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フールンと言う村滞在した話。

私の彼はクライマーなので旅の目的の一つとして、登れる岩場のある地域に滞在してクライミング三昧な時間を過ごす。と言うのがある。

今回はベトナムのハノイで街あそびを堪能したので車でさらに2時間ほど北上した村へ向かった。

こんな感じのバンに乗っていって、途中で人を拾ってぎゅうぎゅうになりながら向かったんだけど、乗り心地自体は悪く無かったな。

どんどん街から離れて村を何ヶ所か過ぎていきまだ商店だったり屋台がちらほらしていたと思ったら本当に何もない畑と山しか無い村へ着いた。

到着したのは20時頃で宿の前まで送ってくれたんだけど、あたりは真っ暗。


宿に到着すると素敵な夫婦と可愛い子供たちが迎えてくれた。

可愛い番犬のミッキーも。早速遊べと催促がすごかった。

すぐお風呂入ってキッチンへいくと豪勢なご飯がたくさん並んでいた。
これで2人分。かなりの量に驚き。
この村に来る人たちはクライミング目的で来る人がほとんどだそうで、クライマー達はこのくらいは普通に食べるのだそう。
着いた初日はお腹もさほど空いていなくて「もう食べないのか?」と言われた。
でも帰る頃にはもりもり食べるようになっていた。

仙人が住んでいそうな山

さっそく次の日は村を探索する事に。
彼は知り合った仲間とクライミングへ。
ひたすらに一本道しか無い。


みんな不思議な顔で見てくる。外国人は珍しいみたい。
しかし去年のインド旅でガン見される事に慣れている私は気にせず挨拶しながら散歩した。

小学生位の子供達もバイクに乗り走り去っていく。
この時代に考えられない光景ばかり。
そして小学生っちはどこで覚えたのか知らない差別用語を言ってくる。
まだまだ発展してない様子が窺える気がした。中指立てられても私は負けじとピースサインしたり、手を振ってみたりしてた。
拍子抜けしたような顔する子供達が可愛かったな。

そんな子達ばかりでも無く、手振ってくるいい子達も沢山いた。

さて本来の目的であるクライミングはと言うと、結構絶景だったりする。
私は登れないので彼が上から撮影してくれた。

私も少しだけトライしたけど全然登れなかった。。。

今回は9月に行ったのでまだ雨季が明けておらず雨も降るし、湿度も高くて時期的にはまだ少し早かったみたい。
滞在してる宿にはエアコンがなかったから寝苦しい日々を過ごしたな、、、。
ハイシーズンの11月〜3月くらいまでは夜は寒くて昼間も過ごしやすい気候みたい。

次回はそれを目掛けていきたいところです。

道を歩けば馬や牛が散歩していて、鶏があちこち駆け回ってて暑いから犬は木陰で寝そべって1日中ゴロゴロしてるのを見てたらこっちまで穏やかな気持ちで過ごせた。
いつまでもこの景色は変わらないでほしいな。

きっとどこかの山奥には今でも仙人が住んでいるであろうと想像しながら過ごした数日だった。

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Mami / 旅と生活
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