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チェンジマネジメントのお品書き

こんにちは、しんごろうです。

先日はチェンジマネジメントの前書きを綴りました。

本日はその続きとしてチェンジマネジメントのお品書きをご紹介したいと思います。チェンジマネジメントにはどんな段階があって、それぞれにどんな要素があるのか、そんなことを構造的に整理できればと。


まず、チェンジマネジメントはアセスメントから始めます。アセスメントにはプロジェクト全体を対象とするものと、チームや個人などの部分を対象とするものがあります。

プロジェクト全体を対象とするアセスメントでは、ガバナンスとしてリーダーシップやスポンサーシップ、技術的側面としてプロジェクトマネジメント、人的側面チェンジマネジメント。加えて、組織や変革の特徴などを棚卸します。

また、チームや個人などの部分を対象とするアセスメントでは、その対象の理解・賛同・学習・定着に関するギャップなどを棚卸します。


アセスメントの次はプランニングに進みます。アセスメントで棚卸した課題やリスクの対応策を含め、プロジェクト計画、特にロードマップ、体制、コミュニケーション、トレーニングに落とし込みます。

ロードマップには、どのタイミングでユーザに理解・賛同・学習・定着してもらう必要があるかを描きます。

体制では、スポンサーやマネージャーなどの役割を明確にすると共に、彼らのプロジェクトに対する理解・賛同度合も見える化します。

そして、ロードマップと体制を踏まえ、コミュニケーションをいつ・誰に・何を・どのように行うかを検討します。トレーニングも、その一環として行います。


プランニングが終わったらエグゼキューションに入ります。計画を実行することはもちろんのこと、マイルストンを立て、モニタリングします。マイルストンによって異なりますが、モニタリングの一環として上述のアセスメントを改めて行い、状況を可視化し、必要に応じて新たな問題の解決や計画の修正を行います。


チェンジマネジメントでは、上述のように、アセスメント、プランニング、エグゼキューションの3つのフェーズにて進めていきます。それぞれの詳細については追ってご紹介できればと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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