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「社会人の基本」一生役に立つ「指針」となる50のアイデア|「入社1年目の教科書」

どうも、ザッキーです。
今週のお題投稿は「入社1年目の教科書」
本書を執筆した岩瀬大輔さんは、世間一般からみるすごい経歴の持ち主で、
ハーバード経営大学院卒業後、外資系コンサルに入社し、そしてライフネット生命起業するといった、いわゆる「成功者」。

本を出版している人は自分で成功をさせてきた人が多い。
以前、私が紹介した「金持ち父さん貧乏父さん」のロバート・キヨサキさんもそう。
現代での情報が多い中、一番信用できるものは本だと言っても過言ではないのだろうか。

この本は「社会人の基本」となる入社したばかりの新入社員に求められるスキル、考え方、心構えをまとめたものであると同時に、業種を変えた転職で再スタートした人、転職して全く違う業種に飛び込んだ人が初心はどうだったかを学べる本でもあると思う。
仕事する上で、一生役に立つ「指針」となる50のアイデアが詰まっている。


■私のトピック≪BEST3≫!

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私は今、社会人3年目で、来年4年目を迎える。
社会人歴で言えば、仕事を覚え始め、自分のスタイルが身についているころだと思う。業種によっては、昇進したり、役職についたりとし始めるころではないか。
「石の上にも3年」ということわざがあるように、三年目で転職する人もいるだろう。
私も、転職して今の会社に入社した。
入社して1年経つが、仕事の業種が変わるので、この業界でいえば社会人1年目である。
1年目の私に、この本はぴったりだった。
忘れていた初心の学び方を教えてくれ、中でも、この3つにとても共感した。

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16:仕事は盗んで、真似るのも(P.80)

仕事に限らず、部活の頃からこの言葉は意識しており、社会人になってからも頭の片隅にあった。
新卒の頃は整体師で働いていた。技術職なので、スキルが上がって初めて仕事ができるようになる世界。業界の中でもうちの会社は、研修が長い方でしっかりと基礎は教えてくれた。しかし、店舗配属でいざ実戦となると使い物にならないと痛感した。
(どうしたらいいか?)と考えた時に、ひたすら店長の技術や施術トークを真似した。社内コンテストで優勝した人の施術を受けに行ったり、なんで人気なのか?自分に足りてない所はどこかを研究し、落とし込んでいった。
今でもメール文を丸パクリするときがある。
自分で相手への伝え方を考えて調べても、その文がしっくりこない時は、せれーのさんの文をパクる。
ただ、パクると自分の力にはならないので、参考にしながら自分でも文を作るようにしている。何回も使用していると、頭に入ってくるので次に活かせるので、最初は丸パクリしてからどんどん自分用にしていくようにしている。
そうすることで、施術の幅が広がり、本社で働き色々学べたと思う。

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①コラム:「何をやるか」より「誰とやるか」(P.70)

これに関しては、共感というよりも「なるほどな」という気持ちが大きかった。
私は今まで「何をやるか」を重視していた。自分は何がやりたくて、何をしたいのか?と思うことが多く「人」というスポットには目を向けたことがなかった。
前職も、この人についていきたい!と思う素晴らしい上司で、今でも尊敬する大好きなひとだが、私は「人」ではなく「現状や金銭面」を重視して退職してしまったので、気付きの一文だった。

生き生きと楽しそうに働いていて、高いプロ意識を持っていることに共感を覚えたのです。

と文中にあるが、まさにその通りだと思う。魅力的な人と働くと、自分の意識もぐっと上がる。
なかなか、この人達と働きたい!と出会えることはないかもしれない。入社してから憧れる人や仕事を通じて出会う人の方が多いのではないか。
でも、そういった出会いをした時は、運命だと思ってもいいのかもしれない。

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27:自分にとって都合のいい先生を探せ(P.123)

社会人になって、一番衝撃を受けた言葉だと思う。
起業家になりたくて、あちこちセミナーに行ったりしていた頃、尊敬していた人に全く同じ言葉を言われた。
「たくさんの師匠をみつけろ」
野球が上手くなりたいのに、サッカーをしている人に教えを乞う人はいない。
それと同じで、営業の実績を上げたいときには営業が上手い人。気配りが上手な人になりたければそれが上手い人を探す。
その人はどんな表情で、どんなことを注意していているのかを自分の師匠と見立てて学ぶのだ。
すいんぐまんで言えば、ちゃこさん
最近、よく飲みいかせてもらっているが、その人柄の凄さに驚く。
顔がとにかく広く、行動範囲能力やコミュニケーションの先生だ。
仕事で一番近くにいるせれーのさん
年齢はそんなに変わらないのに、THE仕事の達人というほど仕事のできる先輩。
細かいところや気づかない点を教えてくれたり、正しい日本語の使い方や話し方、女性としての立ち振る舞いの面など、教わることがいっぱい。基本を教えてくれる先生だ。


■わたしのワースト1トピック

この本でワーストなことは正直ない。それでも1つ上げるのであれば、これだと思う。

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29:新聞は2紙以上、紙で読め(P.129)

今は電子化が進んでいる。電子で懸念されているのは、自分の読みたいところに目が行くことだ。紙で見れば、普段みない情報も目に入るので、紙で読めと書いてある。
ワーストに上げているが、新聞が嫌いなわけではない。
前職では、会社に新聞が置いてあり、朝早くきてまずは1時間新聞を読めと言われていたし、学校の読書感想文を書く時間で、新聞を持って行ってもOKだったので新聞を読んで朝のHRを過ごしていた。
ただ、毎日読むとして定期便を頼んでも4,000円くらいかかるので費用がかかると考えると少し渋い。
なので、読むとしても電子がいいなと思ってしまう。


■気づきにつながった言葉

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25:社会人の勉強は、アウトプットがゴール(P.117)

いつも自己啓発本を読んでいて、必ず目にするのは「アウトプット」という言葉。
▽最近英語の勉強をしても全然頭に入っていない!
▽面白い旅を考えても数週間後には内容を覚えていない!
そういったことが多々ある。
それは、私が英語で学んだことを実践していなかったり、旅を考えてもそれを実現しようと企画を立てていないからだ。
仕事を通しても思うが、アウトプットしていかないと身につかないと思う。
特に私は細かいミスや怒られることも多いので、アウトプットを大事にしていきたいと思う。
仕事のメール1本にしても、挨拶文で間違えを指摘されたときに、それを忘れないようメモをしたりフォーマットを作ったりと実践に活かしていくことを意識する。


■最後まで読んでみて。

まさに教科書!迷った時にどう動けばいいか書いてあるので、社会人としてのマニュアルのようなものだなと思った。
当たり前のことをどれだけ「今日くらい、いっか」で済ませないで完遂することや、大きなプランを考えすぎず、目の前のことに集中することが大事なのだと感じた。

自己啓発本は、基本的に意識の高さを感じさせる〈やる気〉の起爆剤になるが、「現状とのギャップ」「元々の出来の良さが違う」と卑屈になってしまうかもしれない。
ただ、書いている内容はとても"凄い"ことではなく、基本的な所が多い。
コピーを取る仕事でなくても、意識や考え方は一緒だと思うので、働き方に迷ってしまった人こそ最適な本だとおススメしたい。

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