軽いメガネが良いとは限らない
私が気付いたメガネ選びの注意点。
他に重視する点と比べ、参考にしてください。
度が弱いレンズでは影響が小さいかもしれません。
軽量タイプ:重心バランスに注意
フレームが軽すぎるとレンズのある前方が重たい感じになり、ズレや鼻の負担増加につながります。
つるの重みがあるからこそ、後ろへ傾こうとする力が加わって安定したバランスになるのです。
最近は、つるの後端におもりを付けたメガネが発売されています。
(眼鏡市場のnosefreeシリーズ)
締め付けがやさしいタイプ:固定が弱い
つるを曲げる部分に板バネなどがあり、締め付けが軽減される構造。
これは、つるで挟むことによる固定力が弱いということでもります。
メガネがズレないよう支える力は、鼻あてやつるの摩擦力頼みなってしまいます。
つるが付いている位置:低いと前方下へ傾く
つるがレンズに付いている位置に注目してみて下さい。
レンズの真ん中あたりの高さに付いているメガネもあれば、レンズの上の方につるが付いているものもあります。付いている位置が低いと、かけた際はメガネ全体が前方へ傾いたようになり、高いと後ろへ傾くような状態になります。
鼻が低い人や、鼻あてが下の方についていないメガネの場合は、つるが高い位置に付いたものを選ぶとズレ落ちにくいでしょう。
レンズの大きさ:目が小さく見える可能性
レンズが大きいと、レンズの作用と目の錯覚で、他の人から実際より目が小さく見える可能性があります。
目の錯覚とは、真ん中にあるものの大きさが同じでもそれを大きい丸で囲った場合小さく見え、小さい円で囲うと大きく見えると、いうやつです。
レンズの作用は、度が入っていない見本のレンズではほとんど起こらないので試着時は要注意です。
目とレンズの距離
この間隔が離れていると、レンズの作用が大きくなるため、より目が小さく見えます。
また、目とレンズの距離は近い方が視界の歪みが少なくなり視野も広くなります。
鼻あての調整
鼻あてを調整してもらい、目とレンズの距離を近くするのがおすすめです。
鼻が低い人や、よりズレ落ちにくくしたい人は、鼻あてをできるだけ下の方へ持ってくるような調整をすることで、前方が高くなってすべり落ちを防止できると思います。