今シーズンもありがとうございました。(コニファーアクセス備忘録)
こんにちは。けいなわ・京阪奈です。
今年もコニファーの夏が終わりました。(遅れてしまったのですが、Xの投稿でメッセージを送信していただいた方ありがとうございました。一件一件返信することはできませんでしたが、感謝のお言葉をいただけたこととても嬉しく思っております。改めましてありがとうございました。)
さてアクセスアカウントですが、昨年始めはフォロワー数十と細々やっておったわけですが、いつの間にかフォロワー4000を超えるアカウントになっており、さすがにこのまま挨拶だけして放置もアレなので、今年度の振り返りというものを軽くこの記事でさせていただきたいなと思います。(見ても特に面白いものはないですが)
今年度は16日コニファーフォレストで公演がありました。昨年の公演は18日あったので、実は昨年より公演数は減っています。昨年はコロナウイルスによる延期も発生しましたが、今年はそういった延期もなく無事終了していることを考えると、穏やかなシーズンだったかもしれません。
何度も繰り返しますが、私は富士急の関係者でもなんでもないので、この記事ではTwitter(現:X)を運用してて感じたことを今シーズンの終わりに記しておこうと思います。(鉄道に関しては特に書くことが思いつかなかったので、主にバスの話になります)
1.コロナ明けのコニファーアクセス
富士急ハイランドコニファーフォレストは元々都心から遠く、ライブなどをする場所にしてはあまり交通の便が良くありません。更にコロナ禍でこの状況に拍車がかかり、特に高速バスは減便や路線の休止が相次ぎました。今年度は外国人観光客の急増もあり、多くの高速バスの便が復活するかなと思っていたのですが、運転手不足もありなかなかバスに関しては戻りが遅くコロナ禍まで戻らない状況でした。来年にかけてバスの運転手不足は更に深刻になると思われるので、来年もバスの輸送容量はツアーバス含めて厳しい状況が続きそうです。
2.「格闘! サイレンス増便・サイレンス空席復活」
これは特に今年しんどかったところでして、まず富士急発着の高速バスは増便・増台のお知らせがあまりありません。
なので毎回苦労して予約サイトを覗いては増便を確認しTwitterで告知するという作業をやっていたのですが、高速バスですら「この増便はどこから出てきたもの?」「見たことない便が出てきたぞ」とオタクの中で困惑しながら情報を整理してTwitterの投稿をしていました。定期高速バスの時刻変更や運転日変更くらいはいい加減ちゃんと会社で告知して欲しい()
それはそうとしてバスの空席情報発信というのは当アカウントのメインコンテンツ(?)に近いものがあり、需要が大きいものの不透明になりがちなバスの情報を分かりやすく伝えたいという思いから、アカウント開設当時から力を入れている分野で、多くの方の情報提供協力も受けておりました。
が、今年はツアーバスの需要が異様に高く(昨年までは満席になることはあれど、正直人気が集中するものではないという交通手段だった)、特に関ジャニ、刀剣乱舞の際はもうとんでもないことになっており、「ああまさかツアーバスがこんなことになるとは…」となっていました。急いでツアーバスの空席状況も毎日覗くことに決めたのですが、発着地が多く刀剣乱舞に至っては8日間も続くわけで、「さすがにこんなもの毎日チェックしてられん」と結果的に9月のバス情報に関しては高速バス含めてほぼ投げ出すような形となってしまい、申し訳ないという感情を抱いています。
ツアーバスの情報に関してはほとんど持ち合わせていなかったため、突然空席が復活したり、予約の仕様が不思議なものだったりと「これどうなっとるんじゃ」と画面釘付けで夜を過ごしたこともありました。部外者が口出しするのは不適切なんですけどさすがに刀剣乱舞のツアーバス8日間を一気に売ったのは流石にマズいだろとは思いました
ともかく来年の公演も、コンサートの形態にもよりますがツアーバス争奪戦は続くのかもしれません…
3.闇バスツアー爆誕!?
これはもし今後目的地がコニファーフォレストに限らず、コンサートやライブに参加される方はぜひ知っておいてほしいのですが、一個人がバスを貸し切って、同行者を広く呼びかけて集める行為は旅行業法という法律に抵触する可能性があります。(実際のところ基準が曖昧ではあるのですが)
今回のコニファーフォレストで行われたコンサートで、あまりにもツアーバスや高速バスに満席が相次ぎ、Twitter(X)上で「自分貸切バス予約するんで誰か一緒に〇〇円で乗りませんか!」という投稿が結構な数ありました。
特に9月の公演は高速バスやツアーバスがあんな状況でしたので、やりたくなる気持ち自体はとてもよく分かるのですが、利用者を"広く"、"不特定多数"に募集者を募り、利用者から収入を得る(利益が出ない割り勘でも)行為は、旅行業にあたる行為にあたると判断される場合があります。
旅行業にあたる行為は旅行業に登録している業者しかできない決まりになっているため、個人や旅行業に登録していない業者が旅行業にあたる行為を行うことは旅行業法に違反となります。
実際問題どこまでが旅行業になり、どこまで実際に告発されるのかは実基準が曖昧なところがありますし、私は弁護士でもないのでここで詳細に解説するのは避けますが、こういった法律の規定があるということは知っておいて損はないと思います。
またそもそも旅行業法に抵触する云々の前に、知らない人(会ったことのない人)が借り上げた貸切バスに乗るという行為は
・事故時などのトラブルが発生した時の補償問題
・詐欺などの危険性(お金は払ったが実際にバスが来ないなど)
・公演が急遽中止になった際のバス代の払戻し有無
など様々なリスクがあり危険です。今回Twitterで貸切バスを借り上げて乗客を募集した方は悪人ではないと信じたいのですが、信頼できない人・身元が特定できない人が借り上げたバスに乗車するということは危険な行為であるため、避けることを強く推奨します。
さいごに.アカウント開設時の理念を振り返るきっかけ
これは引用RTやDMでも触れられることがあったんですが、「そもそもコイツはなんでこんなアクセスアカウントを運営しとるんだ」という話を最後に。
理由の一つは富士山麓という地域がとても好きで、何か富士山麓へ向かう人に何かできればいいなという思いから。(かといってインフルエンサーやブロガーみたいに活動するのも違うだろということでTwitterでツイートするくらいにしています)
そして理由のもう一つはなんと私自身の怨念から
実は私自身、2年前にコニファーフォレストで行われたとあるライブにどうしても行きたいということがあったのですが、そのライブは落選。「悔しい~~」となっていたところに「コニファーフォレスト思ったより遠くて不便だったからチケット捨てて払い戻すわ(当時はチケット払い戻しができる特例があった)」というツイートを見かけた自分、ひたすら憤怒。
その後憤怒は「遠いから諦めるのはともかく、交通アクセスの情報不足でライブ行くことを諦めるということはあって欲しくない」という一個人からの願いへと変わり、このアカウントを始めました。
という一個人の醜い怨念云々は、やがて忘れて惰性でアクセスアカウント運営を続けていたのですが、今年夏頃にコニファーで行われる公演に際して、「いやこんなの無理だろ、チケット握ってるけどアクセスこんなんじゃ無理だ」というSNSの投稿を多く見かけて、「あ、これは頑張らないといけない。」「バスがない、場所が遠いという物理的な事象は変えられないけど、情報そのものでチケットを捨てるという行動を止められるのであれば限りなく努力しなければならない」と奮い立つものがありました。
結果的にこのアカウントがどれだけの人の役に立ったかは分かりませんが、もし「このアカウントの情報があったからこそコニファーフォレストに行けた!」という方が一人でもいらっしゃったのであれば、それ以上の喜びはありません。
(刀剣乱舞すえひろがりの最終日の花火 8日間の公演を無事に終わらせた関係者の方々の努力に頭が上がりません)
またどこかで、一人でも皆さんのお役に立てる日がくることを願い、今年度の備忘録を終わらせていただきます。
最後になりましたが、このアカウントを運営するに際して、絶え間なく情報提供とご指導を頂いた協力者の方々に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
【最後に宣伝】
ある意味このコニファーフォレストアクセス案内を立ち上げる最初のきっかけとなった、アイドルマスターミリオンライブというコンテンツがあるのですが、現在アニメが放映中です。(コニファーフォレストが出てくるわけではありませんが)
日曜朝にテレビでも放映がありますので、もしよかったら一度見てみて下さい…(ストーリーも、曲も、ライブシーンも素晴らしいのです)