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初心者向け🔰フジノンレンズ23㎜単焦点比較|撮りたいものに合わせて最適なレンズ選択を

こんにちは!トラベルフォトライターのもりちゃんです🌿
今回は初めてレンズレビュー記事を書きます。

なぜ書こうと思ったのか?

機械に疎いわたしのような人にもわかりやすいレビュー記事を書きたかったから

です…!

難しい言葉を使われると途中から上の空になってしまう機械が苦手な方のために、フジノンレンズ23㎜単焦点レンズである「フジノンレンズ XF23mmF2 R WR」と「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」との比較をしていきます。この記事でも難しいじゃないかぁ…😭と思われた方は、修正するのでコメント欄で教えてください✨

F23㎜でどちらのレンズを買おうか悩まれている方は、ぜひ参考になさってください!

F23㎜ってどんなレンズ?

今回紹介するフジノンレンズは、富士フイルムで使えるXマウントのレンズです。XシリーズはセンサーサイズがAPS-Cなので、フルサイズ換算で35㎜くらいの広角寄りな標準レンズになります。

iPhoneの標準カメラは約26㎜のため、iPhoneよりも少し映る範囲は狭く、歪みが少ないので、汎用性の高いレンズといえます。

距離が取りにくい室内撮影や、広い範囲を写したい屋外でのスナップショット・風景写真、俯瞰撮影をしたい場合など幅広いシーンで活躍してくれます。

2つのレンズを比較

まずはスペック比較です。

F1.4Rは旧型で、新品は生産・販売終了となっています。新型はXF23mmF1.4 R LM WRで、希望小売価格は157,800円。(中古だと91,000〜100,000円)違いはオートフォーカス性能がよくなり、重量が75g重くなり、防滴・防塵がつきました。

わたしはとにかく軽さを重視したいタイプで旧型を購入したので、旧型で比較します。

一番の違いは【F2 R】は軽くて小さいけどF値は一番小さくしてもF2、【F1.4 R】は大きくてF2よりは重いけどとにかくボケた写真が撮れることです。

左:F2 R 右:F1.4 R

双方の重さの違いは120g。120gがどのくらいかわかりやすく?お伝えすると、中くらいのさつまいもの半分くらいの重さです。その重さがレンズの先に付くので、手で単体を持つよりは撮影の時にずっしりと重みを感じます。

左:F2 R 右:F1.4 R

オートフォーカス

【F1.4 R】はオートフォーカスが合いにくいと言われています。実際に、そこじゃないんだよ…ってところで粘ってきて困ったことは少しありますが、ピントの合わせ方を工夫すれば問題なく撮影は可能かと思います。現在2歳の子どもがいますが、動き回っていてもある程度ピントを追いかけて合わせてくれます。

一方、【F2 R】でピントの合いにくさは感じたことがありません。

作例

ほとんどがRAWデータで撮影し、レタッチをしたものです。

【F2 R 作例】

上の2枚の写真はフィルムシュミレーションで撮影しました

【F1.4 R作例】

他にもたくさん撮影していますが、しっくりきたな!と思った写真を厳選しました。

結果として、【F1.4 R】はボケを生かした、カフェ撮影や小さい物撮影がおすすめです。アクセサリーや化粧品などの小物の撮影など、背景をぼかして被写体を目立たせたい場合におすすめです。

一方、【F2 R】はボケ感が少ないので、小物やカフェ撮影では今ひとつな写真になりがちでした。F値を大きくして背景を写したい場合にはおすすめです。

また、どちらもマクロレンズではないので、あまり近くに寄りすぎるとピントは合いません。

撮りたいものに合わせて選ぼう!

【F2 R】がおすすめな人:風景・動物を撮影したい

X-H2Sに付けたF2 R

●とにかく小さくて軽いレンズが欲しい
●風景などあまりボケ感を求めていない
●とりあえず安く35㎜の画角で撮影したい

【F1.4 R】がおすすめな人:カフェ・アクセサリーなどの小物を撮影したい

X-H2Sに付けたF1.4 R

●とにかくボケる写真を撮りたい
●被写体が激しく動くシーンは少ない
●屋内撮影が多い

わたしは旅行に持っていきたいので小さくて軽いものが良くて【F2 R】を購入しましたが、結果として【F1.4R】を気に入って使っています。

理由としては、旅行で35㎜の画角で撮影するシーンはカフェやホテル内の内装や小物を撮影したいことが多かったので、大きくて重たいのですが、この画を撮りたい!が勝つようになりました。また、屋内だと暗くなるので、F値をなるべく小さくして明るく撮影したいという場面も多かったです。

F2はコンパクト感がお気に入り。
コンデジのように気軽に持ち運べる

【F1.4 R】を購入するまでは、【F2 R】のコンパクトさが気に入っていました。そのため、ご自身が35㎜で撮りたいシーンを具体的に想像し、どちらのレンズが合うのかを検討いただくといいかと思います。

レンズが変われば表現が変わります!ぜひ、あなたにあったレンズを選び、素敵なカメラライフをお過ごしください♪

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