先日の落書き リベンジ
先日描いた子が、どうしても納得いかなくてリベンジ。「これでは萌えねェ!」ということで、あらん限りの欲求を注ぎ込む。配色は先日とほぼ同じで、頭身を少し小さく、かつ表情にかわいらしさを加えてみる。
比較の通り、先日よりはマシになったが、まだ垢抜けない印象は拭えない。キャラクターとしての掘り下げが必要だ。
せっかく描き直すのだから、と思って全身を入れる。コートのシワの陰影が、先日よりも少し良くなった。全身を入れるので靴を描かなくてはいけない。せっかくなのでカッコいいスニーカーにしよう、と思って描いたら、形が複雑過ぎて死ねた。塗りながら「誰、こんな複雑な構造にしたの!」と自分で自分に文句を言う。でもまあ、男の子なんだし、こういうの履いていても違和感はない。宇宙空間における靴のあり方をまだ考えてないので、また考えるとしよう。
例えば、舞台は宇宙コロニー(ドーナツ型コロニー。回転により外周向きの重力を発生させていると設定している)だから、普通に近未来としても良いのだけど、急にコロニーの回転が止まり、重力に異常が発生した時に対応できる靴(底面に磁力を持っていて、地面に貼り付くことができるとか)として考えないといけない。とすれば、靴だけが磁力で貼り付いていても、足が靴から脱げたら本人は空中に吹っ飛んでしまい、ビルに叩き付けられて、もれなく御陀仏になってしまう。靴と足が強固に固定されていないといけないと考えれば、コロニーで使用されるのはスニーカーではなくブーツ、おそらくロングブーツということになる。ということはやっぱスニーカーはないな。
……とか、物語を想定して絵を描いているので、考えながら描いているわけです。いや、そう言いながらスニーカー描いたじゃん! と突っ込まれる所ですが、いや、こういうスニーカーを描いてみたかったのですよ。設定は設定で、また考えます。
さて、今描きたいのは人物ではなくてですね。絵画練習帳もやめたわけではなく、他のことを勉強していきたいと思ったからなので(相変わらず気が多い)。それに目処が付けば、また再開します。
一応、素体も描いております。