「宇宙飛行士選抜試験」白いジグソーパズル。
小さい頃から大好きなジグソーパズル。
とても地味で、とっても地道だけど、出来上がった時の達成感はひとしお。
パズルを始めると集中し外にも出かけたくなくなるので、STAY HOMEに最適な遊び道具です。
「♪やめられない、止まらない~♪」
まるでかっぱえびせんのよう。
1000ピース以下だと物足りず、2000ピースだと作業スペースが確保できないという理由から、買うのはいつも1000ピース。
作っても飾らず、作って壊す。
これを何度か繰り返し、私の心は満たされていきます。
そしてここ数日、私が挑んでいるのは、
白い・真っ白な300ピース。
このパズルは、宇宙飛行士に必要な忍耐力をトレーニングするために最適で「宇宙飛行士選抜試験」でも使用されたとか。(実際のサイズは異なります)
メーカーによっては、「純白地獄」という名前を付けていたりします。
地獄。まさに。
いくらパズルが好きでも、真っ白のパズルを作るのは根気がいるな。
と、買わなかったものの、親戚から
「やってみ~!」と回ってきたのが、9月12日。
早速始めること30分。
外枠完成~!
ここまでは美味しい前菜をいただいた感じですね。
そして、いよいよメインに着手。
・・・・・着手。
う~~~~んんんん。
早速進まない。。。
基本ピースは「キ」の形。
なんとなく人の形にみえませんか?
左から、
◆上半身ガッチリ怒り肩タイプ。
◆ちょっと首をかしげてたなで肩タイプ。
◆特殊ピースの土偶。
◆両手をバタつかせトコトコ歩くキャラクター。
300ピースのうち、似ているピースは沢山あるのに、
同じ形をしたものは一つもありません。
頼りになるのは形のみ。
絵柄のあるパズルは、ピースそのものの形というより、色や特徴的な絵が入ったものをポイントにはめていきます。
微妙な色加減や、感覚で進めていく。
でも、白いパズルはそうはいかない。
頼りになるのは形のみ。(2回目)
そうなると、個性のある形を手掛かりに、相方を探し求めて全神経を集中させる。
すっごい特徴的なピースが見つかると・・・・
ぴったり寄り添った♪
ただひたすらこの繰り返し。
1時間のうち、5ピースもつながらない時もあります。
この暗黒の時間(白いパズルなのに・・・)に心折れそうになりながらも、ただひたすら真剣にピースに向かっていく。
辛いならやめてしまえばいいのに。。
でも。やめられない。。
何故なら、絶対完成するから。
時間が経つと、だんだんまとまっていく白いピース
更に加速する団結力!
個性をアピールしたり、寄り添ったり。
なかなか相方が見つからなかったり、迷ったり。
素早く自分の定位置をみつけたり、ピースの形が似すぎて、収まる場所をまちがっちゃったり。
そして、最後はバラバラだったピースが一つにまとまる。
でも、あきめちゃうと、中途半端で終わっちゃう。
なんだか、人間みたいね。
(ちゃこ)
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