アートに興味が“ない”ときと、“ある”ときで、こんなに感じ方が違ったのか?!と思った「ブルーピリオド」の話
少し前に、木梨憲武展に行って不得意で避けてきた絵を描きたいと思った。
それがきっかけで、色んな個展や展覧会に行くようになり、アートには、作家の哲学や生き様、価値観が反映されていることに感じ始めてから、すごく面白いと思うようになった。
タイトルにある「ブルーピリオド」の概要はこちら。
世渡り上手な努力型ヤンキーが絵を描く悦びに目覚める!
絵を描かない人にも刺さる熱くて泣ける美大受験物語!
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。
その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。 美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語、八虎と仲間たちの戦いが始まる!
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アートに興味がなかったときに、ブルーピリオドのアニメを見たときは、美大受験の世界ってこういうイメージなんだ!という感じ。
これはこれで面白かった。
アートに興味を持ったことで、アート界隈の情報が集まるようになり、そのうちの一つに「ブルーピリオド」をコミックで読んでみるといいよという提案をもらった。
アニメを観ていたけど、コミックの方が想像をする余白が多い分、ブルーピリオドはコミックで読んでみようと思った。
興味を持ったことで、ほんの僅かではあるけど、感じ方の引き出しが増え、分かることが増えていた。
ピカソの絵って何がいいの?
アートってどうやってみたらいいの?
前から思っていたことだけど、今なら自分の感じ方や考え方があるのが分かる。
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この勢いのまま、東京の天王洲アイルで開催されている「ブルーピリオド展」に行ってきた。
おさげの橋田が音声ガイドのハマり役だった。
このシーン好き。
興味を持つことが、気付きや学びの原動力になると改めて気付かせてくれた作品でした。