症 状

みなさんこんにちは。
すいうです。

今日は私が持っている"強迫性皮膚摘み取り症"についてお話します。



そもそも"強迫性皮膚摘み取り症"って何?

そうお思いの方も多いのではないでしょうか。
私も最近自分で調べて知りましたが、その知識を少し書かせていただきます。

そもそも、強迫性皮膚摘み取り症は色々な呼び方があるらしく、"皮膚むしり症" "自傷皮膚症"とも呼ばれているらしいです。

その内容は殆どそのままのような感じですが、
自身の皮膚を引っかいたり、むしったりする行動を繰り返すこと。
むしる部位は顔や手が最も一般的だが多くの場合、多数の部位で行う、とのこと。
酷い場合はピンセットや針などを使い始めるとのこと。
"醜形恐怖症"や"抜毛症"などと同じグループ分けをされているらしいです。
そうなんだ、と驚きです。
また、そうなってしまう原因としては吹き出物などを潰してしまい、そこから皮膚をむしってしまったり、が多いらしいです。
そして、"皮膚摘み取り症"を持っている人は、高確率で別の恐怖症だったり強迫症を持っているらしいです。
例えば、「手が汚いと思って何度も手洗いをしてしまう」「家の戸締りが不安で何度も確認してしまう」など。



私が皮膚摘み取り症だと気づいた時期

半年前くらいです。
皮膚をむしるってどういう心理状態で起こるんだろうと本当に興味で調べて知りました。それが半年前くらいだったと思います。



私の今の状態


汚いものをお見せしてすみません。
でも見ていただいた方が早いかと思いまして。

親指を斜めから見た形ですが、正面から見ると、左指は左半分から180度、右指は右半分から180度、皮が毟ってあります(?)

また、指だけでなく唇の皮も毟ってしまいます。



痛みなどについて

浅いところを毟っているときは痛みはありません。
ですが深いところを毟ってしまうと、血が出てきますし、とても痛いです。



むかしのはなし

私が"皮膚摘み取り症"だと気づいたのは半年前ほどですが、皮膚を毟り始めたのは7、8年前くらいからです。

それに気づいた親は、私を皮膚科に連れていきましたが医師に貰ったのはハンドクリームのような手に潤いを与えるだけのものでした。

小学校低学年の頃は、避難訓練等で手を繋いで逃げさせられるので、この酷い手で他人のしかも異性と手を繋がなければいけないという状況が物凄く嫌でした。
そして、友達に見せたら絶対に引かれる、と思って、私服だった小学校時代から、長袖を着られる冬は手が隠れるほど大きめの服を着るようになりました。

そして、辞めようと思ってもやめられないのが現実です。とうとうやめられないまま、小学校を卒業しました。

中学に入ってから初めて会う人が多くなり、手のことについて聞かれることが多くなりました。もちろん制服は大きめなど出来ないので、しっかり手が出てしまうんです。

それについて聞かれる度に私は「癖だから気にしないで」と言って切り抜けてきました。
それを聞いた友達は「そっか、痛そうだね」とだけ言って深くは言及しません。
逆にそのアッサリさが嬉しかったです。

ですが、中学校に入ってから、この皮膚を毟ってしまうというのはエスカレートしていきました。

元々ストレスを感じやすく、特に環境の変化にストレスを感じやすい私は中学校に入ってそうそう体調を崩しました。その1年は何をやるにも初めてなので、体調崩し続きでした。
そのことも相まってストレスを感じていたのかもしれません。ついに親に「手、酷いよ。ハンドクリーム塗りな」と言われました。
初めてそのようなことを言われました。まあ、なぜ今まで言われなかったのか不思議でもあるのですが。

次に2年生に進級してから。
変わるかと思いきや、1年生のときよりストレスを感じることが多くなりました。
3年生は受験のため、部活動は「2年が動かないでどうする」と言われ続けました。その当時、同級生の1人が問題を起こし部活動を退部し、余計に「2年が動け」というのが強くなりました。
それからミスが続き、終いには後輩に舐められるようになりました。

その時は本当に部活を辞めようと考えていたくらい精神的に辛かったです。そのことからストレスを感じたのだと思います。指も唇もボロボロでした。

3年生になった今は、受験シーズンで辛くなるだろうと予想して、リップクリームとハンドクリームを常備しています。

それでも毟るのはやめられていませんが。



どんなときに毟っているか考えてみた

私が主に毟ってしまっているのは

①精神的に辛いとき
②集中しているとき(考えごとしているとき)
③不安を感じているとき
④焦っているとき

…あれ、1日のほぼじゃない?

私はこれに気づいてからとても驚きました。
でも、よくよく考えてみると毟っているとき、この4つの中のどれか1つの感情になっているときでした。

わかりやすい例が一昨日です。

一昨日、高校入試がありました。
私は数学が苦手なのですが、本当に問題が解けなくて焦っていたし、解こうと集中もしていました。
だからなのだと思います。数学の時間が終わったとき、スカートを見るとスカートの上に毟った皮が沢山ありました。これは過去一で驚きました。こんなにやってしまっているんだ、と。

またこのnoteを書いているときも唇の皮を毟ってしまっています。辞めようと思って1度は辞めるのですが、気づいたらしてしまっています汗



何故こうなったのか

私もわかりませんが、先ほど上記で述べたようにストレスでなのだと思います。
勉強・部活・友達関係…
特に友達関係はずっと悩んでいます。
それも今度書けたらいいな。

また、最初に皮膚摘み取り症の人は他の恐怖症も持っている、と言いましたがまさに私もそうです。
私は火の元や戸締りなどがとても心配で、ストーブなど、寝る前は何回も確認してしまいます。そのことを見た家族は「心配しすぎだよ」と言いますが、もしその火の元の確認が疎かで、火事になって死んでしまったら…?と思うと何度も確認してしまうのです。
そして、高所恐怖症の私は高いところにいると指を毟ってしまっています。落ちたら怖い、死んでしまう、という恐怖心から指に逃げてしまうのです。

……なんか死への恐怖心が半端じゃないですね。笑



これから

これからどうしたい?と言ってももうこのままな気もします。でも綺麗な手になりたいという願望は無きにしも非ずなのです。

このことを家族友達に言うべきかずっと悩んでいますが「そんな大したものじゃないことを病名つけて大事にしないで」といった具合に一蹴されそうで勇気が出せないんです。

リップクリーム、ハンドクリームで対処できるような問題じゃなくなってきているのは犇々と感じています。

もう少し。頑張ってみようかなと思います。

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