卒業を迎えるアナタに|〇〇に贈りたい1曲
こんばんは。スウィングマンのせれーのです。
2月に実施中の恩返し企画「○○に贈りたい1曲」。
今日は、卒業を迎えるアナタに贈りたい曲を紹介したいと思います!
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その1曲はこちら。
コブクロさんの『卒業』です。
昨年の卒業シーズンにリリースされた1曲。
コブクロのお2人で歌っているMVもありますが、それよりも先にこの合唱版を公開されています。
リリース当時ラジオで流れていた時に「卒業式で歌われるような曲になってほしい」という想いで作られていると耳にしました。
だからこそ合唱版が先だったんだろうとそう思って聴きました。
卒業
あの日から どれだけの時を ここで重ねて来ただろう
着慣れない服を着て 並んでいた 広いこの教室
3月の川沿いを結ぶ 白いアーチ濡らす天気雨
あの日より少し寒いような 旅立ちの朝 賑やかな黒板
迷い立ち止まる時は あなたがくれた言葉を握りしめて
今 消えてゆく この風景を
いつまでも思い出せるように 焼き付けようとしても
瞬きする度に こぼれてしまう
喧嘩の理由が君の優しさだったと 気付けなかった
あの日の涙
分厚いアルバムだけ抱え この部屋を出て行くよ
何一つ置いて行かないのに 何度も取りに帰るものがある
少し先を疾る風のような 君の背中に追いつけないまま
今 消えてゆく この風景を
いつまでも思い出せるように 焼き付けようとしても
瞬きする度に こぼれてしまう
喧嘩の理由が君の優しさだったと 気付けなかった
あの日の涙
いつも隣で ふざけてた君が
俯きながら肩を揺らし「また会おうね」と呟く
卒業が別れじゃない事を知るのは
今よりもっと大人になれた時 その日まで それぞれの道を
歩いて つまずいて 振り返り (振り返り)
きっと きっと (きっと) また会える その日まで
卒業してからも、何度も学生時代を思い出します。
嬉しいことばかりではなく、声をあげるくらい泣いたようなつらいことも。
でもそれがあるから、今の自分がいると思い出すたびに思わされます。
この春、卒業を迎える方にも、学生時代を振り返り、そして希望を持って前に進んでいってほしい。
そんな想いを込めてこの曲を贈りたいと思います!
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そして、卒業にちなんで、こんなプロジェクトもご紹介します。
全国の子どもたちへ卒業式の音楽を届けたい
コブクロさんが卒業式で歌われる曲になってほしいと考えられたように、卒業式といえば”合唱”という印象の方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、コロナウイルスの飛沫感染対策のために、地域や学校によっては、校歌の斉唱や卒業の門出を祝う合唱を行えないところもあるんだそうです。
そんな状況に対して、全国で卒業を迎える子どもたちのためにオンラインで卒業式の歌を届けるプロジェクトが立ち上がりました。
東京音楽大学の教員と学生有志が全国の子どもたちのためのオンライン卒業ソングコンサートを開催するというものです。
卒業式の定番『旅立ちの日に』や『仰げば尊し』、東日本大震災から生まれた『群青』や『花は咲く』のほか、リクエスト曲なども演奏されるそうです。
残念ながら卒業式で歌うことはできない、そんな状況の方もぜひオンラインコンサートを聴いて思い出をつくってみてはいかがでしょうか?