なぜ独立して起業するのか?
"元"株式会社diffeasyCTOで、現在無職、創業準備中の西(@_takeshi_24)です。
2019年末で株式会社diffeasy取締役を退職して起業準備中なのですが、なぜ独立して起業するのか?を整理してみました。
元々あった独立志向
独立志向は元々ありました。
社会人になった時から、新入社員歓迎会で、「将来は独立して社長になります!」ということを先輩たちに言っていた、生意気な新入社員だったと思います。
2012年に一度会社員をやめて個人事業主で独立しています。(その時の話はこちら「エンジニア人生を振り返る - 父ちゃん会社やめるぞ!編」)
独立したいのは会社を経営したいわけではなく、世の中にインパクトを与えるプロダクトを作りたいから、です。
独立後にスタートアップの新規事業の立ち上げを支援したり、diffeasyにCTOとしてジョインしたのも、経営者ではなく、プロダクトを産み出すことに責任を持ってコミットできる立場だと思って、そのポジションで関わってきました。
やりたいことは何か?
私には人生の理念があります。
「すべての人が自分の人生を主体的に生きる社会の実現」
です。
主体的に生きるとは、自分が人生の主役として、自分の人生に責任を持ち、人生を選択して、人生を楽しく生きることです。
「楽しく」と言いましたが、「主体的に生きる」こと、「人生を選択」することは楽なことではありません。
1度の人生。自分で責任をとらずに、会社のせい、上司のせい、と誰か他人の責任にして生きていくことは、楽ですが、少なくとも私はそうやって一生を終えるためにこの人生を生きていくつもりはありません。
繰り返しになりますが、自分で責任をとって生きていくという生き方はきつい生き方です。
周りに合わせて、周りの責任にして生きていく方が楽です。
「"すべての人が"自分の人生を主体的に生きる」と言いましたが、それを強要しようとは思いません。
ただその先には自由で充実した生き方、働き方が待っています。
そのことに気付ける人を一人でも多く増やしていきたいと思っています。
自分の責任を放棄して、他人を批判し、口先だけで行動しない人ではなく、自分の人生を主体的に生きて、自分の長所を最大限活かせる人同士が繋がって一つのチームとなり、世の中に新しい価値を産み出し続ける。
そんな社会を私は実現したいです。
なぜdiffeasyを辞めたのか?
diffeasyという会社にいてももしかしたら実現できたかもしれません。
ただし、上記でも述べたとおり、それはすべての人が望む社会ではないと思っています。
そのような社会が息苦しく思う人も多くいます。
ただそのような人たちにも人生を主体的に生きる喜びを伝えていけたら、と思っています。
そうなると、自分自身が自分が進めていくことに責任を持ってやり遂げる必要があります。
diffeasyは白石兄弟が代表、副代表の会社で、大きなリスクをとって経営している会社です。
その中で自分も一部リスクをとっているとはいえ、大きなリスクはとってもらって、自分がやりたいことを貫く、というのは違う気がしました。
今までずっと会社のNo2、No3的なポジションで会社の成長にコミットしつつ、世の中にインパクトを与えるサービスを、と思っていましたが、やはり、自分が一番情熱を持ってやるべき理念を実現するためには、自分で会社を作るしかない、と考えました。
マッチングサービスをやりたい理由
先日β版をリリースした「達成.me」もそのような思いで作っています。
これもやりたいことは、自分の人生を主体的に目標から逆算して進む人を支えて、そのような人同士が繋がることで新しいより大きな目標の実現に向かえるプラットフォームになれば、と思って現在改良中です。
もう一つマッチングサービスも現在開発中なのですが、こちらもやはり同じ思いです。
私自身も自分の人生の目標を掲げて、宣言し、発信することで、diffeasyの白石兄弟をはじめ、同じように熱量を持って生きている人に出会いました。
そして新しいプロダクトや新しい価値を産み出すことができました。
そのような事例を増やしていきたいです。
目標がないとダメなの?
よく言われるのが、「私は目標がありません。」とか「やりたいことが見つかりません。」という話です。
私自身も今のように人生の目標を持ったのは30歳の時です。先ほど紹介した「エンジニア人生を振り返る - 父ちゃん会社やめるぞ!編」の記事にも書いています。
それまでは、みんな大学に行くから自分も行ったし、みんな就活するから自分も就活して、別に何か明確な目標があったわけではありませんでした。
「社長になる」というのも漠然とは思っていたものの、「かっこいい」ぐらいの感覚でした。
人生を主体的に生きることは、苦しい生き方で、楽ではありません。でも、私は楽しいです。
「私は目標がありません。」とか「やりたいことが見つかりません。」という人は、「やり方」に注目しています。
「やり方」はその時々によって変化します。
その先にある「自分はどう在るか?」「どのような自分が幸せか?」が大事です。
「幸せな自分」とは「相手に感謝できる自分」、「相手に何かを提供できる自分」です。
自分が幸せでなければ、周りの人に感謝すること、周りに何かを提供することはできません。
逆説的ですが、周りの人に感謝して、周りに何かを提供することができれば、幸せです。
自分が提供できることは何か?そしてそれを提供していくことが、自分の人生を主体的に生きることだと思います。
会いたいです。
この記事を読んで共感してくれた方に会いたいです。
そして、よければ一緒にこのような世の中を実現したい方がいらっしゃれば、一緒に作っていきたいです。
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・経営者
などの方々、ぜひよろしくお願いします。
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