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推しの子 実写版映画を観て
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推しの子 実写版映画を観て
先日、映画館でついに「推しの子 実写版」を観てきました。
もうね、これがすごかった本当に。
映画館自体、行くのが久々だったんですよ。
最後に行ったのがいつだったかって考えると、多分
「すずめの戸締まり」か「ブルージャイアント」
だったと思うんですよね。
もう2年くらい前の話かな?
それくらい久々に映画館に足を運んだんですけど、行って良かった。
しかも平日の昼間に行ったんで、かなり空いていて快適に観られたんですよね。
それだけでもありがたい環境だったんですけど、映画そのものがもうね、すごすぎて圧倒されました。
アニメと実写のエンドロールの違い
「推しの子」という作品、これまでアニメや漫画、さらには主題歌なども含めて、いろんな形で楽しんできました。
特にアニメの時点で相当完成度が高かったじゃないですか。
それが今回、実写版という形で完結する。
この壮大な物語がついに一つのフィナーレを迎えたわけですけど、それがもう本当に素晴らしかった。
何というか、この映画を観て思ったのが、
「これが本当のフィナーレなんだな」
っていう感覚。
これまで1年半以上にわたって楽しませてもらった
「推しの子」
という物語の集大成が、この実写版映画に詰まっていました。
正直、この映画を観終わった後に、
「ああ、これが完璧な終わり方だな」
って心から思えましたね。
リアリティとフィクションの融合
この映画を観て一番感じたのは、
「リアリティとフィクションの融合」
がテーマの中心にあるということです。
漫画から始まり、アニメがあって、そして実写版映画へと展開していく。
この流れそのものが、
「推しの子」
という作品の世界観とリンクしているんですよ。
映画そのものが、リアリティとフィクションを行ったり来たりする内容で、
「これ、本当に現実の話じゃないよね?」
って思わせるくらいリアルな感情や表現が詰まっていました。
それなのに、どこかで
「これはフィクションなんだ」
と思わせてくれる部分もある。
これがね、本当にすごいなって思ったんですよ。
たとえば、実写版映画で描かれた
「15年の嘘」
という作品の中に出てくるシーン。
これって映画の中の映画、いわば2重構造になっているわけですよね。
でも、その中で描かれる感情や人間関係って、あまりにもリアルで、
「これ、現実世界の話なんじゃないか」
って錯覚するくらいの力がありました。
大衆の意見を皮肉る構造
ここから少しネタバレにならない範囲で話すんですが、
「推しの子」
のテーマには、大衆心理やSNSの影響力っていうものが根強く描かれているんですよね。
漫画やアニメの時点でも、
「アンチの言葉が芸能人を追い詰める」
とか、、
「大衆の評価が作品の価値を左右する」
みたいなテーマがありましたよね。
それが今回の実写版でもしっかりと描かれていました。
この映画を観て感じたのが、赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生、この二人って本当に皮肉屋だなってこと笑
いや、これ褒めてますよ?
ものすごく面白いし、深いなって思うんですよ。
たとえば、映画を観た人が
「最終回の終わり方は微妙だった」
って言ったり、
「もっとこういう展開にしてほしかった」
とか言うじゃないですか。
それすらも計算に入れて作品を作っているんですよね。
つまり、観客や読者が何かしらの意見を持って、それを発信することで、まるでその人たちも
「推しの子」
の物語の一部になっている。
これ、すごくないですか?
「推しの子」っていう物語の中に僕ら観客も巻き込まれて、まるで自分たちが一つのキャラクターとして機能しているような感覚になるんですよ。
実写版での俳優たちの熱演
実写版の「推しの子」、何が特に素晴らしかったかって、やっぱり俳優たちの演技力ですよね。
主演の斉藤なぎささん、そして斉藤飛鳥さん、この二人の演技がとにかく光ってました。
特に斉藤なぎささんが演じた星野ルビー。
いや、もうね、これが本当に良かった。
あの、アニメの時点で僕らが思い描いていた星野ルビー像を完璧に体現してくれたなって思いました。
それに、斉藤飛鳥さんが演じた星野アイ。
これもまた凄まじかったですね。
彼女が星野アイを演じるシーンは、本当に鳥肌が立ちました。
そして、この二人の演技を支える周りの俳優たちも素晴らしかった。
特に「15年の嘘」の映画撮影シーンでの緊張感や感情のぶつかり合い。
あの場面は、まるで自分がその現場にいるかのような錯覚を覚えましたね。
実写版ならではの細部へのこだわり
映画全体を通して感じたのが、細部への徹底的なこだわりです。
カメラワーク、照明、音響、すべてが計算され尽くしていました。
それに加えて、主題歌や挿入歌の使い方も絶妙でしたね。
たとえば、主題歌もまた良いんですよ。
この曲が流れるタイミングが完璧で、映像と音楽が一体となって、観ている側の感情を一気に引き込むんですよね。
これって、ただ曲が良いだけじゃなくて、映像とのシンクロがあるからこその効果なんですよ。
「推しの子」から学ぶクリエイティブの極意
今回の映画を観て改めて思ったのが、
「クリエイターとして、ここまでこだわれるんだ」
ということです。
僕自身リール動画を作るときに、
「細部にどれだけこだわるか」
が重要だって話をしていますけど、まさにそれが体現されている作品でした。
映画を作るって、ものすごい人数のスタッフが関わるわけですよね。
それぞれが自分の役割を全力で果たし、妥協せずに作り上げた結果が、この映画だったと思います。
そして、それを見て僕が感じたのは、ショート動画を作るときも同じように「作品」としての意識を持つべきだってこと。
テロップのデザイン一つ、BGMの選び方一つ、全部にこだわり抜いて作る。
それが最終的に観てくれる人の心を動かすんですよね。
最高のフィナーレをありがとう
「推しの子 実写版映画」を観て、本当に心の底から感動しました。
これまで楽しんできた漫画やアニメ、そして主題歌など、すべてが一つにつながって、
「これが本当のフィナーレなんだ」
と思わせてくれる作品でした。
もしまだ観ていない方がいたら、ぜひ映画館で観てほしい。
そして、この作品が持つ深いメッセージや、クリエイターたちの熱量を感じ取ってほしい。
間違いなく、それだけの価値がある作品です。