2024/02/23
久々の自分の曲でのライブ。
ずっと最近はカバーばっかでした。
理由は自分の歌や個性に自信が無かったからなんだけど。
勿論ワンマンまでは自信があった。
サポートしてくれるメンバーもいるし、お客さんもいて、モチベーションにも繋がっていたから。
そこは誤解なきよう。。。
今回のライブはとあるセッションサークルで出会った人からお誘いいただいたライブなのだけど、彼女は自主企画をたった1人でこなした。
今の私だったらできない。
本当にすごくて、かっこよかった。
他の出演者様もどれも楽しそうで、特に最後のバンドは皆が笑顔だった。
会場も笑顔だった。
気づけば私も笑顔だった。
正直、ライブをやるまで、きっとアウェイになって、私の歌なんか誰も聴いてくれなくて、ただただ痛いショーになると思い込んでしまっていた。
自分を縛る何かが、その先にあるものを見えなくしていた。
だから少しでも自分を鼓舞するために、初めて人に曲を描いて(形にしたのは初めて)、歌っていただいて、メイクも衣装も黒くして、気合を入れた。
私は最近ライブしてる時、客席にもう1人の自分がいる。
もう1人の自分が見ている映像が、ステージに立つ私の頭に投影され、ださい、下手、気持ち悪いんじゃないかって怖くなって、100パーセントのパフォーマンスができなくて、気づけば終わってる。
そんなことばかりだった。
でも今回、主催したあの人と歌って、久々に音楽の高揚感なるものを味わえた気がする。
それにどのバンドもそうだし、極めつけの最後のバンドが、私にはキラキラ輝いていて、だからずっと素敵なんだという理由が分かった気がする。
皆笑顔なんだよ。
楽しんでるんだよ。
美しいんだよ。
これが最後、という気持ちで挑んだライブが
いつしかこれが最初、という気持ちになっていた。
本当にありがとうございます。
最後になんとなしにカメラマンやってた方からいただいた言葉。
「表現者辞めないでくださいね」
制作も表現もやめない。
てか多分やめれない。
次ステージに立つ日はまだまだ遠い未来かもしれないけど、いつかのその日までこの気持ちを忘れずにいたいと思った。
こんな素敵な企画を考えて、生み出してくれて本当にありがとうございます。
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