極まってないからか麺が美味しかった話
月々、食べた【好きなもの】【おいしかったもの】で記録をしているが、記録のきっかけとなったのは極まってないからか麺である。
からか麺とは
有名な博多豚骨ラーメンチェーン、一風堂で食べることができる辛いラーメンのことだ。
大体お店にあるのは[極からか麺]
豚骨ベースのスープに辛い油、黒マー油、肉味噌、辛い天かすが載っており、ごま爆弾で味変をして担々麺風にできる。
辛さは2段階。
クヨクヨすることがあった日は、激辛を頼み、メンタルのブレを抑えている。
でもってこれが凄まじくうんめぇ、白米を入れたら満足度が500%になる。恐ろしい子。
そんなある日、一風堂を欲していたので1人で訪れる機会があった。
極まってないからか麺と出会う
2024年6月某日。東京都知事選挙で沸いている時期のこと。
この日は献血に行くも、前日に買い物をした際ビニール袋が腕に食い込み、外傷となっていた為、献血ができないという惨めなアンハッピーマンになっていた。
この惨めさを飛ばすにはからか麺しかない。
そう思い、一風堂銀座インズ店へ行った。
今まで何度か一風堂に行っているが、どの店舗も入店後に席へ案内され、店員さんが注文を聞いてくれる形式だった。
しかし、銀座インズ店は食券制。
珍しいなと思いつつ、後ろに人が並んできた為、早めに買わねばと目に入った「からか麺」で安いものと、ライスを購入した。
いつもは卓上にある高菜やもやしも、銀座インズ店では1箇所に集まっており、自席から離れて取りに行った。からしょっぱくて美味しい。
そして注文したものが来た。
ん????????
なんか赤くない?????
注文したのはこっちのはず。
白いスープに赤や黒が載っていたはず。
ごま爆弾はどこ????
穴あきレンゲはどこ????
セルフスタイルだから、食事も違うの????
「からか」と書かれたものを頼んだのは確実であり、今更店員さんに確認するのも面倒だし、
とりあえず食べることにした。
食欲は時に疑問を片隅に追いやる力がある。今がその時でもあった。
食べたかった[極からか麺]を思いながら、スープをすすると、辛さの中に一風堂の白丸(辛くない豚骨ラーメン)らしき旨味と塩味と甘味が来た。
いつもの[極からか麺]と違って味の重なりが、味のレイヤーが少ないので、シンプルかつ豚骨の味を素直に味わえる。
それでもって、肉味噌も噛めば噛むほど甘くて美味しい。
食べ進めるほどに、シンプルかつ奥深い味わいにハマっていき、白米の完食まであっという間だった。
極まってないからか麺とは
食べ終えたあとに領収書を見たところ[からか麺]となっていた。
極まっていない、からか麺????
なんだろうと思い調べてみると、[からか麺]とは名物である白丸や赤丸(白丸に赤い味噌をのせたもの)よりも長い歴史があるらしい。
以下の一風堂通販サイトには極まっていない[からか麺]が売っていた。
それをリニューアルしたのが、ごま爆弾などがついた[極からか麺]とのこと。
そして今食べたのは始祖となるもの。のはず。
なるほど。
これは美味いし、なんならもっと周知されてほしい。
今度noteに書いてみよう。
ここまでが食べていて思ったこと、調べて自分でまとめた結果である。
追加情報が欲しい
この記事を書くために調べたところ、[極からから麺]は再度のリニューアルを経て、自分が食べたような形になっているかもしれないことがわかった。
最近行く機会が無いので、真相はわからない。
もしこれを見ているかつ、最近[極からか麺]を食べた人がいたら、真の[極からか麺]はどんなものだったか教えてほしい。
どちらにせよ美味しかったのは事実なので、
疑問は胸の中でハッピーのラッピングを施して、しまっておくことにした。