男が眼瞼下垂の手術を受けたことをきっかけに、「整形」について考えてみた ②
ども。secchanです。
それでは後編をご覧くださいませ。
前回 ↓
◇整形とは?
眼瞼下垂を受けた皆さんのブログを拝見していると、
「普通の二重整形で眼瞼下垂の症状が治ったよー」という方もいらっしゃいました。
しかし、担当していただいた病院の先生曰く、
「setsuくんの場合は二重の手術やってもすぐに糸が取れちゃって意味がないくらいの、がっつり眼瞼下垂だからダメっ」
と言われ、眼瞼下垂手術を受けました。
この時、ある疑問が浮かびました。
自分が手術を受ける目的は生じている症状を治したいから。
でも、さっきブログの方のように、
見た目をより良くする目的で手術をする人と
同じ方法で症状が解消するケースもある、と!
〈 じゃあ一体、整形と治療の違いとは何ぞや 〉
ぼくが疑問に感じたのは2点。
まずは、こちら!
◇治療とはいえ、「やることは整形と変わらないじゃん!」
つまり、
「いくら病気を改善したいから」という理由で受けたとしても、それは定義上のことであって、
手術の方式が一緒。
だから、誰かから
「それ整形じゃん!」と言われれば、
「 あ…そうですね。。」
と、なるのは仕方のないことかもしれません。
そもそも、整形とは ↓
美容外科学(びようげかがく、Cosmetic Surgery、Plastic Surgery)は、
人体の機能上の欠損や変形の矯正よりも、専ら美意識に基づく人体の見た目の改善を目指す臨床医学の一つで、独立した標榜科目でもある。
医療を目的とした形成外科学とは異なる。また、整形外科学と混同されがちであるが全く分野の異なるものである。
つまり、
整形と聴いて一般的にイメージされるのは
【美容外科】であって、
医療目的の形成外科とも違うということですね。
「なんだ、結論出たじゃん!
たとえ同じ施術方法だとしても、
美容目的だったら整形、治療目的だったら治療ってことじゃん!」って?
まー、そーなんですけどね。。
正直これは、調べる前に
「たぶんこうなんじゃないかな?」と思っていた答えと一致していました。
でもですね、こっからがぼくの感じた疑問の神髄!
疑問に感じた2つ目↓
◇「どこからが整形で、どこまでが治療なの?」
(以下、整形=美容整形)
整形へのイメージは、
一昔前に比べてだいぶ世間の認識も変わったと思います。
しかし、まだまだ世間の整形へのイメージは、決して良いものばかりではないですよね。
ぼく自身、目のカタチや顔の印象が今までとは多少なりとも変わるわけですから、
「人からどう見られるかなんて100%気にならない!」と言えば嘘になります。
少なくとも、いまの日本において、
「整形」というワードを聞くと良いイメージを持たれることは少なく、多くの場合は悪いイメージを連想されてしまう、と思います。
ファッション等の目的でするピアスやタトゥーに対して、
「まぁ! 親からもらった大事な身体にキズをつけるなんて!」
という意見を聞いたことがあります。
(ぼく(20代)の親世代や、そのまた上の世代の方から聞くこと多かったです)
(その部分に関しての是非は置いておきます)
<自分の身体に治療以外の目的で手を加えること>
ここに嫌悪感を抱いている人が昔は多かった。
だから、
”整形は良くないもの”というイメージが現在まで残っているのではないでしょうか。
果たして整形とは、
美容整形外科などで受けるもの
( 目を大きくする、鼻を高くする、など )
の、ことだけを指しているのでしょうか?
◇ひとり整形討論
ここで、一緒に考えてみましょう。
(※考えることが目的で、「正解」は書いていないので、予め悪しからず。)
例えば、歯の詰め物なんてどうでしょうか?
「それは治療目的でしょ?」
虫歯削って、プラスチック、金歯、銀歯を詰めるのは整形ではない?
「そうでしょ!治療だもん」
では、セラミックは?
これは綺麗に見せるためにやるんだから、美容目的ではないですか?
「いや、これは同じ被せものだから」
例えば、
ある人は虫歯になったので治療をして、詰め物で銀歯になりました。
「はい」
ですがそのあと、色が気になったので銀歯をセラミック変えました。
「見た目を気にしたんでしょ? 美容目的じゃん」
ってことは整形?
「んー、まぁー。」
では、虫歯になったので今度はいきなり、詰め物をセラミックにします。
「え? それも綺麗にするから整形。。
、、いや、待てよ、 治療でもあるのか、、?」
「???」
では、ホワイトニングは整形?
「いや、これは身体の形を変形させるというより、ただ歯に付いた汚れを取ってるだけだから」
でも、口内環境を整える目的以外に、
白く清潔なイメージを持たれようと見た目を意識してますよね?
それが目的でホワイトニングを選択される人が多いのではないですか?
それは美容目的ではないのですか?
「 。。。 」
◇捉え方次第
とまぁ、こんな感じで長々と書いてきました。
ひとり書きながら考えただけでも、頭の中ごっちゃになりました。。
お察しの方もいらっしゃるかと存じますが、
ぼくは整形かどうかの境目なんてものは、
明確にはないと思っています。
整形かどうかはその人の ≪捉え方次第≫ でしかない。
という結論に落ち着きたいと思います。
「なんだよそれ!」って?
しかし、
答えなんて、なかなか出るものではありません。
ぼくは門外漢と言うのもあって。。って、言い訳ですね。。すんません。。
もちろん受け取る人によって、
考え方・捉え方・基準は変わると思います。
「これは整形!」
「あっちは整形じゃない!」
って。
きっと、答える人の数だけ正解が生まれてしまうんです。
「この絵は上手いか、下手か?」と同じように、
<その人の価値観によって変わるもの>
としか答えられないと思うんです。
でも、ぼくはそれでいいと思います。
「答えを決めなきゃいけない」、なんて決まりはないですからね。
決まった答えがないのなら、
「みんな違って、みんないい」という
金子みすゞさんのような結論が平和ですよね☺︎
◇最後に
これを書いてて気づいたことは、
”考えるって楽しい!”ってことです笑
みなさんが今後、
「あの人もしかして二重整形した?」
と思ったとします。
そしてその方が本当に整形していたとしても、
おそらく容姿のことや気持ちのことも含め、
<この整形が少なからず、これからの自分の一生に影響を与えるであろうこと>
これをその方は、他人が考えてる以上に考慮したうえで決断されていると思います。
ですので、
≪人の決断を尊重したうえで、何を言うかを考えるエネルギーの余力≫
くらいは、常に持っておきましょう!
ぼくも心がけますね!!
そして、
これを読んで下さっている方の中に、
「眼瞼下垂症で悩んでいる」
or
「もしかして眼瞼下垂かも?」
という方は、一度、対応してくれる病院にご相談することをオススメいたします。
最後までご覧下さり、本当にありがとうございました!
ps.
手術 (しゅじゅつ) って (しゅじつ) でも良いらしいよ!
しゅじつ しゅじつ しゅじつ
あー、言いやすい♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?