無農薬野菜の収穫体験もできる一軒貸切宿で、自然に囲まれる癒し旅を
澄み切った空の下、360度広がる緑のパノラマ。鳥のさえずりで目覚めて、パジャマのまま新鮮な野菜を摘み、洗っただけの新鮮な野菜を頬張る。
そんな贅沢で優雅な体験をできる宿「里の庭Lodge365」をご紹介します。
田園風景を楽しみながらドライブをしていると、茂みの向こうにぽつんと現れる瓦屋根の平家宿――それが「里の庭Lodge365」です。到着すると、笑顔で気さくなスタッフさんがお出迎えしてくれました。
宿の周囲には田んぼや竹林が広がり、日本の原風景そのもの。「日本っていいなぁ」と思わず深呼吸したくなるような、心安らぐ景色です。
緑に囲まれた小道を進むと、ひっそりと佇む宿が見えてきます。この隠れ家的な雰囲気が、特別感をさらに高めてくれます。
玄関をくぐると、広がるのは和とモダンが調和した心地よい空間。メインの寝室は畳敷きの和室。すだれのカーテン越しに差し込む朝日で自然と目覚める、規則正しい生活が送れそうです。
和室以外にもベッドルームがあり、小さな子どもが寝てから大人だけの時間を楽しむのにもぴったり。二世帯旅行にもおすすめです。
リビングからは緑を眺めながら食事が楽しめ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。このお宿は、随所にオーナーさんのセンスを感じられたのですが、特に照明が素敵でした。
思わず見惚れてしまったトイレの照明。幾何学模様が壁と天井に繊細な影を描き出し、日常的な空間がまるでアートな空間…!あまりトイレを撮ろうと思うことはないですが、つい写真を撮ってしまいました。
宿のお庭で採れたて野菜を堪能!珍しい野菜にわくわく
「明るいうちに」と案内されたのは宿のお庭にある畑。「からだが喜ぶ」をテーマにして育てられた無農薬野菜の収穫体験が楽しめます。9月下旬にお伺いした際に収穫できた野菜の一例です。
鮮やかな黄色のコリンキーや白いピーマンなど、見慣れない野菜が並び、子どもも大人も夢中に。2歳の息子は、少しピリッとした辛みのあるエディブルフラワーをおいしいと言って食べていました。野菜嫌いなお子さんも、自分で収穫した野菜なら食べてくれるかもしれませんね。
キッチンが備わった宿では、収穫した野菜をその場で調理可能。緑に囲まれたお庭で食べる食事は格別です。
毎日食べたい…!スタッフさん手作りの本格スパイスカレーが絶品
夕食はスタッフさん手作りの料理が並び、特にスパイスから作られたカレーが絶品でした。子ども用に辛さを調整してくれて、なんて気遣いのできるお宿なんだ…!と感動しました。
お料理に使われている食材は勝浦で採れたものにこだわっているそう。大食いの我が家でも食べきれないくらいボリューミーな量で、家族全員大満足でした。
夜空を彩る天然のプラネタリウムでロマンチックな夜を
夜になると、周囲は静寂に包まれます。空を見上げると、満天の星が輝く天然のプラネタリウムが広がり、思わず息をのむ美しさ。宿には天体望遠鏡もあり、ロマンチックな夜を過ごすことができます。
朝食はとろとろのお粥に舌鼓
朝食はスタッフさんが持ってきてくれました。
とろとろのお粥に、鮭とすりつぶしたての胡麻をかけていただきます。お米のやさしい甘味が染み渡る、大満足な朝ごはんでした。
採れたての野菜を一緒に食べるのもおすすめです。
周辺観光|スタッフさんのおすすめ「かつうら海中公園海中展望塔」
翌朝は、宿の周囲をのんびり散策。田んぼが広がる道を歩きながら、自然の音や風景に癒されました。
散策の後は、スタッフさんにおすすめしてもらった「かつうら海中公園展望塔」へ。
勝浦は海の透明度も高いので、夏は海水浴もおすすめです。
「かつうら海中公園海中展望塔」は、海の中に展望塔があり、海で泳いでいる魚を間近で見ることができます。
なかなか写真では伝わらないのですが、鱗まで鮮明に見えるくらい、近くで魚を見ることができました。水族館とは違い、その日の海の透明度や出会える魚が毎回変わるので、何度訪れても新しい楽しみがある素敵な場所でした。
5月には蛍が見れるスポットも!
5月ごろには、宿の近くで蛍を見ることができるそうです。子どもと一緒に蛍を見たいと思っても、帰りの時間を考えるとつい億劫になってしまいますよね。そんなとき、宿に戻ってすぐに寝られるのは本当に嬉しいと思いました。
自然の中で癒されたい、非日常を味わいたい方にぴったりの『里の庭Lodge365』。四季折々の季節を感じられるこの宿で、特別な時間を過ごしてみませんか?