「失敗」との向き合い方のヒントをゲームから学んだ話
DVSのフロントエンドテクノロジスト、shibaです。
失敗とは成功のもと とか、失敗したということは「こうするとうまく行かない」ということを発見したということだから前向きに捉えよう とか、 次に行動をどう変えるかが重要 とか。
言葉の上では理解できるけど、でも落ち込むんだよなあ… とクソザコナメクジ全開でちょくちょく凹みながら仕事をしていて、直近の悩みでもあります。
ところで、皆さんはSOUND VOLTEXというアーケードゲームを知っているでしょうか。
僕が愛してやまない音楽ゲームで、かれこれプレイ9年目です(自分でもびっくり)
音楽のリズムに合わせて画面のとおりにボタンを叩いたり色々するあれです。
音楽ゲームは「覚えゲー」と勘違いされやすいですが、出来る人は初めて見る譜面・初めて聞く曲でも99%くらいのスコアを出すくらいには運要素が介在しない「実力ゲー」でもあります。
100円で3〜4曲、選曲時間からプレイ時間含めてだいたい15分くらい遊べます。
このゲームには「段位認定」システムというのがあって、決まった3曲をプレイしてミスしたら減る(ミスしないと回復する)HPゲージを少しでも残して3曲目の最後までプレイできたらその段位を認定してもらえるという実力テストみたいなものです。
というわけで、ちょっと LEVEL 11 の新たに追加されたコースを挑戦してきます。
ま、LEVEL11 の他のコースは全てクリアしてるので余裕だと思いますよハハハ…
うおおお(プレイ中)
落ちましたorz(ゲームオーバーになったの意です)
1曲目でHPゲージ50%、2曲目で30%とHPゲージを順調に減らして3曲目の中盤で0%になりました。
あと少しなのに!
なんとなく、1曲目は見た目がややこしい譜面だったからよく見ることを意識、2曲目は実力不足だけど20%減なら許容範囲、3曲目は・・・さっぱりわからんけど再挑戦してきます!
うおお・・・おお・・・(プレイ中)
落ちました…orz
1曲目でHPゲージ75%(UP!)、2曲目でミスして40%まで減らして3曲目のさっきと同じところで0%になりました。
…同じところ?
ちょっと3曲目だけしっかり練習する必要がありそうです。
どうしても今日中にクリアしたいので、100円使って3曲目の曲を3回プレイして練習してきます!
・・・(プレイ中)
完全に理解した(さっぱりわからん)
少なくとも、段位認定でやられていたところは自分の認識が間に合っていなくて手が追いついていなかったのでちょっと覚えて(覚えるんじゃん!)、それ以外のところはとにかく気合を入れて手を早く動かせばなんとかなる!(音ゲーマーはこれをゴリラ思考と呼びます)
というわけで、次で最後にしたい!
挑戦してきます!
🐑 (プレイ中)
なんとHPゲージ50%残しでクリアできました!!!!🎉 🎉 🎉 🎉
75%→60%→50%みたいな推移でした!!
やったー!!!!!!
で、失敗との向き合い方の話です。
今回僕が音ゲーでやったことは、挑戦→落ちる→分析→練習→挑戦…を繰り返してクリアしたという一連の流れです。
クリアしたとき、ふと「これこそ失敗との向き合い方なんじゃないか?」と頭によぎりました。
ゲームで落ちる(ゲームオーバーになる)というのは失敗するということで、僕は無意識に「次どうすればクリア(成功)できるか?」と考えて実践しました。
更にいうと、2度も同じところで落ちた(失敗した)ことからその要素について記憶・練習(学習)してクリア(成功)に繋げました。
落ちたときに凹んでた時間なんて10秒くらいだったと思います。
実際の仕事でも、失敗したときに「やらかした…」となるより先に「悔しい!うまくやるにはどうすればいい!?」くらいのテンションで失敗に向き合うことができれば、きっと失敗に対して凹むこともなく前へ進むことが出来る気がします。
僕は実力が問われるゲーム(音ゲーとか将棋とか)が好きでそちらでは無意識にできていたのに、仕事ではできていませんでした。
直近の例を挙げると、MTGに向けて慌てて準備した結果深く検討できていない項目があって、その項目について議論しようとして根本的な視点が抜けていた事がありました。
これまでだと「根本的な視点が抜けていた」「こんな大事な視点を見逃してしまうなんて…」と凹むような感じです。
しかし、今回の学びから「そもそもMTGに向けて準備を慌てるようなスケジューリングをしないようにすればこんな事は起きない!」と視点を切り替えて改善のための次の一手を考えられるようになりました。
物事を実体験の中で捉え直すと言葉の上で知っているときとは明らかに違う認識を持てるようになりますね。
失敗に悩む方はぜひ自分の生活の中でゲームに関わらず失敗に対してアクションしたときにどう動いているかを振り返ってみてください!
読んでくださりありがとうございました。
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よろしくお願いします!