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【はじめて地域取材をする方へ】事前準備、当日の持ち物、執筆時の心構えまで全てまとめました!

こんにちは!トラベルライターのもりちゃんです。

こちらの記事に辿り着いた方は、これから地域取材をするにあたって、どんな準備をしたらいいのか不安に思っている方が多いかと思います。

わたしは地域取材をする際に、5件断られ、6件目でやっと取材許可をいただけました。取材先の選定は早ければ早いほど安心です。

今回は、その反省も踏まえて、事前準備から記事作成までの準備と心構えについてお伝えします。


地域取材の事前準備

まず初めに、地域取材先を選定し、アポイントを取りましょう。冒頭で述べた通り、わたしは5件断られたので、早め早めの行動をお勧めします。

地域取材先へのアポイントの取り方と企画書の作成の仕方

まずは、地域取材先を調べ、どんな記事を書きたいのかのイメージを固めましょう。その内容を盛り込むことで、アプローチの熱が伝わり、取材を承諾してもらいやすくなるかと思います。

今回は、実際に私が作成したメールと企画書に盛り込んだ内容についてお伝えします。

■メールに記載する内容
・自己紹介
・実績
・簡単な企画概要
・提供できること(先方のメリット)
・お願いしたいこと(いつ何をお願いしたいのか)

メールでは、ビジネスマナーを守ることが大前提。見ず知らずの人から来たメールでも好意を持ってもらえるよう、言葉遣いには注意しましょう。

また、企画書を開いてもらえるよう、メールの文章で企画に興味を持ってもらうことが重要です。

■企画書に盛り込む内容
・掲載媒体(媒体名だけではなく、簡単に概要も記載)
・企画趣旨
・記事のターゲット
・ご協力いただきたい内容(例:当日 30分ほどの取材、可能であれば写真撮影/後日 執筆記事のご確認)
・ポートフォリオ

メールで興味を持ってもらったら、企画書を見てもらえます。そのため、メールには簡易的に、企画書は写真を使うなど具体的にイメージが湧きやすいとよりよいかと思います。

取材先が決まった後の事前準備

取材を承諾いただけた場合は、先方に失礼のないよう、ネットや本などでわかる情報は事前にリサーチしておきましょう。

事前にくまなく情報を把握しておくことで、インタビュイーが話している内容がすんなりと理解しやすいだけではなく「こんなに調べてくれたからこちらも誠心誠意取材をお受けしよう」と思っていただけるはずです。

■取材前の準備
・地域取材の記事を数本読み、イメージを掴んでおく
・取材先についてネットやSNSをくまなくチェックする
→歴史が深い場所については、年表を作成しておくといいです
・その地域について調べる

地域のことについても調べることで、たとえば駅に降りた時にどんな建物が多いのかとか、どんな人が行き交っているのかなどの情報を掴むことができます。

当日の心構え

いよいよ取材当日!前日はしっかりと睡眠を取り、すっきりとした頭で取材に臨めるようにしましょう。

■持ち物
・カメラ
・作成した年表と質問表、企画書
・ペン
・ボイスレコーダー(スマホでも可。わたしは「CLOVA Note」を使用)

当日は、楽しむことが一番!取材が楽しくないと、記事も面白みがなくなってしまいがちです。そのため、取材ではまずはインタビュイーさんの話に耳を傾け、お話を心から楽しむことを意識しましょう。

記事執筆の際のアドバイス

文字起こしはAIに頼る

おすすめは「CLOVA Note」。録音〜文字起こしまで一貫してできるのが嬉しいポイント。また、スマホでもPCでもログインできるため、スマホで録音したものをPCで簡単に文字起こしの文章をコピーできて記事の執筆がスムーズです。

できるだけ早く文字起こし〜記事執筆に取り掛かる

取材の時に感じた気持ちや、心が動いたポイントなどをすぐに記事に書き起こすことで、熱量を記事に閉じ込めることができるのではないかと思っています。そのため、アツい気持ちが冷めないうちに記事を執筆するのがおすすめです。

また、取材記事はインタビュイーさんへの確認の時間も必要です。執筆の時間、記事の見直しの時間、インタビュイーさんの確認の時間、修正依頼を反映する時間などを逆算し、納期までに間に合うよう、早め早めの行動を心がけましょう。カメラで撮影をする場合は、写真の取り込み、選定、レタッチ(編集)の時間も必要になります。

地域取材は、取材先と地域についてなど調べることが多く、事前準備に時間がかかります。でも、事前準備を頑張れば、当日はきっといいお話が聞けるはず。

これから地域取材をされる方の参考になれば幸いです。素敵な取材になりますように!


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