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旅先に迷ったら、大好物を巡る旅にでよう。
こんにちは。トラベルライターのもりちゃんです。
突然ですが……!
「あなたの好きな食べ物はなんですか?」
わたしは、実家の北海道に帰ったら必ず2回は食べるくらいお寿司が大好きです。鮮度のいいお魚は魚の味も濃く、とろける舌触り。日頃の疲れを癒してくれます。今回は、あなたの大好物をもっと好きになる旅のご提案をさせていただきます。
「大好物をもっと好きになる旅」とは?
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あなたの一番好きな食べ物が決まったら、その食品の名産地を調べてみてください。
例えば、お寿司なら富山県、うどんなら香川県、カレーライスならインド、ビールならチェコ、などです。
特産品は、本場で味わうのが一番。皆さんの大好物が生まれた名産地へ、旅に出てみましょう!
「大好物をめぐる旅」がおすすめな3つの理由
1.一番美味しいレベルを知ることができる
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わたしはもともと、ビールがそんなに好きではありませんでした。チェコに行くまでは。
チェコは、お水よりもビールの方が安いくらい、ビールの消費量が多い国です。チェコのビールはまろやかで甘みがあり、のどごし重視で苦味が強い日本のビールとは別物でした。ビールを飲むことそのものを楽しませてくれる、そんな贅沢な飲み物に感じられました。
チェコの旧市街では、楽器を奏でる現地のパフォーマーの方々の音楽を聴きながらビールをいただきましたが、まさに至福のひとときでした。
このように、先入観を持っていたり苦手意識があったりした食べ物も、実は本場の美味しさを知らなかっただけということがあります。
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また、食事の経験も、味の認識や好みに影響するのではないでしょうか。料理や食材の味の質を、5段階に分けられるとしたら、普段レベル2を食べている人は、レベル3を美味しいと感じると思います。しかしレベル4の味に慣れている人がレベル3の食材を食べると、いまいちだと感じるでしょう。
同じレベル3の料理でも、いままで食べてきた人の経験によって美味しいか美味しくないか、感覚は異なるのだと思います。
それならば、同じ料理や食材でも、あなたの大好物も、もっと美味しいレベルがこの世にはあるはず!だとしたら、その絶品を体験してみたくないですか?
2.美味しさを育む地の利が分かる
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名産地には、その食べ物が一番美味しい理由があるはずです。例えば、富山県は魚が新鮮で、お寿司が美味しいと人気です。調べてみたところ、このような理由があるようです。
その理由は富山湾の特異な地形にあります。沿岸から急激に深くなり、海底には多くの谷が入り組んだ、いわゆる「藍(あい)がめ」といわれる海底谷があり、魚介類の格好の住処になっています。また、3,000m級の立山連峰から流れる水が豊富な栄養分を運んでくるので、生き物たちがふくよかに育ちます。漁場から港までの距離が近く、まさにいけすから魚をすくうがごとく新鮮なまま運べる。これが富山の魚がおいしい秘密なのです!!
旅先で地元の方に特産品が生まれる背景を聞いてみるのも、おもしろいかもしれませんね。
3.大好物との思い出ができる
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大好きな物を、はじめて訪れた土地でいただく。
その至福の瞬間にたどり着くまでに、ハプニングも起こるかもしれません。しかし、見たことのない景色や人のやさしさにも触れることができるでしょう。
日常に戻ってから大好物を食べるときも、旅の景色や味、エピソードなど、たくさんの情景がよみがえり、日常を彩る思い出が増えることでしょう。
旅先で美味しいお店を探すコツ
特産地までは調べられても、実際に現地でどのお店やスポットに行けばいいのか、調べるのが大変だと感じる人もいるかもしれません。
国内旅行の場合は、口コミサイトに最新情報が集まっていることが多いため、味はもちろん、お店の雰囲気や店員さんの対応などの評判を読んで選んでみてください。
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ホテルやレンタカー屋さんなどで地元の方に、行きつけや評判のお店を聞いてみるのもおすすめ。穴場に辿り着けるかもしれません。
海外旅行の場合は、ネットでお店情報を探したり、現地の方と会話をするのが難しかったりしますよね。
そんな時は、地元の方がたくさんいるお店に入ってみてください。
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わたしはベトナムに行った時に、地元の人たちが行列を作っているお店を見つけ、入ってみたら大正解!その旅で、一番美味しいごはんを食べることができました。
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さいごに
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いかがでしたでしょうか?
大好物を巡る旅は、食べる楽しみだけでなく、特産地での経験や人との出会いを通じて大好物の多面的な魅力を気づかせてくれると思います。
ぜひ、素敵で美味しい旅を楽しんできてくださいね。