noteでノベルゲーム『薔薇の城』 *7 スタッフロール、開発後記
スタッフロール
『薔薇の城』
設定・シナリオ・文章 しまっち
© 2024 Shimatch Games
終わり。いや、「一人で作ってるんだからスタッフロール要らなくね?」とかおっしゃらないでください。
開発後記
まず、この「noteでノベルゲーム(的なもの)を作る」というアイデアは僕のものではなく、philosofyさんの記事を参考に作らせていただきました。philosofyさんご自身もnoteでノベルゲーム(音楽や絵付き)をお作りになってますので、ぜひご覧になってください。
作ってみた感想
作り始めたのが2024年10月9日の夜で、物語のプロットは1時間で考えました。
選択肢による物語分岐をできるだけ多く設けたかったのですが、noteの記事ではフラグによる条件分岐ができないため、選択肢の数だけ記事のページ数が増えていきます。文章の使い回しが効かない、これが辛かった!
結局、選択肢の数を減らしたり、プロットの尺を縮めたりして対応しました。周回プレイしてくださった方はひょっとしたらお気付きいただけてるかもしれませんが、別の選択肢を選んで一見同じ文章が並んでいるように見えるところでも、言葉が差し替えてあったり、言葉の並び順が変わっていたりしています。
また、選択肢によって、私(薔薇姫)の言動が少し変わるようにしてみました。選んだご本人がビックリすることを企図していますので、まだ一周目の方は、もう一周、別の選択肢を選んでみてください。選択肢によって、物語全体で提示される選択肢の回数も変動します。一般的な方は、選択回数が少なかったはずです。ひねくれると回数が増えます(笑)。
物語の主軸が百合(女性同士の恋愛)なんですが、実は僕、百合を書くのは初めてで。書きながら「これ百合かなあ〜?」と自問自答していました。百合勢の方からすると手ぬるいかもしれませんが、精一杯書いてみましたので、感想をこの記事にコメントでいただけるとクッソ喜びます。よろしくお願いします。
物語の展開は、しまっちワールドというか、普段の僕らしい王道展開になりました。物語をひねることはいくらでもできたんですが、短期間の完成を目指したので、そこはやめておきました。
書き進めながら、勝手にエロ描写が増えていって、ちょっと困惑しました(笑)。エロ苦手なんですけど、今回はややリミッターが外れ気味のようです。ヒイちゃった方、すみません。
いかんせん1時間で考えた話、つじつまが合ってなかったり、話にボロはいっぱいあると思うんですが、あくまでもお試しということで多めに見てやってください。
作った時間
実際に作った時間ですが、着想から完成までにかかった期間は4日です。分岐を色々並行して書きつつ1つ目のエンディングまで文章を書き終えたのが3日目でした。1週間以上は時間をかけないぞ! と決めていたので、まあ、こんなものでしょうか。文章もそう多くないので、4日分ですよね、というボリュームかと思います。
文章は全部iPhoneのメモに書いてて、途中iPhoneの変換予測のおバカ加減にイライラしたり、文字入力の反応速度の遅さにイライラしたりしました(古いiPhoneなもんで)。
一通りの文章が完成した後は、Macからコピペしつつひたすらルビを打つ地獄のような作業をいたしました。いやー、マジ地獄。全ての「御子」に「みこ」ってルビを振ったはずなんですけど、抜けてたらすみません。
どの単語にどれだけルビを振るかとか、どこまで漢字にするか、漢字の使い分けとかを極力、全体で統一したつもりなんですが、ムラが残ってたらすみません。こっそり直します。さっき「短剣」が「探検」になってるのを直しました。いや、そういう恥ずかしい間違いはやめよう、俺?
地の文(会話以外の文章)の表現のバリエーションが少なくて、ちょっと泣きそうになりました。もっと文章の勉強をしたいところです。
できなくて心残りなこと
本当はこれやりたかった! っていうのがあって、
私と薔薇姫が結ばれるハッピーエンド
薔薇姫(私ではない方)がヒヨドリの御子を奪う寝取り展開
ゲームオーバー(エグい死に方、城の者たちが全滅、登場人物全員死亡とか)
とかやりたかったんですよ。でも、ボリュームの都合で見送りました。
あと、登場人物の外見は、絵を描いていませんが頭の中にあって、薔薇の城の構造とかも考えてから話を書いているんですが、いつか落書き程度にお披露目できれば、と考えております。
サムネイル
サムネイルはホンマ手抜きで、AI様のお力をお借りして1時間くらいで作りました。文字詰めはちゃんとしたつもりですが、レイアウトがまるでなってない。決めてたのは「薔薇の城」がにじみ明朝の縦組み、ってだけだったんで、あとはほり投げました。そのうち差し替えるかもしれません。
二次創作のお願い
今回本文やサムネイルにキャラクターの絵を付けなかったのは意図的で、読んでくださる方の頭の中で自由にご想像いただきたいと考えたからです。
ですので、「私の頭の中で想像した薔薇姫、ヒヨドリの御子はこんな姿!」っていうイラストとかご意見とかいただけると、泣いて喜びます。
本作『薔薇の城』の著作権は私、しまっちに帰属していますが、本作を尊重していただいた上での二次創作(イラスト、小説、音楽など問わず)はご自由に行っていただいて結構です。私にはむしろご褒美です。良かったらぜひお願いいたします。
今後について
今後の私の創作につきましては、進行中のUnityで作っているノベルゲーム『A23』に注力していきたいと考えております。こちらはなんちゃってではなく、ちゃんとしたノベルゲームとして制作していきますので、進捗などをお話させていただければと考えております。
「noteでノベルゲーム(的なもの)」は、ご要望があればまたチャレンジさせていただきたいと思います。良かったら、コメントいただけるとうれしいです。
ぜひ感想コメントお願いいたします!
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。制作物を自分のものとして発表させていただくのは久し振りで、ちょっとドキドキしております。
今後の創作活動の支えになりますので、『薔薇の城』の感想は、ぜひこの記事にコメントいただけるとうれしいです。フォローまでしていただけると僕がもれなく失禁します。
「ノベルゲームのプロットを普段どうやって考えてるの?」「ノベルゲーム作りたいんだけど、一緒に作らない?」とか、そういうご質問・お誘いもいただけると、大変喜びます。
本作『薔薇の城』は、以下のマガジンに全ルートをまとめております。時間軸順に記事を並べておりますので、周回プレイご希望の方は、ぜひご購読ください。
それでは、本当にありがとうございました。以上、しまっちでした!
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