サステナブルなウェディング計画♡
SDGsなウェディングを挙げたい!
2023年3月大安吉日、結婚式を挙げました。満開の桜の下、大好きな彼と家族と友人と楽しいひと時を過ごしました🌸
「人生でもっとも晴れの日」と言っても差し支えない結婚式👰♀️
「人生において一番幸せな日が、誰かの幸せな人生をつくる」というと大げさですが、出来る限りひとに&環境に優しいものにできたら、とっても嬉しい。
そんな思いから、「サステナブルな結婚式」をテーマに、自分たちらしいスタイルを模索しました。
〇前提〇大手式場ゆえの制約多数
本当にサステナブルな結婚式にしようと思えば、とことんこだわることもできると思います。
(ゲストハウスでイチから作り上げるなど)
ただし、私の場合は会場を先に決めていました☟
私たちが選んだような大手式場では、膨大な数の挙式をスムーズに終わらせるために、自分たちでオリジナリティを出せる余地は小さいのが現状です(涙)
また、追加でグッズ等を持ち込む場合は持ち込み料がかかることも…🥲
その中で、今回は、
アラサー夫婦が大手式場の制約の中で工夫して実践したSDGsアクションを取り上げていきます!
<事前準備>
①Web招待状
結婚式の招待状についている「返信用はがき」。
ゲスト側として、私が受け取った時は記入・投函への心理的障壁の高さから、期限ギリギリに返信することがしばしば…😵💫
ホスト側としては、個人情報が載ったはがきの管理が難しそう…💦
しかも、環境の観点から見ると、はがきの製造・印刷・輸送で換気負荷がかかる。
という、実体験×環境配慮の結果、Web招待状で出欠を入力してもらいました。
なお、ネットに親しみがない世代のゲストには通例通り、はがきで返信をしてもらいました。
②ご祝儀の事前振り込みシステム
実は、上記のほかに、Web招待状にした最大の目的はご祝儀を事前振り込み制にすることでした。
キャッシュレス化の今、自分がゲスト側で参加するときに、ピン札の用意を忘れてて慌てることがありました。
そして宛名書きはとっても緊張します🫨
受け取る側としても、ご祝儀袋は長期で保存はできないので、ゲストの時間・資源を無駄にする可能性がもったいない…😵💫
(水引アートなどリサイクルする方法もあるようですが…)
同じようにご祝儀袋が面倒だと思っているゲストの手間を省き、かつ資源を節約に貢献すべく、Web招待状で登録の際にクレカ等を用いて決済できるようにしました!
もちろん、従来型の当日にご祝儀をいただくスタイルでも選べるようにしています。
アラサー世代中心のゲストで、利用率は6割くらいでした♡
<当日>
お古を利用
新しく買うのではなく、既に持っているものを活用するようにしました。
花嫁が身に着けると幸せになれるという、サムシング・オールドも兼ねています♡
ストーリーがあるグッズを使うと結婚式にぐっと深みが出る気がします😆
①母から引き継いた半襟@和装
半襟(飾りや模様のついた襟)は、母が結婚式で使ったものを再利用しました。祖母の友人(和裁の先生)が手作りした一点ものです♡
真っ白な白無垢の中でアクセントになり、とってもかわいかったです☺️
②祖母の遺品のイヤリング@ウェディングドレス
亡くなった祖母のイヤリングを、結婚を機に母から引き継ぎました。
パールがあしらわれたお花モチーフのボタンタイプイヤリングで、華やかなデザインが結婚式にぴったりでした🥰
引き継いだときは金具が壊れていて、結婚式に向けて修理に出しました。
お手入れしながら、これからも大切に使い続けたい一品です😊
北海道のコミュニティづくりに貢献するお酒
日本政府の「第1回ジャパンSDGsアワード」で内閣総理大臣賞(第1位)を受賞した「北海道下川町」。冬はマイナス30℃、人口約3000人の北の森の小さなまちです🌲
ハチミツが名産品ですが、ミツバチは農薬被害を受けて減少しています🐝
解決のためには、他の主力産業である農業🍅と林業🪵との調整が必要ですが、そのための機会(接点)が今までほぼなかったそうです。
そこで、協力関係を構築して、地域の持続的な発展につなげるきっかけ作りとして、お酒をつくるプロジェクトが発足しました。
そこで生まれたクラフトリキュール「EZOUSAGI」をゲストに提供しました。
みんなに沢山飲んでほしい!そしてストーリーに共感してほしい!ということで、結婚式での提供に尽力してくれた、北海道下川町役場で大活躍中のSDGsギャル👧に、PRのためのスピーチをしてもらいました。
美味しさと香りのよさに、なんと完売!!
リキュール2リットルも用意したのに、PRタイム後の休憩時間に即売り切れました✨
持ち込んだトドマツはまさに「歩く森林浴」で、香りが豊か🌲
披露宴会場からは自然豊かな庭園を見下ろせるので、リラックスできるひとときをゲストに提供できてたらいいなーと思います☺️
余談:
結婚式の様子をEZOUSAGIの公式Instagramで紹介していただきました♡
カーボン・オフセット
こちらも北海道下川町の森林を利用して、結婚式で発生したカーボンをオフセット(発生したCO2を「別の場所や他の人が削減したCO2削減・吸収量」で埋め合わせ)しました♡
「結婚式で発生したCO2」の定義(範囲)は難しいですが、下川町の場合は、0.5トンと1トンしか選択肢がなかったので(当時)、計算は超ざっくりです。
(一人が1日で排出するCO2量 × 参列人数 )
バナナペーパーの席札
結婚式で欠かせないアイテムの1つが「席札」。ゲスト卓の雰囲気を左右する重要アイテムです。
ここでもエシカルな素材を取り入れてみました♡
利用したのは「バナナペーパー」🍌
今までは廃棄されていたオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料とし、日本の和紙の生産技術を用いて作られた「フェアトレード」の紙です。
環境に優しいだけではなく、ザンビアの雇用や教育に貢献しているそう。
<後日>
グッズを捨てない
ウェルカムスペース等で、結婚式当日には大量の小物を用意しました。
(ぬいぐるみ・ボード・写真立て・造花などなど…)
私が利用した会場はウェルカムスペースが2つあったり、中座中にも飾りを用意したりで、事前に会場に持ち込んだグッズは100を超えていました…😵💫
方針としては、
①自宅で再利用できるものはする(写真立て、造花ブーケなど)
②必要な人に渡す
です。
一部を既にお知り合いにお渡ししています。
ですが、
「自宅では使わないけど、手放すのは惜しい」ものもたくさん💦
もうちょっと落ち着いたくらいに、フリマサイトに出品したいと思います♡
余談①:できなかったこと
予算の都合でどうしても叶わなかったのが、「引き出物」「プチギフト」にサステイナブルな要素を取り入れることでした。
理由は、式場の提携業者の品物ではないと、持ち込み料がかかってしまうためです🥲
引き出物リストの中にはエシカルを意識したものもなくはないのですが、ゲストに喜ばれるものかというとピンと来ず‥‥。
結局はゲスト全員に喜んでもらえる(不用品にならない)もの、ということで百貨店の慶事用カタログギフトにしました。
プチギフトに関しては、エシカルな選択肢がほぼありませんでした‥‥😢
持ち込み料は個数に応じてかかるので、少額なプチギフトに持ち込み料をかけるのは、アラサーの懐事情にはキビシイ😵💫
ギフト系をサステナブルでストーリーのあるものにできなかったのは悔いが残るポイントでした。
余談②:密かなこだわり
1つ目:夫婦のサステナブルビジョンづくり
夫婦の「2030サステナブルビジョン」を策定し、ゲストに公表しました。
もともと企業のサステナビリティ対応に関心があり、企業のサステナビリティ戦略策定のための資格を2年前に取得しました。
その時、「このメソッドって夫婦関係にも適用可能では?」と気づき、試しに応用してできたのがこれ😉
(夫に「2030年の理想の姿を教えて」とヒアリングしたところ、2番目に大事なのが「ハゲない」ことだそうです。
私にとっては超どうでもいいんだけど…という気持ちでしたが、男性陣からの共感MAXでした🤣)
2つ目:SDGsウェディングケーキモデル
最後に、サステナビリティ学徒として(誰も気づかないけど)こだわった部分です。
持続可能な開発の三側面(環境・社会・経済)についての考え方をわかりやすく示した下の図は、3つの層が重なることから「SDGsウェディングケーキモデル」と呼ばれています。
このモデルに親しんできた私にとって、ウェディングケーキを3段にする以外の選択肢がありませんでした(笑)
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