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20年続けた魅力はここにある。

こんにちは。あっという間に7月も終わり8月。
長い長い梅雨もそろそろ終わりでしょうか。
いよいよ暑い夏がやってきますね。

さて、今週はスウィングマンお題投稿。
「趣味」を題材に書かれた社員のみんなの記事もそれぞれおもしろく読みました!
みなさんもぜひぜひ読んでみてください。

個人的には中でもしずおかの記事に感心しました。

この記事を読んで、タイトルにも書かれているように、趣味は人生をより豊かにするものであるという考えからも、自分にとっての一番の趣味は「合唱」だなと改めて思いました。

「合唱」というと?

みなさんは「合唱」というと何を思い出しますか?どんなイメージですか?

"中学・高校の合唱コンクール"
”Nコン”
"卒業式でみんなでやるもの"
"音楽の授業"
"ドラマ"
"たのしい"
"めんどうくさい"
"じみ"

Nコンと呼ばれる「NHK全国学校音楽コンクール」では、アンジェラアキさん、大塚愛さん、嵐さん、いきものがかりさんなど、課題曲にさまざまなアーティストの方が関わっていることでご存じの方もいるのではないでしょうか?

イメージはそれぞれだと思いますが、合唱の経験が1度もないという人はほぼいないと思います。

とはいえ、合唱をずっと続けているという方もなかなかいないと思います。


ということで今回は、だれもが1度は触れ合ったことがあるはずだけれど、なかなか馴染みはないであろう「合唱の魅力」を、20年合唱ばかりやってきた私(せれーの)の目線でご紹介していきます!

合唱に広くいえることもありますが、特に歌う側としての魅力について触れています。
かなりコアな話ですので、ご容赦ください!

【魅力1】体ひとつでどこでも出来る

「合唱」は声をつかって楽しむ音楽。
体1つで、海だろうと山だろうと、空だろうと、どこでも気軽に楽しむことができます。

実際わたしは高校時代に飛行機の中で歌ったことも・・・。
※もちろん許可は取りました

かなり特殊な例ですが、合唱がいかに場所を問わないのか、改めて実感した瞬間でもありました。

【魅力2】それぞれの良さがより良いを作る

合唱はどこでもできますが、1人ではできません。
だれかと一緒にやるものです。

もちろん1人でも歌い手として完璧というのはいるのですが、合唱の面白いところは、みんながみんな完璧でなくても楽しめるということ。
むしろそれぞれの良さが相乗効果を生み、より良い音楽を作ることができます。

たとえば、
とっても素敵な声音も正確。でも、少し声が小さい人。
声が大きく人よりも音域が広い。でも、リズムが苦手な人。
音楽の知識が深く表現の幅が広い。でも、少し音を取るのが苦手な人。
などなど。いろいろな人がいます。

しかし、合唱では自分の苦手は、隣の人の得意だったりします。
逆もしかり。隣の人の苦手は、自分の得意だったりするのです。

だからこそ、補い合って1つの音楽を作る。
逆に補われるからこそ、自分でも知らなかった+αのパフォーマンスができるようになることもあるのです。

【魅力3】声の持つ多彩さ

合唱作品にはピアノや弦楽器、打楽器などほかの楽器を伴う作品も多々ありますが、メインはやはり「声」
その声をつかって、ハーモニーを奏でます。

声と一言でいっても、女声・男声の違いもあります。
そのなかでも高い声・低い声など幅もさまざま。

しかも、女声で低い声でも、男性で高い声でも全く同じ声は存在しません。
1人1人の声が唯一無二のものです。

そんな十人十色の声が音という1つ決まりを紡いでいきます。
同じ曲を歌っても声によって、違う魅力がある。
その多彩さが、ある種人間味を感じることができおもしろいところだと思います。

また、発語の仕方や声色・トーンの変化についても学び・身に付けることができます

少し声をかたくして話すと厳しい雰囲気になる。
あえて声を開くことで、ポジティブに聞こえる。 etc.

こうした声の使い方を学ぶことで、日常のコミュニケーション、自分の魅せ方に活かすこともできます。

【魅力4】言葉を超えた表現

合唱は ”言葉” を扱う音楽です。
言葉にはそれだけで意味がありますが、音と合わせることで言葉だけでは表現できない想い・感情をも表現することができます。

こんな経験ありませんか?
気持ちが高ぶって何か言いたい。でも、うまく言葉にできない。
もっとこの想いを伝えたい!!

合唱は 言葉 × 音楽 だからこそより広く表現されるものがあります。
たとえばこちらの作品。

宮沢賢治の溢れる思いが「ラララ~」や「ドドド~」という表現とメロディーから伝わってくるような感じがしませんか?

こちらの記事の後半では、同じ作曲家の同じ曲でも声部の構成によって、見える世界が違うという作品もご紹介しています。
興味があればぜひ読んでみてください!

こうした気持ちを感じる作品に出会うこと、それを自分が表現することが楽しみの1つでもあります。

【魅力5】非日常を味わう・届ける

ただ歌うのが楽しい、ということももちろんありますが、やはり誰かに聴いてもらうことも歌う中でのモチベーションになります。

そんなことから、アマチュアの合唱団でもコンサートを開く団体が多数あります。
このコンサートというものは、エンターテイメントであり、非日常な出来事です。

そして、非日常を求める人は多いと思います。
たとえば、ディズニーランド。旅行。映画。ライブ。
いつもとは違った出来事・時間を楽しんでいます。

合唱のコンサートをとおして、その非日常を自分たちが楽しむ。
そして、お客様に非日常を過ごしてもらう。

楽しむ側と作る側、2つの体験が一度にできることも魅力の1つです。

【魅力6】国境を越えて心が繋がる

芸術には国境がない。

名画が、名演奏が世界中で愛されることからもわかるように、芸術に対してそう思っている人も多いのではないでしょうか?

その魅力は合唱も例外ではありません。
言葉や文化が違っても、同じ空間・同じ音楽を楽しむ、そのことが心を繋げてくれます。

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は合唱の魅力をいくつかご紹介しました。

ほかにも魅力はいろいろありますが、かたくるしいことを抜きに、

誰かと歌うって楽しい!

ということにつきます。

まずはそんなところから合唱に触れてみませんか?

そして少しずつ合唱の魅力を実感してもらえればいいなと思います。

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