20221012 プールサイドヒーローズリリース、僕のひらがな
20221012、藍坊主さんが約1年ぶりの配信シングルをリリースしました!プールサイドヒーローズ!
わーい!リリースおめでとうございますありがとうございます。
8/18の夏の金網東名阪ツアーファイナルでの初披露でわくわくしたこと、
9/30のAWA限定配信で0時になるまで繰り返し聴いて飽きなくて友人とリアルタイムでやりとりしながら歌詞も噛み締めたこと、
(生配信でのおてんばモーリーの大暴走は伝説。思い出してたまに笑う)
10/6の藍空空想委員会での弦と一緒のバンド演奏にどきどきしたこと、
そしてついにー!リリース!MVも良き!
藍坊主のかたまりみたいな名曲だとおもう。
とてもいい曲。すこんと抜けるだけじゃない深みのある高揚感。でもずっとずっとな世の中の閉塞感を軽やかにしなやかに越えてく感じ。
すきなところ抜粋。
“青かった 空 雲 匂い”のところのメロディもバンドの音も好きすぎる
サビ前のギターの置いてく音、音源でもいいけどMVのわかってる感
“僕のひらがな 君の名前”でぜったいぎゅっってなる
ギターソロが日に焼けた写真の中の懐かしい夏の日の感じ
対っぽくなってる「夏の金網」との対比が良い
藍坊主のコーラスの妙が効いてる
モーリー作曲ほじ歌詞だけどもなんかこう2人が混ざり合ってる感じが最高
そして先行配信が歌詞なしだったので
逆に歌詞に耳をすませて、聞き取って(答え合わせしたらところどころ聴き間違えてたけど)、考えて、解釈して、というのを丁寧にやれたので、そして楽しかったので、書き記しておきます。
■“あの空”と“この空”、“まだ”と“また”
もう戻れない“あの空”を“また”目指してる僕
もう行かなきゃなのに“あの空”は“また”僕を呼んでる
夏は“また”やってきて
もう戻れなくても“あの雲”を“まだ”目指し続けてる
僕はヒーローを守る脇役になって
今見ている“この空”は、いつかまた同じように思い出す“あの空”になる
大切なあの夏を抱えたまま、
この空に続いていて、
また最高の夏を超えてゆく。
そのことをきっといつかまた思い出すのでしょう。という確信。
だから藍坊主がずっと好きだ、って思える曲!
ちなみにパラソルの〜の前のサビ、
だけどまだあの夏を“まだ”目指してる、って歌ってるはずなのだけど、歌詞よ(🍎)!
AWAで先行配信の時に文字起こしして眺めて、あー、、、!!!!!そして空じゃなくて雲!冒頭サビとの!この!僅かな差!最高!!って思ったので歌の方を信じる。“まだ”の、ぜんぜん諦めてない感がたまらなく好き。
直ったらいいな。
大切なあの夏のことをずっと憶えていたまま
今のこの空と夏の日に続いてるところが
すっっっっっっごい、藍坊主。
何度でも言う。
その日々は確実にあって、ただ懐かしんだり羨んだりするものじゃなくて、
それを抱えたままこの夏の日がこの先また思い出せるあの夏の日に成るように。という決意のような。
そしてまた夏は来て、最高を重ねてゆくのです。
だから、彼らのことがずっとすきなのです。
■散りばめられた藍坊主のあの空
たぶんこれはだいぶこじつけもあるけど、でもそれでもいいのです勝手に思ってるから。だって藍坊主の曲だもの、曲の中にも藍坊主が居るに決まってるので。
カレーライス:スプーン🍛
空:空と青空
流れるまま駅に立つ:ほんのり「降車ボタン」の気持ちで毎回ぎゅってなる。なので、からの、「また夏が来たな」の目の前が開けてく感じの音の展開に降車ボタン押さなかった!まだ物語続く!ってわくわくが2000パーセントしちゃう。
君の名前、名無し、名前の無い:名前の無い色!すき!
破れた金網:夏の金網の気配!
■なぜヒーローズなのか?
これは友人に聞かれて、確かに!と思って議論が分かれたところで、決めないままふわふわしてたい。
ずっと“僕”だった自分は、ラスサビだけ、“僕たち”なのです。
・ヒーロー(子)を見守る父と母(親)のふたり
・あの日のヒーローといまのヒーロー、そして未来のヒーロー=プールサイドヒーローズ
でも、きっとあると思っていて、親と子がモチーフなのは確かで、ただ、私が唱えたい説は
・あの日の藍坊主といまの藍坊主、そして未来の藍坊主
でもあると思うのですよ!!
かつての自分たちの青かったきらきらした夏の日を思い出して追い求めて、ともすればとらわれているようでもあるけど
でもそんな夏の日を過ごした自分たちを誇りに思って、いつのまにか習慣になってしまったたことも経験に変えて(魚の骨のように)
そう思える夏の日を信じて重ねていったら、その空はきっとまた追い求めるあの空になってくはず。
そして、藍坊主とファンの関係であり、ファンと藍坊主の関係でもあり、応援歌のような気もしてきて。
“ヒーローは君だ。僕はヒーローを守る脇役だ。君が脇役になる時まで”
最近の藍坊主は特に、心強いのですとても。名前の無いわたしの曲でもあるんだって思えるのは、だから。あながち間違ってないと思う、面と向かって聞いたりなんかしたら、どうだろうね?って言われちゃいそうだけど。
でも、藍坊主の曲たちのだいすきなところで、彼らのバンドの人柄(バンド柄?)のだいすきなところ。
ヒーローズは藍坊主で、藍坊主の曲たちで、わたしたち。
はーーー。エモいって言いたくないけど
エモいーーーー!!!!!エモちらかす。
ちなみに、この曲が拓郎さんの叩いたラストの音源だということがより加速させます。
だってさ、音源、すごいもう端々から拓郎さんのドラムなんだもの…さみしい………
昔の自分がキラキラ眩しく見えたりすることたくさんあって。あの時頑張っていたなとか、がむしゃらだったなとか。学生時代はもちろんだし、働き始めてすぐの頃とか。
なんだかそうやって過去を羨んだり、それに比べて今の自分は、なんて焦ったりするけど。
でもきっと未来がきたら、そんな焦燥感の今の日々を、また懐かしく眩しく思い出すこともきっとあるのでしょう。
好きなライブに行って、旅行に行って、自分の楽しいとわくわくを追い求めて。というか、そんな日々に自分でしていかなきゃなと改めて思う曲。過去に負けてられないもんな。
■MV
予告動画の時点で、これは!!!!って思ってたのだけど。めっっっちゃ!よかった!!
乾涸びたプール、
少し色褪せた赤、
夏を過ぎた秋空
解釈一致過ぎるので大川さんと固い握手を交わしたい。
このMV、届いてほしいなーー。
わたしに財力があったならば。渋谷交差点のビジョンか新宿ユニカビジョンで歌付きで流してやりたい。道ゆく人を振り返らせたい。YouTube広告でもよい。
夏が終わって、夏の暑さが恋しくなる、寂しくなるこの季節にむしろぴったりの曲だとおもった。真夏だけがきらきらしてるわけじゃないよね。
そこにかつて過ごした夏の日は確実にあって、決してピーカンのくもりひとつない空ではなくて(そう!“あの雲”があるの!!雲があるから空が映える!!)だから、愛おしい。
ノリに乗ってるいまの藍坊主の歌を演奏を、聴いて欲しいです。メンバー脱退しちゃったけど、起死回生というか。伊達にいろいろ荒波くぐってきてませんが?感がかっこ良すぎる40歳。
12/6@新宿BLAZE、12/18@大阪シャングリラで毎年恒例坊年会ライブあるよ!(最初そらで書いたら逆になってました。修正しました。今年は、配信じゃなくて、生!)チケット発売中!
そしてリクエストライブだよ!10/16まで投票受付中らしいです。絞るの大変だった。
うれしくて楽しいな。がんばらなきゃな。
まだまだ聴き込むぞー!
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