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自己紹介┆はじめてのnote
初めまして。
黝簾家主人格・想愛(そあ)です。
「黝簾」と書き「ゆうれん」と読みます。
タンザナイト→黝簾石から取りました。
主人格の時点で察された方は話が早い。
このnoteは「解離性同一性障害」を主とした闘病記録用のアカウントとなります。
現在時刻、2025年1月5日12時00分
今から遡ること19年も前(2006年頃)、身体の持ち主・戸籍に名前のある生まれ持った人格である基本人格さんが、虐待などを苦に不在がちに。
そして2011年には、完全に不在となってしまいました。
つまり今は交代人格のみでの生活が、少なくとも14年目に入ったということになります。
統括の人格さんによれば、基本さんは今、人に会うことは許されない状態とのこと。
自我をほぼ失くした状態で、何とか人の形を保って、内界のどこかで静かに生きている……そんな状態。
しかし、今ここで彼女が出てきた時、そこは彼女が最後に見た景色から13年、最悪19年が経った世界です。
何が何だか分からなくなることは明白で、もしかしたら昔と変わりすぎた、悪くなりすぎた状況に、絶望さえするかもしれない。
私達、交代人格には何が出来るだろう
基本人格さんは交代人格と違って、記憶共有が出来ないだとか、内界視認が出来ないだとか……何か色々弊害があるらしい。
DIDはこの基本さんが記憶を飛ばして、その間に何かされていて初めて気づくこともあると、何かで見た。
ノートもある。LINEもある。Xもある。
いずれYouTubeにも残そうと思う。
もしかしたら、もうこれで充分かもしれない。
こんな味方がいると知ってもらえればいいから。
でも、もし……もし、人格みんなが書くブログのようなものがあれば、もっと個性が見えるのでは?
そんな思いから作ったもの。
それがこのアカウントだ。
私達は決して反応が欲しいわけじゃない。
もちろん読者・視聴者・フォロワーとはそれなりの交流をしたいと思うが、やはり一番は基本人格のため。
私達が歩む道は、そのまま基本人格が出てきた時に振り返る道になるのだ。
その振り返りにちょっとでも貢献出来るなら、このアカウントを作った意味があるだろう。
酷い家庭だった。
表に出れば児相や警察が動けた虐待。
でも外面が良くてSOSが届かなかった。
イジメもあった。
味方なんていなかった。
わずか10歳で全てを投げ出して消えた基本人格。
彼女の気持ちは想像に難くない。
中には、お前だけ逃げれるのか、と……基本人格を恨んでいる人格も複数いる。
そのぐらい、基本さんが消えた後がきつかった。
ストーカー
性被害
ボロボロの心身で飛び出した家
その先でもっと壊れた心と身体
アレルギーの急増
持病の急増
たくさん裏切って、裏切られて──
気がつけば、人格は30人を超えて、もうまともに動けなくなっていた。
それでもどうか、親以外に恵まれ、まだ愛される余地はあることを知ってほしい。
怖い家しか知らなかった基本人格に、今は楽しいものが多くあると、本やシーリングなどやりたかったものがあると、知ってほしい。
たくさんの仲間がいると知ってほしい。
そんな思いで、黝簾家の暮らしと題して、私達は今日も「基本人格の代わり」として生きていく。
これからよろしくお願いいたします。
(黝簾家一同)