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cherabby
スペルは使える
スペル。日本語でいうと呪文、言霊。ただ、日本語ではしっくりこないので、やはりスペル。
スペルは想像の世界の産物ではあるものの、僕は実際に存在するものだと思っている。ただし、火の玉は出ないし、ましてやドラゴンを召喚もできない。
できるのは実際に行動しようと思えば行動できるものに限られる。でも、スペルを使えばそれができるというのは、思う以上に優れものだということに気付いてほしい。
眠い朝に起きる。煩わしい手続きを進める。仕事で疲れて帰ってきた日にシャワーを浴びる。繁忙を乗り越える。週末に残ってしまったタスクをこなす。
そういった、一押しないとなかなか動けないものにはスペルが使える。声に出して行動を唱えれば、自分は動く。そういう意味では、自分限定のスペルになる。
このスペルにはレベルがあって、初級は「心の中で声に出す」、中級は「実際に声に出す」、上級は「思ったら声に出ている」といった具合に。
どんどんレベル上げしてもらえたらいいと思う。