「卒業」からの、卒業|社会課題を考える
こんにちは。せれーのです。
今日の投稿はこちらの記事ですいんぐまんが紹介したイベント『STARTLINE』から本日配信が開始されたセッションを1つご紹介したいと思います!
学ぶ気持ちはあるけど何をどう学べばいいか分からないという方はもちろん、学び続けるという考えに抵抗がある方にもぜひ視聴してみてほしいと思います!
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「卒業」からの、卒業
いま、学び続ける生き方を考える
人生100年時代と言われ、性別や年齢に関わらず学びの継続が必要とされています。現在数ヶ月先の状況も見えない中ではありますが、一方でこの状況を学び直しの機会と捉えることもできるのではないでしょうか。
withコロナ時代、様々な変化に対応していくことが求められる今、必要な学びについて考えてみませんか?
このセッションでは3名のスピーカーが”学ぶ”ということについて語っています。
スピーカー
石川 善樹さん(公益財団法人Wellbeing for Planet Earth 代表理事/予防医学研究者)
清水 悠太郎さん(ミネルバ大学2年生)
山口 真由さん(信州大学特任准教授/法学博士/ニューヨーク州弁護士)
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”学ぶ”の形
このセッションでは、スピーカーのこれまでの学び方やそもそもどんな時に学んだと感じるのか、学びの先には何があるのかなど学びに対しての三者三様の捉え方を聞くことができます。
私自身は『なりたい自分を考えたら、今までより少し人生が楽になった話』という記事でも少し触れたように、”知らないことや自分にない感性、考えは何でも知ってみたいし、体験してみたい。”というタイプです。
なので、私にとっては、役に立つかどうか、いまの自分にどう活かされるかというよりも、新しいことを知ることは何でも学びになります。
そうしてこのセッションを見た時、清水さんの”ワクワク”があるから学ぶ、石川さんの”新しい知見や自分に出会うことが学び”というような考え方はとても共感できるものがありました。
一方で、山口さんは、大学時代、将来身を立てるために学んできた。進歩すること(前進すること)が学びである。学ぶことはモチベーションがあるだけでなく、アウトプットすること(周りから評価されること)も同じくらい必要である。
・・・という考えを持ちながらも、大学院でそうではない主観的でコアな学びも経験されており、”社会から必要とされる学びの軸(生活のための学び)”と”自分が興味があるという学びの軸”の2つ学びの捉え方をもっていらっしゃいました。
山口さんが強く持っている”社会から必要とされる学びの軸(生活のための学び)”というのは、私自身にはほとんどなく、とても新鮮に感じられました。
さらにもう1つ、改めてそうだなと感じたのは、山口さんがセッションの中でおっしゃっている”何事においても学んだと定義付けをすることが大事”ということです。
何を学んだか・何が成長したか・向上したか、そうしたことを意識的に見つけて定義づけをすること。
この考え方ができることで、初めての経験・体験ではなくても、新たな発見ができ、どんなことも常に学び続けられるのだろうと感じました。
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自分なりの学びをつかむ
このセッションの最後では、多様性の時代である現代。
学びの形は人それぞれで良いというように話されています。
自分の納得のいく”学び”を持っていれば良い、ということです。
さらに、自分の納得のいく”学び”は何なのか。
それを考えるためにいろんな人の意見を聞くことで相対的に自分の学びのスタイルが明らかになるという風にも話されています。
この記事の冒頭で、学び続けるという考えに抵抗がある方にもぜひ見てほしいと書きましたが、私はこのセッションを経て、学ばないという選択肢をしても良いのだと思いました。
大切なのは、学ぶ=勉強するだけでなく、いろんな学びの形があること。それを知り、学び続ける人の姿も知ったうえで、自分の納得がいく答えとして判断することだと思います。
意外と知らなかった自分なりの学びをつかめたら、また新たな変化や楽しみも生まれるかもしれませんね。