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Windows11 初期設定について


はじめに

この記事はWindowsPCを購入して普段使いを始めるまでに行った設定のまとめ・備忘録です。
ぶっちゃけ設定なんてそれぞれ適したものを選んで使いやすい用にするものなので、私の個人の考えが適用された激しく宗教的な記事となっております。
参考にできるところはしていただければ幸いです。
(パスの記述でD:\Users\shift~等がそのまま書かれていますが各々の環境で読み替えていただければと。)
ほぼ文章のみで文字多め。
セキュリティ・脆弱性については考慮していません。悪用は禁止します。

2024/10/12 いろいろ追記修正


新PCが届いたら

開封して配置

開封して配置。
マニュアルに一通り目を通す。

物理層

電源ケーブル・ネットワーク(LAN)接続。
マウス・キーボードをUSB接続(始めはノーブランド品)。
電源オン。

windowsの初回セットアップ

以下はwindow11の場合。
基本的には画面の指示に従っていけば良い。
個人情報収集系はすべてオフにする。
途中でPIN設定を強制される。この段階では素直に従っておく。(後で消す)
プロダクトキー入力。(リテール品OSの場合)

マイクロソフト(MS)アカウントについて

新しいアカウントを作る場合はメールアドレスが必要。
win11からローカルアカウントは非推奨かつセットアップ時にネットワーク環境が必須となった。(回避策あり)
ネットワーク環境がないなどローカルアカウントを作成する必要があるときは以下を参考にする。
参考:ASCII.jp:MicrosoftアカウントでログインせずにWindows 11をローカルアカウントで使う方法

ローカルアカウント作成

セットアップ画面でShift+F10を押すとcmdが開く。
「regedit」と入力してレジストリエディタを起動。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE を開く。
新規DWORD値「BypassNRO」を作成し、値を1にする。
cmd画面でshutdown /rを入力し、再起動する。
ネットワークに接続せよと言われる画面で、「インターネットに接続していません」が出現するのでそれをクリックで進む。以降は同じ。
デスクトップ画面にたどり着いたら次に進む。

アカウント確認とwindows update

Win+I→アカウント
アカウントがローカルの場合はリモートにする。
ネットワーク環境が必要。ドライバが必要なら先に入れる。
ライセンス認証確認。
Win+I→Windows Update→更新プログラムのチェック
更新チェックして何も出なくなるまで適用して必要ならば適宜再起動。

回復ディスクを作る

インストール直後の状態で回復ディスクを作るならば作る。
16GB程度のUSBメモリが必要。
Win+I→システム→電源→画面とスリープ を開き、どちらもなしにする。
 回復ディスク作成中にスリープになるのを防止する。
 電源周りは後でまた設定するので今はここだけでいい。
スタート→検索に「回復ドライブ」と入力して回復ドライブを選択。
USBメモリを挿す。
「システム ファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックが入っていることを確認して次へ。
あとはウィザードの指示に従う。
完了後にUSBメモリを外して再起動。

自動ログイン設定

参考:[Windows 11] パソコンの起動時に、パスワードの入力を省略する方法を教えてください。
MSアカウントのPWをメモ帳に一旦手打ちし、コピペ用としておく。
Win+I→アカウント→サインインオプション
「追加の設定」欄の[セキュリティ向上のため~]をオフに
Win+R→netplwiz→「ユーザーがこのコンピューターを使うには~」をオフに
OKを押すとパスワード入力を求められるのでMSアカウントのパスワードを入力する。

windows汎用設定

デスクトップ上で右クリック→表示→小アイコン・アイコンを等間隔に整列タスクバーを右クリック→タスクバーの設定→個人用設定から必要ないものをオフ
タスクバーの動作→タスクバーの配置を左揃え など(このあたりは後々ExplorerPatcherでいじれるのでほどほどに)
Win+I→アクセシビリティ→視覚効果→アニメーション効果 をオフに

コンパネのショートカットを設置する

スタート→Windowsツール→コントロールパネルを右クリック→ショートカットの作成でデスクトップに作成する。

UACを切る

コンパネ→ユーザーアカウント→ユーザーアカウント→ユーザーアカウント制御の設定→通知しない。
win11はユーザーアカウントからUACを切ってもレジストリに設定が残るのでレジストリも消す。Win+R→regedit→HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System→EnableLUAを修正
EnableLUAの値をREG_DWORD の0(16進数)にする。
再起動を推奨される?ので再起動する。

電源プランを設定する

コンパネ→ハードウェアとサウンド→電源オプション→高パフォーマンスを選択→プラン設定の編集
ディスプレイの電源を切る・スリープ状態にするをどちらも「適用しない」に変更。
詳細な電源設定の変更から以下を修正

  • ハードディスクの電源を切らない(0分)

  • ワイヤレスアダプターの設定を最大パフォーマンスに

  • スリープをすべてなしに。解除タイマーは有効にしておく。

  • USBのセレクティブサスペンドを無効に

  • ディスプレイの電源を切るをなしに

  • 他はいい感じに

変更を保存して電源オプション画面に戻る。
左ペインの「電源ボタンの動作を選択する」を選択。
「現在利用可能でない設定を変更します」をクリック。
高速スタートアップを無効にする。
その他の電源メニュー項目はすべて有効にする。

マルウェア(Onedrive)を削除する

参考:[Windows 11] OneDriveとファイルの同期を解除する方法を教えてください。
参考:[Windows 11] 「PCのセットアップを完了しましょう」と表示されます。

初期化後すぐのPCなのでバックアップや既存データのことは考えなくて良い。
タスクバーのOneDriveアイコンから設定を開く。
「アカウント」から「このPCからリンクを解除する」を選択。
Win+I→アプリ→スタートアップ からOneDriveをオフにする。(どうせ削除するのでやらなくてもいいかも)
Win+I→システム→通知→追加の設定 チェックをすべて外す。
Win+I→アプリ→インストールされているアプリ OneDriveをアンインストールする。
再起動する。

BIOS設定

ASUS製マザーボードの場合
電源投入後、Del+F2を連打

LED設定

メインメニュー上部のAURA設定からAURAオフを選択

ターボブーストオフ

TurboBoost関連機能をオフ

電力系

Maximum CPU Core Temperature: Auto → 90
Long Duration Package Power Limit: Auto → いい感じに
Short Duration Package Power Limit: Auto → いい感じに

スタンバイ関連

(追記予定)

ファイルディスク接続

再起動後、デスクトップが表示されてから開始
まず外付けでファイルディスク(Dドライブ)を接続する。このディスクには前のPCからのシステム以外のバックアップ等が入っていることを想定する。
Win+Eのエクスプローラで確認し、Dドライブを認識していることを確認。
もし想定と違うなら、スタートを右クリック→ディスクの管理 or Win+R→diskpart のどちらかで確認して対応する。
OSは入っていない想定だが、余裕があれば一応UEFI BIOSから起動順を確認しておく。
以降はこのファイルディスクのバックアップからコピーすることで一部のソフトウェアの設定を引き継げる。
安定したら外付けではなくPC内部に配置する。

NAS接続

Win+E→ネットワーク→ネットワーク探索と共有を有効化
(LAN内探索を有効にする)
NASを選択するとブラウザが立ち上がりsetup.exeがDLされるので実行する。
インストール後、再起動する。
Win+E→LAN DISK→ローカル→landisk-xxxxxxが出てくるまで待つ。
landiskをクリックするとID/PWを聞かれるので入力する。
管理画面を開くときはアドレスからlogin画面を開き、管理者パスワードを入力する。

avastのインストール

普通にオンラインからインストーラを落としてインストールする。
avast
ウィルス対策ソフトはWindows Defender等のデフォルトで良いとは言われていますがどうなんですかね・・?

アカウント認証をする(あまり恩恵はないが)。
エクスポートした設定をNAS経由で持ってきてインポートする。
設定→一般→トラブルシューティング→設定を復元
メニュー→設定→例外 の例外フィルタにあらかじめ主要なパスをいれておく(適宜)。
再起動。

ExplorerPatcherインストール

win11はタスクバー機能が貧弱なので外部から改造する。ExplorerPatcher(github)
参考:Explorer Patcher for Windows 11 のダウンロードと使い方 - k本的に無料ソフト・フリーソフト
githubのReleases から latest のep_setup.exe をダウンロードして実行する。エクスポートした設定をNAS経由で持ってきてインポートする。

scoopインストール・設定

基本的にDドライブに置いて機能するものはDドライブに置く。
Dドライブのscoop設定を引き継いでインストールする。

powershellのバージョンを確認。
Win+R→powershell→$PSVersionTable
7.1以上でない場合は先にpowershellをアップデートする。
「powershell ダウンロード」等でググってMSIから直接インストール。
ターミナル→設定→規定のプロファイル から追加したPowerShellを設定(Windows PowerShellではない)

パスを確認:D:\Users\shift\scoop
バックアップとして隔離:D:\Users\shift\scoop を D:\Users\shift\scoop_bak にリネーム。
管理者権限powershellを用いてインストール。
scoopは管理者権限がなくても動作するのが特徴の一つなので、デフォルトでは管理者権限下のpowershellではインストールできない。(なんで?)
スクリプトだけダウンロードして-RunAsAdminスイッチを使う必要がある。
Win+R→pwsh
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
irm get.scoop.sh -outfile 'install.ps1'
.\install.ps1 -RunAsAdmin -ScoopDir 'D:\Users\shift\scoop' -NoProxy
rm .\install.ps1
Get-Command scoop

インストール先、apps内のジャンクションとshimsを除いてコピー
robocopy /E /xj D:\Users\shift\scoop_bak D:\Users\shift\scoop /xd shims

ジャンクションはコピーされないので、コピー後に scoop reset * を実行して張りなおす。
レストア用スクリプトがあるなら流す。
個別にエラーが出ているならuninstallからinstallして改善するか見る。

git関連で失敗しているようならば

信頼できるリポジトリを登録(すべての場所について信頼する)
git config --global --add safe.directory *
ついでにignorecaseもfalseにしておく
git config --global core.ignorecase false
グローバル設定確認
git config --global -l

マニフェストファイルが無いと言われた場合

bucketを再インスト
scoop bucket rm main
scoop bucket add main

scoopが使えるようになればいろいろ使えるようになる。特にBitwardenは重要度が高い

Bitwarden確認

パスワード管理ソフトウェア「Bitwarden
D:\Users\shift\scoop\apps\bitwarden\current\Bitwarden.exe から起動。
ショートカットをデスクトップに作成しておく。
ジャンクションはうまくショートカットにできない?のでショートカット作成からパスを直打ちするのがベター。
アカウントにログイン。
ファイル→設定 から「保管庫のタイムアウト」をなしにする。
テーマをダークにする。
以降はアカウント系のログインはBitwardenからコピペで済む。

Razer製品インストール

ノーブランドのマウス・キーボードを外して、Razerマウス・キーボードを挿す。
Razer Synapseをインストール。
再起動。
アカウント認証をして設定を同期する。

Nvidia GeForce Experienceインストール

オンラインからダウンロードしてインストール。
GeForce® Experience™
nvidiaアカウントでログイン。
自動更新系はすべてオフにしておく。
グラボのドライバをインストール。
再起動。

GoogleIMEインストール

オンラインからダウンロードしてインストール。
GoogleIME
辞書設定はNAS経由で輸送してインポートする。

firefoxセットアップ

初回起動する
D:\Users\shift\scoop\apps\firefox\current\firefox.exe から起動
ショートカットをデスクトップに作成しておく。
ジャンクションはうまくショートカットにできない?のでショートカット作成からパスを直打ちするのがベター。

プロファイル置き場を確認

firefoxの右上の≡からヘルプ→他のトラブルシューティング情報を開く。
「プロファイルフォルダー」のパスをコピーしてエクスプローラで開く。

プロファイルを置き換える

もう一つエクスプローラを立ち上げて(Win+E)、ファイルディスクから旧環境のプロファイルを開く。
firefoxが起動しているなら閉じておく。
現環境のプロファイルの乱数フォルダ配下を全削除し、ファイルディスクのプロファイルの中身を全コピーする。
プロファイルの英数字はランダムだが、中身だけ差し替えれば良い。
起動して旧環境の設定が再現されていれば成功。

Windowsの機能の有効化または無効化

コンパネ→「機能」で検索→「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択。以下をオンにする。(項目がなかった場合はそれは無視でOK)

  • .Net Framework 3.5

  • Hyper-V

  • Linux用 Windows サブシステム

  • Windows サンドボックス

  • Windows ハイパーバイザー プラットフォーム

  • 仮想マシン プラットフォーム

ディレクトリ配下が一部オンを表すマイナス記号ではなく、全てチェックされたことを確認する。
再起動を推奨されるので再起動する。

ガジェットのインストール

8GadgetPack.msiをオンラインからダウンロードして実行
8GadgetPack

CPUメーター

coretemp連携はcoretempが起動していることと、.net3.5が入ってることが前提。

GPUメーター

対応するアダプタが必要?

ドライブメーター

一旦CとDのみモニタリングする。

スタートアップの設定

Win+R→shell:startup 以下を配置

Sidebar*** ショートカット

ガジェットのインストール時に自動登録?

coretempショートカット

D:\Users\shift\scoop\apps\coretemp\current\Core Temp.exe へのショートカットを置く。
CPUの温度測定を行う。

NonStickMouse.exe

実体・インストールすると自動で配置?
マルチディスプレイをまたぐ際に、一番端にポインタを持っていくと引っかかるバグを無くす。

KIOKUショートカット

D:\Users\shift\kioku226\Kioku.exe /s  のショートカットを置く。
スクリーンショット。Win+Shift+Sがあるので出番は減ったが・・

nrlaunchショートカット

D:\Users\shift\nrLaunch\Nrl.exe へのショートカットを置く。
設定はC:\Users\shift\nrLaunch\を見ているようなのでNAS経由でコピー(動かせない?)
そろそろ新しいランチャにしたほうがいいかもしれん・・

TaskClipショートカット

D:\Users\shift\TaskClip\tsclp.exe へのショートカットを置く。
クリップボード拡張。Win+Vよりこちらが好き。
これも他の新しいやつに移行すべきか・・

再起動→スタートアップが機能するか確認

タスクのスケジュールの確認

コンパネ→「タスクのスケジュール」で検索。
「タスクのスケジュール」もデスクトップにショートカットを作成しておく。
定期実行の定義はxmlファイルなので、NAS経由でインポートする。
パスや実行ファイルが正しいかは確認しておく。

Wake On Lan設定

デバイスマネージャー

スタートを右クリック→デバイスマネージャー
ネットワークアダプター→Realtek PCIe *** Family Controller→プロパティ→詳細設定
WOL関連の設定を有効にする。

BIOS

(追記予定)

MagicPacket送信設定

Win+r→powershell→ipconfig /all
イーサネット アダプター イーサネットのMACアドレスとIPv4 アドレスを確認する。
ルータの設定画面からIPv4 アドレスを設定する。
MagicPacket送信アプリにMACアドレスを設定する。


おわりに

まだまだ入れるべきソフトウェアはありますが一旦はこのぐらい入れれば普段使いはできるようになるかなと。
ここまで読んでくださった方は最後までお付き合いありがとうございました。

2024/10/12追記
2023/10/11初稿

written by shift

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