ヤマト運輸、Cyclotech社との白書
概要
・設計機体の運用概要(Concept of Operation/ ConOps)は都市環境におけるラストマイル貨物輸送機。:CCY-01と名付ける。
・都市のカバー範囲から、航続距離は40km以上とした。
・本文書では推進システムを主としており、当然必要となる、自律運行やフリート管理、情報インフラは本文書の対象外である。
目標性能
・重量はPUPAを用いた45kg
・最大巡航速度は130km/h(=36m/s)
・高度は1500m。
Cyclo-roterシステム
(白書外から引用)
・cycloroterは船舶の推進機構として使用される。
発明者の名前からシュナイダープロペラとも呼称される。
・ローターの周部に取り付けられた翼が回転に応じて角度を変えることで統一された方向の推力を生む。
・cyclotech社は既に飛行実証を行っている。
設計コンセプト
以下のようなコンセプトとした。
・安全性
ローターが1つでも故障した際に安全に着陸可能
・物流プロセスの最適化
地上での安全で容易なハンドリング:PUPAアクセスに支障がない
・最小限の車両設置面積
狭い場所、準備されてない都市部での発進・着地能力
・航空機としての安全性
突風影響、車両の安全性
→36.5ktの横風耐力を持った
・エネルギー設計
飛行フェーズを通じてエネルギー消費が成立した
設計結果
・着陸時:長さ2.7m, 幅2.5m, 高さ2.4m
・飛行時:長さ3.08m, 幅2.5m, 高さ3.25m