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FC独立までの道のり② 福岡で女性サロンオープンに向けて


『女性が伸び伸びと働けるサロンをつくりたい』

当初から考えていた、女性美容師がコンセプトのサロン、
そこで、様々なライフステージの女性が働きやすい環境をつくる。

私の考えや思いを、山下社長に伝えました。
すると、少し思案されて返ってきたのは、
「女性サロンを福岡天神でやるのはどうですか?」
というご提案でした。

CIELのフランチャイズの規模で
女性美容師をコンセプトに考えたサロンを継続させて運営するに為に、
様々なリスクを考えると、
私が現在働いている京都、大阪よりも
福岡天神の方がよりリスクが低いのではないか、いうことでした。

現在、福岡市内にはCIEL天神店、FUKUOKA店の2店舗があります。
九州マネージャーもいてくださり、サポートもしてくださるということ。

京都生まれ、大阪育ちの私にとって福岡は、
昔、修学旅行で一度九州へ行った事はあったものの、ほとんど所縁のない場所でした。

突如、考えてもみなかった福岡での出店。


山下社長は、私の意思を寛大に受け入れてくださり、大きな挑戦のステージをご提示くださいました。
(その日の社長の仏様のような笑顔は今でも忘れられません。笑)


家に帰ってから更に詳しく収支シュミレーションをしました。
私の中では、その日に答えは出ていました。


でも、私には家族があります。娘もまだ3歳…


家族会議では、シュミレーションした資料を見せながら、
「なぜFCなのか」「なぜ福岡なのか」を家族に懇々と説明しました。

恐らく、めちゃくちゃ迷惑をかける事になる母も、
父が会社をやっていていた人間だったので、
そんな突拍子もない話にも渋々ながら賛成、応援してくれるということ。


形としては、家族ごと移り住むのではなく、私が単身赴任で関西⇄福岡を行ったり来たりすることになるので、
やはり一番悩んだのは小さい子供がいるということ…


幸い、自宅からは実家も妹家族の家も近くにあり、
サポートや協力を得られるという事もあり、
意を決して、福岡での独立を決めました。

その頃、ちょうど新型コロナウイルスが蔓延し始めた時期で、
緊急事態宣言も発令され、一大決心をしたにもかかわらず、中々行動に移しだせないもどかしさを抱えていた事を覚えています。

まずはできることからと、地図アプリや周辺の土地勘リサーチから始め、
時間があるうちに、福岡の美容室事情や、競合店リサーチ、全国の女性サロンを調べたりしました。

良い物件が見つかったらすぐ動けるように!
未開の地、博多で初めての物件探しが始まりました。


③へつづく

②も最後まで読んでくださりありがとうございます!!







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