Photoshop / 紅葉させる方法

お世話になります。紅葉狩りに、普段なかなか行かない京都洛西方面に行ってまいりました、現役グラフィックデザイナーのsenatsuです。

今回は、紅葉のシーズンを避けて撮ったお写真でも
紅葉させちゃえる記事になります。

よくある手法と、より自然な方法を紹介します。

それでは早速！

【 BEFORE 】

サンプル画像

【 AFTER 】色域指定を使う方法

【 AFTER 】より自然な方法

【 1 】選択範囲＞色域指定

赤く囲ったスポイトマークを選択して、紅葉させたい色味のあたりをクリックします。
何回かクリックして、色を変えたい箇所を白くなるよう指定していきます。

続いて、指定したい葉がだいたい選択されるまで、許容量を動かしてみてください。
今回の画像だと、184くらいの数値にスライダーをスライドさせます。

【 2 】カラーバランス調整レイヤーを作成

取得した選択範囲で、カラーバランス調整レイヤーを作成していきます。
中間色・シャドウ・ハイライトの数値を調整します。今回の画像の数値は、中間色「+63　-44　+42」

シャドウ「+20　-15　-34」

ハイライト「+12　-20　+3」です。
お使いの画像によって見た目で整えてください。

【 Finish ! 】

もっともオーソドックスな、色域指定を使った色味の変更方法です。
ただこの方法の欠点は、色域指定による選択範囲のあたりが割とアバウトなため、
・自然な葉の階調が飛ぶ
・奥行きなどの空間を無視して、奥につれて彩度が下がるはずの色味まで
補正してしまう。

などがあります。端的に言うと、ちょっと不自然なんですよね。

なので、ここからはトーンジャンプなどノイズも乗りづらく、
自然で、同じくらい簡単な方法と、
気をつけるだけで、自然になる留意点を書いていきます。