留学おしまい。何を綴ろう。
3月4日に約1年間の留学を終えて無事に帰国しました。
帰国まではバタバタで、卒論発表の準備に追われたり、風邪ひいたり、お世話になったたくさんの人とさようならをして、卒論発表をして、荷物をまとめて、さあ準備満タン!と思いきやストライキで予定より1日早く空港に行って、、、
帰国してからは、サークルの先輩たちに遊んでもらったり、学科の友達と東京にお出かけしたり、地元の友達に会ったり。「おかえり〜」ってみんな出迎えてくれて本当に嬉しかった。
1年ぶりに地元に帰ってきて気づいたことといえば、
家の横の空き地に家が建っていたこと。
コンビニのお会計が機械化されていたこと。(使い方わからなくて戸惑った)
いろはすのボトルがリニューアルされていたこと。
スシローが1皿120円になってたこと。
飼い猫に忘れられて近くに行くだけで威嚇されること。
妹が高校を卒業して髪を染めてピアスを開けてすっかり大人になっていること。
多分まだ気づいていないだけでもっとたくさんの変化があったんじゃないかなあと。1年って短いようで長いし、長いようで短い期間だったんだなあと。
私自身、今はなんだか夢から覚めてしまったような、ドイツにいたことが遠い過去の出来事のような変な気持ちです。モヤモヤしている。
まずは自分が1年間でどのくらいの変化があったのかがわからないこと。
久しぶりに会った何人もの友達に「全然変わってないね〜!!」って言ってもらった。変わらなきゃいけないっていうわけじゃないし、友達も、髪型とか体型とか話し口調に対して「変わってないね」って言ってくれたんだと思うし、自分のことをよく知ってくれている友達からの言葉は本当に嬉しかった。
けれど、自分の留学での経験を友達に話したりするうちに、ただその経験が思い出になっていて、この1年で何を得られたんやろとか、何を経験できたんやろとか、どんどんどんどん不安になっていく。
研究室の教授に会って、「ドイツで学んだことをどんどん生かしてね」とか、「理系で留学もして、英語が喋れたら就職先も困らないね」って言われたけれどほんとにそうなんだろうか。
留学の経験をうまく繋げれれないのが苦しい。
繋げる必要なんてないのかな。
自分の中でまだ消化できてないモヤモヤな気持ちのお話でした。