見出し画像

アナザーエデン『Alphecca〜螺旋律の祈り〜』の歌詞考察をしてみた

※2部後編・転のネタバレを含みます※
まだやってない方は見ないほうがいいかも

さて、今日は先のアップデートで追加された『転』の劇中歌として新録されていた「Alphecca〜螺旋律の祈り〜」について話したいなと思います。

あくまで個人の感想・考察であり、歌詞の内容が一意的なものではないという点に留意していただきたい所存です。(そもそも歌詞自体間違ってるかもしれない)

ではさっそく〜

画像1

こちらはWordで作成した歌詞フルバージョン(のつもり).pngです。
ところどころ聴き取りづらいところがあったのでBER大。

まず、〝Alphecca〟についてですが、これはずばり、星の名前です。
Alpheccaはかんむり座α星という恒星の固有名であり、かんむり座を構成する恒星の中では最も明るい星です。
また、Alpheccaは連星であることも知られています。連星についてはここで説明するよりググった方が早いような気がしますが、ざっくり言うと、星が酸素分子みたいに2つで1セットになってるわけです。この2つの星は、お互いにくるくる回りあっているので、その軌跡は螺旋状になるわけですね。サブタイトルの〜螺旋律の祈り〜はこういうところからも来てるんじゃないかなぁと。
あとはそうですね、DNAとかは螺旋構造ですし、繋げやすいところではありますよね。
本命はアルド関連かなぁと。(ぼんやり)
オーガベインとか螺旋っぽい形してますし。(適当)




さて本筋に入っていきましょう。
まずはAメロから。

Ah〜遠い夜空に 半円を描く
欠けたものが 光るだけ
True 傍にいたいと 願う心は
君に捧ぐ 永遠の唄
幼いRefrain 抱いたままで
感傷に慣れぬ 青い星

1行目「遠い夜空」というのは、Alpheccaが地球から約75光年離れていることに由来しているでしょう。
また、Alpheccaが一部となっている星座「かんむり座」は、半円(の弧)の形をしています。
「欠けたもの〜」のくだりは、『Alphecca』の語源がアラビア語の「欠けたものの明るいもの」という意味を持つ単語由来だからでしょう。True!?突然ですね、、これ割と謎でよく分かってないんですが、聞き間違い説と、後で出てくるTruthにかかってる説の2つの説しか手元にないです。。。笑
後はとりあえず置いといて、青い星くらいかな?Alpheccaは青いです。おわり。




では続いてサビ1。

今 絶望を終えるよ 最果てで君よ笑っていて
名もなき星座たち 見つけたい
Love in my heart

2部前編のPVを見返してもらえば分かるのですが、当時のキャッチコピー(?)は「この絶望を、お前は乗り越えられるのか?」でしたよね
つまり、この「絶望を終える」というフレーズから、2部の終結が想像されます。

2部の終わりは最果てで〝君〟が笑っているといいね。


その次行きますか。名もなき星座たちってなんだろう。
もちろんAlpheccaではなく、「名もなき」「星座」「たち」なんですよね。
個人的に、「まだ発見してないもの・人」を「名もなき星座たち」と見立てているんじゃないかなぁ、と思います。
アルドは旅の道中で仲間と出逢ったり、『夢見』によって様々な仲間と出逢ったりしています。
そうした、「まだ仲間になってないけどこれから仲間になる人たち」を「見つけたい」んじゃないかなぁ。





お次はBメロ。

Ah〜もしもこの先 身を汚しても
厭わないと 思うまま
Touch そしてブレない 眠れる一部
君だけなぜ 掴めない
重なり合う 軌跡運命
神話となれ 二尾の星

おtttttっとここにきて大分直接的な表現が出てきましてねえ!!!!!!!!!
ここら辺は最後にまとめて語るとして、「二尾の星」というのはAlpheccaが連星であることから付けられている考えて間違いないでしょう。
先述したように、連星は互いの周りを螺旋状にぐるぐる回っているため、軌道的には2つ存在するわけですよ。
例えばの話、Alpheccaが流れ星として落ちてきたら、その流星痕はやはり「二尾」なのではないかな、と。



次はサビ2ですね。

また旅は始まる 時を超え巡り逢うため
愛と呼べるものは 此処に在る
You are the world, truth in my heart
今渇望に染まって 変わりゆく私を刻む
ただ守りたいのは 君一人
Hope in my heart

おおっとサビ2もかなり攻めてきましたねえ。
You are the world, truth in my heart.とかいつか言ってみたいものですね笑



そしてCメロへ。

夢虚ろの中 願う
I wish you feel me wherever you are
差し伸べる手には
温もり求め落ちる涙 まだ醒めぬ夢

これは先ほどまでとは打って変わってきましたね。
Cメロで曲調が変わるのは、邦楽だとよくあることなんですが、ここまで歌詞も曲調も変わるのはなかなか珍しいんじゃないんですかね?そうでもない??
ここも後で語りますね。




そして大サビ。

また旅が始まる 時を超え巡り逢うため
愛と呼べるものは 此処に在る
You are the world, truth in my heart
そう絶望を終えるの 最果てで君よ笑っていて
名もなき星座たち 見つけよう
Love in my heart

大サビは、サビ1とサビ2をくっつけて少し表現を変えたような構成になっているのが特徴ですね。
ここで今までと表現が変わっている個所は、

「今絶望を終えるよ」→「そう絶望を終えるの」

「(名もなき星座たち)見つけたい」→「見つけよう」

ということなのですが、これは1つの曲の中でアンサーソングが形成されていると言っても過言ではないのでしょうか!?



さてここで本題の本題に移りましょう。

果たしてこの曲は誰目線での歌詞なのかということ。

もちろん、小寺可南子さんが作詞していることもあり、完全にこじつけかもなと自分でも思うところはありますが、まぁそっちの方が楽しいのでいいでしょ()

何度か述べているように、基本的にこの歌詞はアルド目線での構成になっていると考えて良いでしょう。

ここからは今まで飛ばしてきた部分をもう一度見返していこうと思います。

まずはこれ

True 傍にいたいと願う心は 君に捧ぐ永遠の唄
幼いRefrain抱いたままで 感傷に慣れぬ青い星

「傍にいたいと願う心は君に捧ぐ永遠の唄」!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

もうなんかこれはプロポーズか!って言いたくなりますよね!!!!!!!!

アルド君が〝君〟と呼ぶ人なんて世界に1人しかいないじゃないか、、、、、、、、、、(これは本当に思い返してほしいんですが、アルドはエデン君以外の人間に対しては「あんた」とか、もしくは名前で呼んでいるはず)

「幼いRefrain抱いたままで」「感傷に慣れぬ青い星」アナザーエデン第一部23章~のストーリーを思い出しますね。。。。。。。。。。。。幼いRefrain。。。。。。。。。


続きまして

今絶望を終えるよ 最果てで君よ笑っていて

これはさっきぽろっと言っちゃったけど、〝君〟は言わずもがなですよね。笑っていてくれ。


そして問題の(?)Bメロ

Ah~もしもこの先 身を汚しても 厭わないと思うまま
Touchをしてブレない眠れる一部 君だけなぜ掴めない

もしもこの先、身を汚しても厭わない、、、クソデカ感情じゃん。。。。。。。。。

Touchをしてブレない眠れる一部ってのは、アルドの中にあるエデン君の記憶とか、そういう解釈をしてもいいのかな~って思ったりしてます。

アルド、、、たくさん旅をしてこんなに頑張っているのに彼だけは未だ救けられてないのを「君だけなぜ掴めない」で表してるの、、、マジアルド君。。。。。。。。。。。。。


You are the world, truth in my heart
今渇望に染まって 変わりゆく私を刻む
ただ守りたいのは 君一人
Hope in my heart

これはサビ2の一部ですね

You are the world, truth in my heartってほんとプロポーズだよもう(2回目)

「今渇望に染まって~」っていうのは、2部中編のPVで言っていた「世界とエデン、どちらも救けるなんて叶わない___」と関連しているのかなあと思ったりしてます。

それでも守りたいのは君一人なんですねえ。。。。。。

Hope in my heart...............


夢虚ろの中 願う
I wish you feel me wherever you are
差し伸べる手には
温もり求め落ちる涙 まだ醒めぬ夢

さて、今回私が一番語りたいポイントはこのCメロです。

ここのパートだけまるまるアルド目線じゃないと思うんですよ。

誰かって。そう。〝君〟目線なんですよねえ。。。。。。。。。。!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

〝君〟から〝アルド君〟へ向けた言葉____。

夢虚ろの中でも、「アルドがどこにいても自分のことを感じてほしい。」という願い___________。

差し伸べる手には温もり求め落ちる涙___________。

まだ醒めぬ夢____Paradoxical Dreamers____________。

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん(発作)



また旅が始まる 時を超え巡り逢うため
愛と呼べるものは 此処に在る
You are the world, truth in my heart
そう絶望を終えるの 最果てで君よ笑っていて
名もなき星座たち 見つけよう
Love in my heart

そしてラスト。

「アンサーソングだ」と上述しましたが、

「そう絶望を終えるの」「名もなき星座たち 見つけよう」

は、アルドとエデンふたりの会話を感じさせられますよね。。。。。。。アンサーエデンじゃん。。。。






ということで、私の妄想は以上で終了となるわけですが、私自身皆様の色々な妄想を聞きたいのでぜひ「ここってこうじゃない!?」とかあれば語り聞かせてください~~~~

いやほんと「結」が楽しみで楽しみで仕方ありませんね。

多分その前に外典が完結するんじゃないかと思うので、西方外典をめいっぱい楽しんだらいよいよ、、、って感じかな

ではでは、ここまで(約4,300字)読んでくれてありがとうございました。

ばいばい!

すぺーど



p.s.今突然思いついたんだけど、遠い夜空に半円を描くのはアルドだよなって。(アナザーフォース)(こじつけマン)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?