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アイドルよく知らなかったオタクが初めてノイミーのライブへ行った感想
※今回のライブの感想については先に怪文書が上がっております。よければどうぞ。
けいなわ・京阪奈です。
既にX(Twitter)などで何回も呟いていますが、ノットイコールミーのライブへ行ってきました。
— け=なわ≒け≠はんな (@keinawa_keinawa) February 1, 2025
今まで声優のライブやアーティストのライブに参戦したことはあったのですが、アイドルグループのライブに参戦したことはなく、「どんなものなんだろうか」と興味半分で行ってみました。
結果的に最高だったわけですが、感情だけをダラダラ垂れ流すのもアレなので、前半は自分がよく行ってる声優やアニメのライブと今回のライブの比較(?)を、後半はノイミーのライブで特に感じたことを数点挙げるという記事にしたいと思います。
所々「偉そうな文章書きやがって」と思われるような文章が出てくるかもしれませんが、別に批評をしたいわけでは全くないので、どうかご了承いただけたら幸いです。
※そもそもノイミー(≠ME,ノットイコールミー)とは何ぞやという話なので、公式HPの紹介文を転載しておきます。
指原莉乃が自身の理想のアイドルをプロデュースするために、代々木アニメーション学院とタッグを組み結成された「=LOVE(イコールラブ)」の姉妹グループが誕生。
去る2019年1月26日、オーディションの最終審査が行われ、2019年2月24日、メンバーのお披露目と共に指原莉乃プロデューサー自ら、グループ名を「≠ME(ノットイコールミー)」とすることを発表しました。
「≠ME(ノットイコールミー)」という名前には、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という指原莉乃の想いが詰まっています。
最近割とテレビ番組とかにも出演しているので、アイドルのオタクをやっていなくとも、知っている人はそこそこいるのではないでしょうか。
ちなみに自分はノイミーをちゃんと知る前に、まほろばアスタリスクという曲だけ先に知っておりました。この曲を作曲された方は本多友紀さん。アニメ・声優オタクでこの作曲家を知らない人はほぼいないでしょう。アイドルのオタクになっても本多友紀氏の曲に触れることができるの幸せすぎる。本多友紀 is God.
◇今まで経験してきたライブ(主に声優ライブ)と比較して感じたことについて
こんなタイトルつけていますが、そこまでライブ行っているわけではない(年5回くらい)ですし、大半がアイドルマスターミリオンライブ!関連のライブなので、どうしても経験要素が偏っており、そこらへんとの比較になりますがご了承ください。
○年齢層が若い
よく「アイマスのライブはおっさんだらけ」とかいう自虐ツイートをよく見ますが(念の為申し上げますと自分は「アイマスのライブがおっさんだらけ」とは思っておりません)、まあ確かにアイドルのライブは年齢層が若いんで、アイドルとアイマス反復横跳びしてると、まあそう見えてしまうのも分からんではないなというお気持ちにはなります。 今回行ったノイミーのライブも「半分くらい学生なのでは??」と思うくらいには若かったので、ちょっと新鮮でした。
○治安は思っていたよりはるかに良い
ファンの年齢層が若く、バリバリのアイドルライブに参戦するとなると、「治安が悪いのでは…?」という懸念が自分の脳内にチラついておりました。
一回イコノイジョイ2024が開催された日の夜、冷やかし(というと言葉が悪いですが、別の要件で富士急ハイランドを訪れていました)で富士急ハイランドへ訪れたのですが、手作りPOPがゴミ箱前に散乱してたり(ちゃんと持って帰りましょう)、駅に向かう歩道で突然MIX打ちだすオタクがいたりしてたので、「ライブ会場やべえんじゃねえの」という懸念が少しありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738836568-e20hCS9BwYLiJ85qTH41MxAK.jpg?width=1200)
まあアニメや声優のライブでも、社長が家虎論争に参戦したり、UOグルグル(オレンジ色のサイリウムを頭上でグルグル回す行為)で揉めまくったり、突然上半身裸でライブ会場を走り回ったりと色々治安の悪い話は飛んでくるわけですし、「まあ治安悪くても殴られたり蹴られたりするわけじゃなかったらいいや ピンチケコールもマサイ族も一回くらい実物見てみたいし」くらいの気持ちで参戦しました。
結果ですが、治安は想像してたよりも頗るよかったです。
会場で暴れるオタクも全くいなければ、UOグルグルマンもいませんし(そもそもサイリウム自体持ち込みが禁じられているらしい)、マサイ族も見当たらず、変なコールもほとんど聞かなかった(某曲で「イェッま○げエターナル」と聞こえたくらい)ので、アイドルのパフォーマンスに全力集中することができました。本当によかった。
○コール文化について
さてコールですが、ノイミー(に限らずアイドルのライブ全般に言えることだと思いますが)のライブはコール種類が多く、意外と大変です。
アイマスとかだと、曲知らなくてもAメロ終わりに「(はいせーの)はーいはーいはいはいはいはい」と叫んでBメロオーイング、サビに「fwfw」入れとけば8割方何とかなりますが、ノイミーはどうも曲によりメンバー名を叫んだり、「👏👏fwfw」と合いの手入れたり、MIX入ったりと変化するようです。歌詞のカッコ書きもコールするしないの基準が割とよく分からないので、空気を読まないと一人だけ頓珍漢な叫び声が飛ぶことになります。
ちなみにMIXですが声優ライブでは忌避されてるMIXも平気で飛びます。
(サビ前に某武士道社長が発狂しそうなコールが飛んでいる様子)
何なら一曲目始まる前のOvertureの初っ端のコールが「ミョーホントゥスケ!化繊飛除去!ジャジャー!ファイボー!ワイパー!」です。(一応これには賛否両論あるらしい) 静かにライブを聞いてやろうとかそんな選択肢は0曲目に破壊されます。
MIX談義はさておき、コール飛ばすのは地味に脳を使いました。ノイミーはメンバー名コール(「俺の〇〇!」,「超絶かわいい〇〇!」など)が多いわけですが、当然自分は歌割りなんて覚えず(何なら曲自体半分くらいしか聞かずに参戦してる)ライブ会場に入っているわけで、ディスプレイを見て誰が今歌ってるのか見ながらコールを合わせて打つしかありません。メンバーの顔だけは全員覚えたので何とか助かりました。
これはこれでかなり楽しかったのでいい経験。
ちなみにメンバー名コールですが、特に萌子コールと呼ばれるもの、つまり蟹沢萌子さんがソロ歌唱される部分は、相当気合いを入れてコールするオタクが多いため、コール声量がとんでもない大きさになります。私も萌子コールだけは予習したため、死ぬ気で萌子コールを打ってました。
ただ意外だなと思った部分がアンコールで、そんなにアンコールの声量は上がっていなかったなという印象です。
声優ライブでは、演者がステージを去り数秒でアンコールを叫びだし、早漏アンコールだの揶揄する声がよく上がりますが、割と多くの人がちゃんとアンコールを叫ぶイメージがありますので、少し面喰らったところがありました。
とここまでよく分からない比較文章でした。
◇≠MEについて
後半はノイミーのライブそのものについて、印象に残った事柄を数点。
□歌がうまい
正直「アーティストではないし、あれだけバリバリに踊るわけだからな…」ということで、(失礼な話ではありますが)歌唱はそこまで期待していなかったというか、上手くなくても仕方ないよなとか思っていたら、12人が12人全員上手くかなり驚きました。SSAで音響が良かったというのもありますが、びっくりするくらい歌が上手かったです。
先述した通り全員上手かったわけですが、やっぱり富田菜々風さんはとんでもなく歌がうまい。そりゃセンター抜擢されるよなと一発で納得させられます。
特に後半のセトリはかなりエネルギーを消費する曲の連発。「チョコレートメランコリー→アンチコンフィチュール→天使は何処へ」の三連発と、聞いているだけでもヤバいエネルギー量使うのに、平気で全てセンターを張って歌い切ってしまうんですから本当に凄まじい。
あと切り抜き動画だったり、オタクのブログ記事を読んでいると櫻井ももさんの歌を評価する声をそこそこ見かけたのですが、これも納得しました。
歌割りでサビへ向かう部分を担当したり、フィニッシュへ向かう部分へのつなぎを担当していたりすることが多いと思うのですが、「あーこれ地味に歌いづらそうなメロディしてるな」とか「ここ音外すと一気に格好悪くなるな」とかいう箇所も、バチッと音を当てて歌ってきたので、これは相当な技術の持ち主なんだと思います。≠MEのパフォーマンスに絶対欠かすことができない存在であるというオタクの意見に深く納得するところ。
□特に印象深い曲
○チョコレートメランコリー
やっぱ一番に挙がるのはこれ。ダンスシーンからの12人並んでダークな世界線をライブの世界線で演出してきたときは体が震えました。
(2番サビ後の蟹沢萌子さんによる歌唱と表現は全人類が味わうべきものとされています)
○まほろばアスタリスク
あまりにも感動してしまってこの曲だけコールどころかペンライト振る手も止めひたすらステージを見つめていました。ノイミーのライブに参戦する日が来たことに、そして自分の目でまほろばアスタリスクのパフォーマンスを直接見ることができたことに、心からの歓びを感じ、感情が爆発しそうになっていました。
(なお周りから聞こえる混沌Mix,転調Mix,意味不アイアイ)
□公演後
今回のノイミーのライブですが、昼の部・夜の部と2公演ありました。私は昼の部しか行けず、昼の部終了後惜しみながらSSAを離れ、関西へ帰っていたのですが、その帰りの電車の中で夜の部のセトリを知りました。
夜の部はセトリ変更で「このままでモーメンタリ」「初恋カムバック」が披露されたことを知った私、悔しすぎて電車内で発狂寸前。
「萌子のセンター曲が…」「ガチ恋口上入れたかった…」と今でも後悔の念が尽きないのですが、悲報の後に朗報もありまして、ノイミーは今夏全国ツアーが開催されます。
【#ノイミーイベント情報】
— ≠ME_official (@Notequal_ME) February 1, 2025
≠ME 全国ツアー2025の開催が決定いたしました✨
▶︎https://t.co/jVVGdWQWo3
チケット情報などは追ってお知らせいたします。
皆様どうぞお楽しみに💎ˎˊ˗#ノイミー全国ツアー2025#ノイミー pic.twitter.com/AnVNmu600Z
頼む!ツアー行くから聴かせてくれ! あとまだ「ポニーテールキュルン」も「君の音だったんだ」も「自分賛歌」も「ピオニーズ」も聞けていない!!
あとイコノイジョイ2025もあるのであれば参戦したいなと。夜の夜空を見ながらまほろばアスタリスクを聴かせてくれ…
花火撮影失敗部 pic.twitter.com/Z8kCSeXjlT
— けいなわ・京阪奈 (@_TAKANOHARA_) September 28, 2024
(どうして会場まで行ってるくせにイコノイジョイ2024に参加しなかったのですか??)
◇最後に
ということで非常にまとまりのない文章でしたが、ノイミーのコンサートを振り返りました。 楽しかったです。本当に楽しかった。
前半によく分からん声優ライブとの比較の話をしたと思いますが、アイマスのライブや声優ライブも、あれはあれで楽しいし、良いところ山ほどあります(アイドル応援し始めて、改めてアイドルマスターミリオンライブの良さに気づいたり、「ミリオンライブって希望そのものだ」と思ったりしたんですが、またその話は別の機会に)
今までと違うジャンルのライブを経験したということ自体がまた新たな刺激になりましたし、自分の視野を広げる大きなきっかけになりました。
ありがとう!ノットイコールミー! また絶対に会いに行くぞ!!!!!