面倒臭くない?って感じるかもしれませんが、これだけ在宅勤務率が高くウチにいることが多くなると、ON-OFFの切り替えのトリガーとして有効だなぁと感じています(; ̄O ̄)