『神格化』
こんばんは。
ちょっと考えたいことがあったので。
察しの良い方はお気づきかもしれませんが、私は約11年、羽生結弦さんのファンでした。(熱量は下がりましたが今でも応援していますし、彼は私の憧れのスケーターです。)
正直、「ファン」という括りがあまり好きではないのでそう自認はしていませんが、ここでは敢えてそう表現させていただきます。
昨夜オンエアされた「ユーミンのオールナイトニッポン GOLD」にて「神格化」という単語が出てきたのでこちらについて考えてみました。
生きている人間を神格化することの危険性
対象が羽生結弦さんだけに限らず、実在の人物を応援している場合にありがちだと思いますが、「唯一無二論」が行き過ぎてしまうとフィルターが濃く掛かり、対象である人物にに対して高い理想やイメージを抱きやすくなります。高い理想やイメージを抱くだけならば良いですが、問題はその価値観や意見を絶対とし他者を牽制したり、対象である人物に押し付ける行為であると考えています。
また、現在生きている人間を現人神のように崇めることは相手を縛る行為であり「1人の人間」としての尊厳を軽んじているように感じられます。
人を「好き」だと感じる心に正解も不正解もありませんが、時にその気持ちが相手を精神的に縛ることもあるのだということをひとつ、胸に留めて頂けるととても嬉しいです。
私自身も高い理想を抱きがちですので自戒を込めて。
最後までお読みいただきありがとうございました🫶🏻