自社開発CRM/SFAツール「eセールスマネージャー」の魅力とは?
こんにちは🌞
ソフトブレーン 人事担当の小澤です。
今回は当社のソリューション提供(※1)の中核を担うeセールスマネージャーについて、開発本部長の小田にインタビューを行いました!
自社開発をしている純国産のCRM/SFAツールである「eセールスマネージャー」の魅力が分かる記事になっています。
ぜひご覧ください!
※1 当社のソリューションについて詳しくはこちらの記事をご覧ください!
自己紹介
小澤:以下、お)小田さん、本日はよろしくお願いいたします!自己紹介からお願いいたします!
はじめまして!小田で~す!(ODA★channel(※2)定番挨拶)
兵庫県 姫路市出身で、2006年にソフトブレーンにエンジニア職として新卒で入社しました。
ソフトブレーンでは開発業務だけでなく1年半程、開発と兼務でコンサルタント(※3)としても活動していました。様々な経験をさせてもらっていますね。
聴力を完全に失った筆談ホステスさんの「難が無いのは無難な人生、難が有るのが有難い人生」という言葉が好きです!
※2 ソフトブレーン公式YouTubeチャンネル「ODA★CHANNEL【ソフトブレーン】」:プロダクト開発本部の小田さんを中心に開発チームの日常や裏側を発信しています。
※3 導入コンサルタント:顧客へeセールスマネージャーの導入支援サービスを提供する
|「eセールスマネージャー」について
お)ソフトブレーンは「顧客の生産性の最大化」というミッションを成し遂げるために、お客様が抱える営業の課題解決を支援する「営業イノベーション事業」を行っています。
その中核を担う「eセールスマネージャー」はどのようなシステムなのでしょうか?
「eセールスマネージャー」はジャンルでいうと、ホリゾンタルSaaS(※4)に位置づけられており、その中でも営業分野のCRM/SFAと呼ばれるサービスになります。
※4 ホリゾンタルSaaS:業種に関係なく特定の業務に使われるソフトウェアサービス
お)恥ずかしながら入社するまでCRM/SFAというシステムを良く理解できていなかったのですが、改めて分かりやすく説明するとどんなものですか?
そうですよね。特に学生のうちは触れることのないシステムだと思います。
CRM(※5)は、「Customer Relationship Management」の略称で、日本では「顧客関係管理」や「顧客関係性マネジメント」と呼ばれています。顧客との良好な関係を維持・向上させていくことが目的で、徹底的な「顧客視点」と「顧客が求めている価値を知る」ことがベースになっています。
機能としては、各担当それぞれが接点のある顧客を一元管理する「顧客管理」、各担当が受け取った名刺を管理する「名刺管理」、会うべき人・タイミングを可視化する「人脈管理」、顧客の購買状況を管理する「取引商品管理」や「売上管理」などがあります。
顧客の氏名、所属企業、役職、部署といった基本情報をはじめ、あらゆる情報が合わさり、お客様に適切なアクションを打つための土台を築くのがCRMです。
SFA(※6)は、「Sales Force Automation」の略称で、日本では「営業支援システム」と呼ばれています。営業プロセスや商談情報を見える化し、自動分析によって各案件の管理業務の効率化と営業効率の向上を目指すシステムです。
機能としては、マネジメントに必要な情報が集約された「案件管理」、営業プロセス毎に可視化し、グラフで簡単に分析ができる「予実管理・分析機能」、見積書などの資料作成の時間短縮を可能にする「ワークフロー」、顧客情報や過去の履歴、ネクストアクションなど、営業に必要なすべての情報が紐づいている「スケジュール管理」などがあります。
商談やプロジェクトを円滑に進め、受注に繋げていくためのものがSFAです。
CRM/SFAツールは、こうした「案件」に関わるあらゆる情報を集約し、営業活動を円滑にすることで、導入企業の業務効率化だけでなく売上向上にも寄与しているシステムです。
お)まさに業務効率化やDX化ができるシステムですね。
そうですね。業務効率化を行うために、営業だけでなく複数部門での情報の共有と活用の需要が高まっています。これからもどんどん担う範囲が広がっていくシステムですね。
|「eセールスマネージャー」の魅力
お)一般的なCRM/SFAシステムについてご説明いただきましたが、弊社のプロダクトである「eセールスマネージャー」の魅力はどんなところにあるのでしょうか?
長年ご利用いただいているお客様からは「現場での使い勝手の良さ」に評価をいただいています。
eセールスマネージャーは、ほしい情報をワンクリックで得られたり、商談報告がしやすく上長とのやり取りがスムーズになったり、スケジュールの紐づけ情報など、現場の営業メンバーがほしい機能を備えています。
複数の機能間がスムーズに繋がっていることが、使い勝手の良さという評判に繋がっているのだと思います。
お)eセールスマネージャーはお客様の利用しやすさを追求したプロダクトなのですね。なぜそれが叶えられているのでしょうか?
eセールスマネージャーは、1999年に販売を開始させ、常にお客様の声を聞きながら日本の現場重視の商習慣にあわせて成長させてきたプロダクトだからだと思います。
背景に、海外と日本の商習慣の違いがあります。
海外では経営層の判断のみでシステムを導入することがあり、商談の経緯やプロセスなどよりも成果・数字をみて意思決定をしていく営業スタイルが多いです。そのため、システムも経営層にとって成果が見やすいことが重要視されています。
翻って日本においては、システムを導入する際は、現場の意見を重要視することが多いです。
成果はもちろんですが、商談の経緯やプロセスなどの報告内容を見たうえで意思決定をしていくことが多いため、現場の意見を重要視する日本において「現場の使い勝手の良さ」は、システムを導入するうえで非常に重要な要件となるんですね。
プロダクトコンセプトである「シングルインプットマルチアウトプット」(※7)は、1回の入力で複数のアウトプットが自動でなされるように、業務効率化を常に意識したコンセプトになっています。
これもお客様の声から生まれたものですね。
※7 プロダクトコンセプトの詳細はこちら
また、先ほどお話したように、今では営業部門(下図でいうフィールドセールス、インサイドセールス)だけでなく、マーケティングやアフターサービスなど周辺部門との情報共有や活用を求められており、営業を中心にしながらも、周辺部門への機能強化も推進しています。
お客様の声によってプロダクトのカバー範囲が拡がっているので、とてもありがたいですね。
お)お客様の声によってeセールスマネージャーを成長させてきたということですが、なぜ実現できているのでしょうか?
井上さんのインタビューにもありましたが、弊社は開発〜営業、アフターサポートまで一気通貫で行っているため、実際にお客様と関わりが強い営業メンバーや導入コンサルタントからプロダクトに対する質問や、お客様からのフィードバック、もっと○○できたら利用しやすいなど、プロダクトの改善案が日常的にあります。
長年の営業ノウハウが反映され「現場の使い勝手の良さ」にこだわってきたプロダクトということがeセールスマネージャー、ソフトブレーンの強みですね。
お)お客様の声に向き合ってきたからこそ、eセールスマネージャーは日本の営業スタイルにあったシステムであり、そこが魅力なのですね。前回のインタビューよりeセールスマネージャーの利用継続率はとても高いとも伺いました。
はい。とてもありがたいですよね。
eセールスマネージャーの定着率95%に達しており、とても誇れる数字だと思っています。
現場の営業メンバーが使いやすいプロダクトを追求し、お客様の営業課題解決に向けた伴走型サポートをしているソフトブレーンだからこそ、長く継続して利用いただいているのだと思います。
今度、担当部門のサービス本部に、システム継続の秘訣を聞いてみるのはどう?
お)そうですね!お客様の課題は多種多様。それぞれにあったサポート方法があると思います。どのようにサポートを続けているのか聞いてみたいですね。
実際に利用を続けてくださっているお客様からの声も、皆さんに知ってほしいですね。
導入後の変化やどのように成果に繋がったのかをお話していただいています。自分たちの存在意義を知ることができると思います。
お)業務効率はもちろん、売上向上や働き方改善に大きく寄与していることが分かる、社員として誇れる動画ですよね。ぜひお客様インタビュー動画(※8)を見てほしいですね。
※8 お客様インタビュー動画はこちら
|プロダクト開発本部の組織について
お)eセールスマネージャーを生み出しているプロダクト開発本部は、どのようなメンバーが多いですか?
開発メンバーは若いメンバー中心に、しっかりと自分なりの意見をもった人が多く、ただ目の前のタスクをこなすというより、「お客様にとってより良いプロダクトは何か」「それを実現する開発プロセスは何か」を考えるメンバーが多いです。
例えば、「ここの機能もっとこうした方がいいのではないか」と声をあげたり、新機能開発のプロジェクトリーダーを入社3年目のメンバーが任っていたり、本人の希望でプログラムの開発チームからインフラチームへ移りエンジニアとしての幅を拡げるメンバーがいたり。つい最近は、新卒から新たな改修をする機能の企画についてアドバイスを求めるために、声をかけてくれたこともありました。
みんなすごいスピードで成長し続けてくれていますね。他の会社をみてきた中途入社の方が全員「ソフトブレーンの若手は優秀」と声を揃えて言ってくれています。
お)開発本部は、1人1人が積極的に声をあげて議論しあっている印象で、切磋琢磨しているのが遠くからでも良く分かります。
確かに、いろんなところで話し合いが起こっていますね。
「若手だから」という気持ちで接することはありません(笑)同じエンジニアとして顧客によりよいモノを作り提供する「同志」として接しています。
言語や開発プロセスも自分たちで選定していくので、常に自分たちにとっての最大限の開発を推進することができます。全てを話し合いながら決めていくのは、難しい面もありつつ、やっぱり楽しいですし、若手の新鮮な意見は刺激にもなりますね。
お)開発本部はどのような開発体制なのでしょうか。
体制としては、3つの組織(※9)が密に連携しあい開発を進めています。※9 「製品戦略室」プロダクトロードマップの策定や企画、また新技術のPoC等を行う
「製品開発部」プロダクトを高品質・高スピードで設計・開発を行う
「アカウント開発部」個社別の要件に対し個別最適な提案・開発を行う
そこからデザインや品質管理、基盤開発、スマホアプリ開発など、1チーム3〜5名ほどのチームに分かれています。エンジニアとして、様々な経験が積めるので、フルスタックなエンジニアを目指して成長できる開発環境だと思います。
お)若手のメンバーに話を聞くと、新卒では経験できないようなことをさせてもらえていると話す人や、成長せざるを得ない環境であると話しているメンバーもいました。成長実感を得られていることも組織の強みだなと思いました。
|プロダクトの今後の展望
お)eセールスマネージャーの魅力、開発組織について知ることができました。では本部長の小田さんはeセールスマネージャーをどんなプロダクトにしていきたいですか?
私はeセールスマネージャーを「すべてのヒトをクリエイティブに」させる「世界最高峰のCRM/SFAツール」にしていきたいです。
その為に、お客様の業務領域を深耕する為の機能強化や、機能拡大を引き続き推進し、すべての業務が1つのプロダクトで完結される最高のUX(※10)を届けられるシステムを目指しています。
また、それを実現する為に開発の環境やプロセスなども改善を続け、最高の組織にしたいと考えています。
※10 UX:User eXperienceの略で、ユーザーがサービスや製品の使用で得られる体験を示す言葉
自分の目標としては、その為に必要などんな事も、誰よりも率先して挑戦し、道を切り開いていきたい。様々な技術を駆使し、最高の顧客体験を届ける為に、引き続き技術のインプットをし続けたいし、誰よりも脳みそに血を流すくらいに考え、向き合っていきたいです。
お)世界を目指すプロダクトやエンジニア組織、そして小田さんに憧れて入社を決めたメンバーは多くいると思います!引き続きよろしくお願いいたします!小田さんありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
eセールスマネージャーの魅力やエンジニア組織について、理解を深められる記事になっていたら幸いです😊
引き続きストーリーを更新していきます!お楽しみに👋
おざわ🤸