☆聴いている人を傷つける紹介方法と、その問題点★
あなたは自分の好きなものを人に紹介するときにどうやって説明していますか?
ぼくには苦手というか、嫌いな紹介のされ方があります。
その名は【 ロイター板式紹介方法 】です。
「え? なにそれ?」って?
その気持ち、よくわかります!笑
それでは、説明していきますね。
(ちなみにロイター板とは、跳び箱を飛ぶ時に使うバネの付いた踏み切り台のことです。)
ロイター板式紹介方法とは、
・自分の好きなもの
・自分が良いと思っているもの
これらを強調する手段として、他のものの名前を出し、他を下げて自分の勧めたいものがよく思われるように紹介するやり方のことです。
ex) 好きなアーティストを紹介する時
「わたしこの「〇〇(アーティスト名)」、昔から大好きなんですよ!ダンスも良いんですけど特に歌がめちゃくちゃ上手くて!
有名な「□□(他のアーティスト名)」っているじゃないですか?
実は□□よりも、〇〇はライブの動員数も多いし、業界内のファンも多いんですよ!
人気から見ても、もう□□の時代は終わって、これからは〇〇の時代なんですよ!」
と、少し大げさに書きましたが、こういう紹介の仕方です。
自分の紹介したいものを、より優位に見せようというこのやり方。
〈 他のもののイメージを悪くさせるだけでなく、自分の紹介したものの価値をより高く見せる〉、ロイター板として他のものを使うこのやり方。
踏み台よりもタチが悪い。。
ぼくはこの紹介の仕方をされると、
なんだか嫌な気持ちになります。。
なぜなら、
その紹介を受けた人の中には、
ロイター板代わりにされたもののこと
(さっきの例で言うと□□のこと)
を好きな人もいるかもしれないから。
他のものを良く言うために、自分の好きなものを悪く言われても、聴いている人はただ嫌な気分になるだけ。
紹介されたものに興味を持てない。
少なくとも、良い気分になることは絶対にない。
「こういう言い方をしたら、こう思う人もいるかもしれない」
我利我利になってて、
"〈 自分の言動で人がどんな感情を抱くか 〉を想像している気配すら感じられない"というのが、この紹介方法の最大の問題点だと思います。
それを分かった上でやってるんだとしたら、
ぼくはその人のことをますます信用できなくなってしまいます。。
伝え方に、人の心は表れる☺︎
一緒に、伝え方に気を配っていきましょう♪
〆